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引越しいたします。

ミレアグループ、イスラム保険で新疆ウイグル進出か?

2006-05-04 00:33:11 | ニュース

「タカフル」に力 東京海上日動がイスラム教徒向け保険
(産経新聞) - 4月13日
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060413-00000014-san-bus_all
中国進出も…未開拓市場に期待大
 東京海上日動火災保険を傘下に持つミレアグループが「イスラム保険」(タカフル)事業の強化に乗り出している。サウジアラビア、インドネシアに続き、二月にはタカフル先進国のマレーシアで免許を取得、今後は中国進出も検討している。宗教上、通常の保険に入れないイスラム教徒のために生まれたのがタカフル。世界人口の五人に一人、約十二億人がイスラム教徒とされるだけに、同社は未開拓の大市場に期待を寄せている。
イスラム社会ではイスラム法で金利や投機などを禁じている。このため一九七九年にスーダンで生まれたのが、アラビア語で相互扶助を意味するタカフル。契約者が資金を出しあって事故や死亡の際に分配金を受け取る仕組みで、社会的役割は日本でいう保険と同じだ。生保に相当する家族タカフルと損保にあたる一般タカフルがある。
(中略)
ミレアがタカフル事業に力を入れるのは、イスラム社会の市場規模と将来性への期待が大きいからだ。タカフルの歴史は三十年足らずと浅く、現在の世界市場は千四百億-千七百億円程度。サウジでは保険業の対GDP比率は0・02%程度にとどまり、世界平均の5%と比べ拡大の余地は大きい。ミレアでは、二〇一五年には八千億円市場に拡大すると見込む。
 サウジ、マレーシアでの営業推進を図るとともに、イスラム教徒の多い中国・ウイグル族居住地への進出も検討中。投資型の商品開発などとあわせ事業拡大を目指す。

面白いニュースなのでクリップだけしておきます。

はたして、新疆ウイグルで外資がムスリム向けの事業をやろうとして成功するものなのであろうか。もちろんイスラム法は何年も前に新疆ウイグルでは廃止されて共産主義下の中国の制度下にある。
また、熱心なムスリムで保険を利用するような中間層が果たしてどのくらいいるのであろうか。

事業成功のカギを握るのがサウジアラビアかもしれない。アブドラ国王、胡錦涛主席の相互訪問で関係強化が図られている。その辺の人脈をうまく利用すればいいのではないか。是非ミレアグループでは新疆ウイグルで事業成功してほしい。

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