食道がんと闘う自然爺の活動

自然の中での暮らしに憧れ、自作の山小屋を起点に自然と戯れていたが、平成21年10月、食道・胃がんが見つかり手術。

『福島、宮城、中越震災鎮魂の旅』

2013年06月15日 17時57分54秒 | 回顧録

6/9の日曜日から東北、信越方面に鎮魂と称して自家用車で回り、先ほど無事

に自宅に到着した。走行距離2,783Kmを癌から復帰しようとしている爺さんが運転

した。近年、多少ながら自動車道を利用するようになり、以前ほど高速道、自動車

道の恐怖感はなくなっている上、事前にJCTやICなどの情報を調査していること、

それとナビを妻がチェックすることで円滑なドライブが出来ている。

2年3ケ月前に発生した東日本大震災、福島原発災害が余りにも早く忘れ去られよ

うとしている事に憂い、犠牲者の鎮魂、今なお東電のために故郷を追われている人

たちの心情を、より深く理解するため現地に行き、自分の目で見て、それを覚えて

おくことを目的にした。ただ、そうした方々の所や特定の施設などに出向くのではな

いから、正しく言えば、その目的を果たすことはできないかもしれない。しかしその

後、人に伝える、語るなどで風化を少しでも防ぎたい。

今更、そんなことをしても世の中が変わらないことなど知っている。私はドン・キホー

テと言われてもいいから、努力するつもりだ。

帰宅し新聞受けにあった新聞の一面に『中国電力、安全対策完了前に原発再稼

働の申請』と大きく掲載されていた。彼らの頭の中に『福島原発の惨状と現状』は既

に消え去っているらしい。現地に行き話を聞くと、ブログなどには書けない悲惨な事

や辛い事は沢山ある。私が自分で見たものは極々一部でしかないが、追々紹介さ

せて頂く。


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