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「栗原正明」選手~カーフマン近畿ステージ レースレポート 

2010年03月30日 | つながり
◆BODY TUNE (ボディチューン)でサポートさせてもらっている学生トライアスリート栗原正明君(国士舘)からほやほやのレースレポートが届いたので御紹介。

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[デュアスロン グランプリ カーフマン 近畿stage]

キッチン用ゴム手袋でつかみとった日本チャンプの座。
しかし、その座は座るものじゃなかった。

それは背負うものだった。

そして、迎えた近畿stage。@神戸 グリーンピア三木公園

土曜日朝10時に東京駅を出発し、バスにゆられること10時間。
社会人は飛行機・新幹線だけど、学生の僕は高速バス移動。

スタートラインに立つ有力選手は、
四天王のうち3人深浦選手・森選手・高橋選手と濱選手と僕。

四天王が日本選手権の雪辱を晴らすのか、勢いにのって僕が行けるのか。
12時スタートの号砲。


~1stラン 1km×5周=5km~

スタートの号砲とともにお家芸のスタートダッシュを決める!
スタートダッシュ
1周目2'50
2周目2'50

3周目でペースが落ちて、先頭集団に吸収される。
しかしこの時、序盤のハイペースで高橋選手と濱選手が遅れる。

先頭集団は深浦さん・森さん・僕。
4周目先頭集団
5周目の上り区間で僕も先頭から約5m離され、トランジへ。

最近上手くなったラン→バイクの競技転換であるトランジッション。
すばやく済ませて、バイクは先頭と同時スタート。

~Bike 4,86km×6周=29,1km~

今回のバイクコースは2km上って、3km下り&平坦コース。
得意なUP&DOWNなコースなだけに僕は試合を積極的に作っていこうと思っていた。

しかし、そう簡単に四天王が作らせてはくれない。

深浦選手は、王者にふさわしくオールラウンダー。
森選手は、山上りのバイクレースで優勝の経験を持つ実力者。
高橋選手は、元MTBライダーでバイクの実力は折り紙つき。

2周目上り、森選手のアタックにチギれかけるも、下りで追いつく。
3周目下り、高橋選手は下りで積極的に集団から抜け出しを図る。
4周目上り、深浦選手が前に出て振り返り、後続の顔色をうかがう。
5周目上り、僕がアタックしかけるもチギることは出来ず。

めまぐるしく先頭の入れ替わる展開に会場の熱気もヒートアップ!

5周目アタック

結局、バイクは4人集団のままトランジに入り、勝負の2ndランへ。

~2ndラン 1km×5周=5km~

自身史上最速のバイク→ランのトランジにより僕がトップで走り出す!
最速トランジッション

しかし、
500m地点で深浦選手に追いつかれ、チギられる。
1000m地点で森選手に追いつかれ、チギられる。
2500m地点で高橋選手に追いつかれるも、粘る!

こんな時こそ、応援の力!

しかし、地元が近い高橋選手への応援が多い。
そんな中にも同志社大学や関西大学の学生が僕を応援をしてくれる!

3500m地点で渾身の力でアタックし、高橋選手を離すことに成功!
4000m地点

しかし、ここで気を抜くわけにはいかない。相手は四天王だ。
ラスト100mラストスパートで高橋選手の追撃を振り切り、ゴール!

結果は、深浦選手・森選手に次ぐ3位入賞!
ついに、ここ2年間続いていたデュアスロン界の四天王時代に終止符を打った!


これからは、デュアスロン界の黒船 栗原正明していこう。

栗原 正明
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