姿勢の力・・正座

2015-08-21 16:08:23 | 心と身体のつながり

最近、姿勢がよくなったといわれました。

かなり、あきらめていました。

残念ながら、まだ、長い時間は続きません。

 

猫背傾向で、姿勢をよくすると思うと、おなかをそりだす癖があります。

胸を、上に持ちあげることが、少し身についてきたのだと思います。

 

不安感にかられると、背中は曲がり、力が抜けます。

 

ちなみに、力が抜けるのと抜くのは違う。

 

抜けるのは、くたっとふわふわした感じ、押されたらすぐに、ひっくり返る。

パニックのときなど、足に力が入らず、血の気の引いたようになり、たっていられません。

 

抜くのは、柔らかい感じで、押されても動かない。

リラックスは、この、力を抜いた状態というわけ。

 

昔の人は、着物で腰や背中をきめていました。

帯をすると自然に腹が据わるような感じです。

 

茶道の稽古で、ある宗匠が、お茶を練る(濃茶をたてること)時に、

「ここに力を入れるんだ」なんて、前から帯をバンバン叩いているのを見たことがあります。

 

着物は、服よりも、いろいろな細かいところに気を遣わなくてなりません。

そういうことで、気配りや、所作など身に着けてきた。

 

日本人は、着物を着ることで、自然に、心も、腹が決まる ような姿勢を作って鍛錬していたのですね。

腹が据わって、肩の力を抜くことができる。

 

究極は、武士。武道も。

 

きちんと背中を伸ばして、腹を落として、正座して、気持ちを込めて、「ありがとう」とお辞儀、礼をしてみてください。

心から、感謝の気持ちがわいてきて、心が強くなった気がします。

 

是非お試しを。

それでは、また。

 

 


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