先日来の雨はこの辺りでも大量に降り続き団地前の川は水位が上がり、普段は川底に
生えている背の高い草や葦が水の流れを隠す処もあるのに、一面が濁流になった。
雨が降り増水していなくても川はこうでなければならないが、手入れの行き届かない川は
『水の見えない川』になってしまう。なれの果ては『セイタカアワダチソウ』がはびこり、川は
姿を変え黄色い花の咲く場所になってしまう。耕作放棄地に、この雑草が攻めて黄色くす
る景色は慣らされてきたが、それが川にまで及ぶようでは情けないの一語に尽きる、こう思
う人は沢山居ると思うのだが。幸い、この川底は夏前の草刈りで刈り取ってあるから、2度目
に刈る時は案外と楽に刈れるからセイタカアワダチソウが大きくなる前に始末できる。
川底の草刈りがされていない所には、上流から流れてきたゴミ、枯れ木などが草に絡みつ
き、水の引いた後には、倒された草とゴミが残り、更に哀れな姿になってしまう。こうした負は
少しだけ手を加えれば少しの負で納まるが、放置すると手の付けられない負になってしまう。
台風一過は荒れた天気が晴天になる姿を思わせるが、手入れをされない川では上流のゴミ
受け皿になってはいけないと思う。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます