ぶっちゃけ寺から良寛さまの恋愛

2015-01-16 21:06:43 | 恋と愛・結婚

                                                     

ぶっちゃけ寺の記事の時に、良寛さまのことを書きました。

りょうかん て、誰?・・・一休サンではありません。(笑)

 

新潟県の出雲崎、350年も続いたお金持ちの旧家に、長男として生まれた。(江戸時代の後期のこと)

結構、若い時は遊んでいたが、なぜか18歳の時、急に寺へ駈け込んで、僧になった。

曹洞宗の禅僧として厳しい修行や旅をして、晩年は、故郷の出雲崎に戻り、海辺の小さな庵にすんでいた。

 

子供が大好きで、一緒にかくれんぼをして、隠れたまま日が暮れ、子供は皆帰ってしまった。

良寛さまは、翌日もそのまま、村人に何をしていると聞かれたら、「しいっ、子供に見つかる」と言ったという。

 

70歳の時、40歳位年下の「貞心尼」という、尼さんに出会い恋愛関係になった。

(なんでも貞心尼さんが積極的でとのこと。。)

亡くなるときも、貞心尼に、看取られた。

 

二人が交わした歌が、たくさん残されている。(結構離れて住んでいたとのこと)

 

死病に倒れた良寛さまは、切なくも 早く会いたいと歌を送る。

   『あづさゆみ春になりせば草の庵を とく出てきませ会いたきものを』

駆け付けた貞心尼を見て、素直に喜んでいる、良寛さま。

   『いついつと待ちにし人は来たりけり 今はあひ見てなにか思わん』

 

素直で、美しい。

 

私は、高校時代に、友人達とこの庵を訪ね、お坊さんと尼さんなのに・・とか言って、面白がっていました。

(えっつ、まじ~、そんなのあり~!!でしょうか)(笑)

今は、プラトニックであろうがなかろうが、二人の愛に、人として感動するものがあります。


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