【元日経新聞記者】宮崎信行の国会傍聴記

政治ジャーナリスト宮崎信行、50代はドンドン書いていきます。

【第50回衆院選】泉健太・立憲民主党代表、日本維新の会との候補者一本化は難しいとの認識「ミッション型内閣」を念頭に「我々と中途半端な姿勢の党を待ち続けるわけにはいかない」と強気

2024年06月21日 22時20分21秒 | 新・立憲民主党2020年9月15日結党
 立憲民主党の泉健太代表は、次の第50回衆院選のおよそ半数以上で、「自・立・維」の3つ巴となる見通しになったことで、日本維新の会との候補者調整による一本化を断念する考えです。

 きょう令和6年2024年6月21日(金)の定例記者会見の前日の内閣不信任決議の採決で、日本維新の会、国民民主党が立憲と統一した行動をしました。各々「調査研究広報滞在費の歳費法改正」と「揮発油税法のトリガー条項凍結解除」で自民党との岸田文雄首相・木原誠二幹事長代理に修正協議の梯子を外されたことへの意趣返しとみられます。

 泉さんは立・維の競合が150選挙区を超えて一本化が不可能となった現状も念頭に「立憲民主党が、まず自民党に代わる新しい政権を作る。そこに向かって今、全国で活動を展開しています。そして私自身ももしかしたら連立内閣かもしれないから、ミッション型内閣として、各政党と準備しなければいけないのじゃないかという問いかけをしています。それにどう応じるかなと思うんですね。結局、(自民第一党か立憲第一党かの選挙結果の)両にらみでいきますよという姿勢なのか、それはもうまさに各党の判断だと思うんですね」としました。

 岸田文雄首相が解散を見送ったことから、ことし9月から来年10月までに選挙の日程の選択肢が広がりましたが、「それは我々と中途半端な姿勢であれば、そこをずっと待ち続けるっていうわけにはいかない」として、党の体制強化を図ることを優先するとしました。

 泉さんは、9月の代表選の態度を記者から問われ、党選管(吉川さおり委員長)が日程を決定してからだと煙に巻きました。

 以上です。


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