食道がんと闘う自然爺の活動

自然の中での暮らしに憧れ、自作の山小屋を起点に自然と戯れていたが、平成21年10月、食道・胃がんが見つかり手術。

『祝儀、不祝儀』

2013年03月07日 18時45分46秒 | 日記

最近はこんな言い方をしなくなっているようだ。この手の表現は地方によっても大きく

異なるし、独特の言い方も多い。特に年齢差による言い回しはもっと大きな違いがあ

りそう。例えば、この地方では葬式の事を『油揚げがあたった』と言う。精進料理に付

き物の油揚げのことを葬式と言い換えているのだ。

昨年の終わりごろは『不祝儀』続きで『何かの巡りあわせで、こんなこともある』と心の中

で慰んでいた。一月は行く、二月は逃げたら三月にやっと結婚と言う『祝儀』の廻り合

わせが一挙に2組もやってきた。先日、娘たちの新築祝い、孫の就職や進級を含める

と嬉しい限りだが『祝儀』には逃げられない付き物が要るから、やりくりに大変なのも祝

儀。結婚式も様々な形態があり1組は、式は身内で執り行い披露宴は双方の家族の食

事会のようなもので、もう1組は結婚式場で行う一般的なもの。その式に招待されている

ので、久しぶりの結婚式に参列させて貰う。

私たちの年代の結婚式は今から比べれば『地味婚』を通り越して『極貧婚』と言っても

いい位だ。歌を歌うにもカラオケなど無いから手拍子だったし、相互互助の会費制の

式もあった。

若い人たちの門出の形は違うが、どのような形であれ『時が経ても幸せ』と言える夫婦

になって欲しいものだ。明後日の式のため明日は出発。

 


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