最近はこんな言い方をしなくなっているようだ。この手の表現は地方によっても大きく
異なるし、独特の言い方も多い。特に年齢差による言い回しはもっと大きな違いがあ
りそう。例えば、この地方では葬式の事を『油揚げがあたった』と言う。精進料理に付
き物の油揚げのことを葬式と言い換えているのだ。
昨年の終わりごろは『不祝儀』続きで『何かの巡りあわせで、こんなこともある』と心の中
で慰んでいた。一月は行く、二月は逃げたら三月にやっと結婚と言う『祝儀』の廻り合
わせが一挙に2組もやってきた。先日、娘たちの新築祝い、孫の就職や進級を含める
と嬉しい限りだが『祝儀』には逃げられない付き物が要るから、やりくりに大変なのも祝
儀。結婚式も様々な形態があり1組は、式は身内で執り行い披露宴は双方の家族の食
事会のようなもので、もう1組は結婚式場で行う一般的なもの。その式に招待されている
ので、久しぶりの結婚式に参列させて貰う。
私たちの年代の結婚式は今から比べれば『地味婚』を通り越して『極貧婚』と言っても
いい位だ。歌を歌うにもカラオケなど無いから手拍子だったし、相互互助の会費制の
式もあった。
若い人たちの門出の形は違うが、どのような形であれ『時が経ても幸せ』と言える夫婦
になって欲しいものだ。明後日の式のため明日は出発。
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