
[写真]令和米騒動の主犯格ではないかと噂されている「ヤマタネ」倉庫(手前・江東区)とタワーマンション3棟(向こう側・中央区)。資本主義にうごめく人間たちの心をえぐり出したような快心の構図です。「ヤマタネ」は運河に挟まれた「越中島」にあるので閉鎖的な印象でアベノミクスの光と影のように見えなくもありません。そのせいか、手前側の東京15区では「当事者議員」の立憲の酒井なつみさんが補選もいれて2連勝、向こう側の東京2区では自民党の辻清人さんの5連勝が続いています。
2023年4月、宮嵜信行撮影。消しゴムマジックで一部加工しました。
関東のラジオ局「文化放送」がインターネットメディアを盗用していたと、会社のホームページで発表しました。謝罪で手打ちとなったようですが、同社は他にもネットメディアの独自記事の著作権侵害のおそれがあり、今後は知的財産権としての支払請求や賠償裁判になるかもしれません。
第27回参院選の事前情勢調査で、公明党の現職が出る兵庫県と福岡県の3人区でどちらか1名しか当選しないのではないか、との一つの調査があります。兵庫の高橋光男さんと福岡の下野六太さんが登場。共産は東京6人区(7名当選)の吉良よし子さんが登場。3年前は「中盤情勢で次点も」というピンチだった共産ですが、国会での活動ぶりの印象とはうらはらに、吉良さんは自民調査では有力だとする見方があります。
【参議院決算委員会 きょう令和7年2025年6月9日(月)】
「令和5年度決算承認案」は、最終日、「締めくくり総括質疑」となりました。この後、採決。賛成多数で承認すべきだと決まり、議了しました。本会議で報告され、採決されます。
全会一致の警告決議では、八潮市の下水道陥没死亡事故で、中野洋昌国土交通大臣が発言。公明党にとっては、八潮市は良い思い出がないという感じですが、亡くなった方のご冥福をお祈りいたします。
これに先立つ質疑では、高橋光男さんが備蓄米で質問しました。
高橋さんは「公明党兵庫県選出の高橋光男です。まず小泉農水大臣にお尋ねします。昨年私が農水政務官時に提案をし、実現をしていただいた備蓄米の新たな活用、今般大臣主導の随意契約によって現場に届き始め、大変助かったと多くのお声が上がっております。卸業者も精米にご協力され、トラック倉庫など物流事業者も懸命にご尽力いただいております。我が党の中野国交大臣の主導で備蓄米物流支援室を立ち上げていただきました。改めて国の機敏なご対応と、現場の皆様に敬意と感謝を申し上げたいと思います。今後流通状況をきめ細かく他にフォローし、全国隅々まで隔たりなく届けていくことが重要です」と語りました。
私の周りには、備蓄米を見たことがないという消費者が多いですが。それはさておき、高橋さんは持続可能な米作にも言及しました。
高橋さんは「兵庫県では、JAが今年産の最低保証価格を導入しました。玄米30キログラムで1万1000円前後、1キロ当たりにすれば380円です。このいわゆる概算金は2年前まで30キロ7000円前後でした。これでは赤字です」「生産現場の平均コストは1キロ当たり約232円であります。そして、マージンはマイナス30円。規模にもよりますが、基本的には作れば作るほど赤字。ここ数年は生産資材の急騰もしておりますので、もっとひどい状況でしょう。続けられるわけがありません。これは国民の皆様にぜひ知っていただきたいと思います」と語り、生産者にも目配せした発言をしました。
下野六太さんは、質問の前に米騒動に言及しました。「まず、質問に入る前に確認なんですけれども国民の皆さんがですね、今一番悩んでいる苦しんでいるのは、物価高騰だと私は思っておりましてその中であって一番のやっぱり苦しみは米の急激な価格高騰で昨年の夏から半年以上の長きにわたって国民の皆さんがですね、声を聞くと、やっぱり疲弊をしております」と述べました。
きのう、偶然にも「3人区」である中野区の都議選の街頭演説会をみました。こちらは4年前の自民党がゼロで、公明党が最下位に滑り込み、今回女性区議を新人として擁立しており、まったく情勢が読めない選挙区だと思います。開始10分前になってようやく聴衆が集まりだして、150人ほどいたのではないかと思います。まずまずの熱量でしょう。
しかし、3年前は立憲民主党の泉健太代表が、クローズドの両院議員懇談会で改選参議院議員から根詰められ「岸田インフレと闘う立憲民主党」を一番前に出しました。3年前は、小麦でした。全世帯が必ず食べているのは、米より小麦の方ではないでしょうか。しかし、有権者は目に見える世界に反映されますので、米高騰は、与党の現職全員にとって向かい風になるでしょう。
ちなみに、自民調査では「公明党は4人区は4議席」と出ており、全員当選するとの計算になります。これについて、首都圏の公明市議は、安堵。それに先立つ、東京の都議選応援では、自民党の男性地方議員の会社の営業部的な体質が大嫌いだそうです。都議選は、別々に公認を出すので自公の接点はありませんが、自身は国民民主党と連立してほしいとのことでした。いずれにせよ、参院選で自分の県の当選が堅いという自民調査に安堵というのが正直な感想のようです。
●衆議院はきょうはありませんでした。
2023年4月、宮嵜信行撮影。消しゴムマジックで一部加工しました。
関東のラジオ局「文化放送」がインターネットメディアを盗用していたと、会社のホームページで発表しました。謝罪で手打ちとなったようですが、同社は他にもネットメディアの独自記事の著作権侵害のおそれがあり、今後は知的財産権としての支払請求や賠償裁判になるかもしれません。
第27回参院選の事前情勢調査で、公明党の現職が出る兵庫県と福岡県の3人区でどちらか1名しか当選しないのではないか、との一つの調査があります。兵庫の高橋光男さんと福岡の下野六太さんが登場。共産は東京6人区(7名当選)の吉良よし子さんが登場。3年前は「中盤情勢で次点も」というピンチだった共産ですが、国会での活動ぶりの印象とはうらはらに、吉良さんは自民調査では有力だとする見方があります。
【参議院決算委員会 きょう令和7年2025年6月9日(月)】
「令和5年度決算承認案」は、最終日、「締めくくり総括質疑」となりました。この後、採決。賛成多数で承認すべきだと決まり、議了しました。本会議で報告され、採決されます。
全会一致の警告決議では、八潮市の下水道陥没死亡事故で、中野洋昌国土交通大臣が発言。公明党にとっては、八潮市は良い思い出がないという感じですが、亡くなった方のご冥福をお祈りいたします。
これに先立つ質疑では、高橋光男さんが備蓄米で質問しました。
高橋さんは「公明党兵庫県選出の高橋光男です。まず小泉農水大臣にお尋ねします。昨年私が農水政務官時に提案をし、実現をしていただいた備蓄米の新たな活用、今般大臣主導の随意契約によって現場に届き始め、大変助かったと多くのお声が上がっております。卸業者も精米にご協力され、トラック倉庫など物流事業者も懸命にご尽力いただいております。我が党の中野国交大臣の主導で備蓄米物流支援室を立ち上げていただきました。改めて国の機敏なご対応と、現場の皆様に敬意と感謝を申し上げたいと思います。今後流通状況をきめ細かく他にフォローし、全国隅々まで隔たりなく届けていくことが重要です」と語りました。
私の周りには、備蓄米を見たことがないという消費者が多いですが。それはさておき、高橋さんは持続可能な米作にも言及しました。
高橋さんは「兵庫県では、JAが今年産の最低保証価格を導入しました。玄米30キログラムで1万1000円前後、1キロ当たりにすれば380円です。このいわゆる概算金は2年前まで30キロ7000円前後でした。これでは赤字です」「生産現場の平均コストは1キロ当たり約232円であります。そして、マージンはマイナス30円。規模にもよりますが、基本的には作れば作るほど赤字。ここ数年は生産資材の急騰もしておりますので、もっとひどい状況でしょう。続けられるわけがありません。これは国民の皆様にぜひ知っていただきたいと思います」と語り、生産者にも目配せした発言をしました。
下野六太さんは、質問の前に米騒動に言及しました。「まず、質問に入る前に確認なんですけれども国民の皆さんがですね、今一番悩んでいる苦しんでいるのは、物価高騰だと私は思っておりましてその中であって一番のやっぱり苦しみは米の急激な価格高騰で昨年の夏から半年以上の長きにわたって国民の皆さんがですね、声を聞くと、やっぱり疲弊をしております」と述べました。
きのう、偶然にも「3人区」である中野区の都議選の街頭演説会をみました。こちらは4年前の自民党がゼロで、公明党が最下位に滑り込み、今回女性区議を新人として擁立しており、まったく情勢が読めない選挙区だと思います。開始10分前になってようやく聴衆が集まりだして、150人ほどいたのではないかと思います。まずまずの熱量でしょう。
しかし、3年前は立憲民主党の泉健太代表が、クローズドの両院議員懇談会で改選参議院議員から根詰められ「岸田インフレと闘う立憲民主党」を一番前に出しました。3年前は、小麦でした。全世帯が必ず食べているのは、米より小麦の方ではないでしょうか。しかし、有権者は目に見える世界に反映されますので、米高騰は、与党の現職全員にとって向かい風になるでしょう。
ちなみに、自民調査では「公明党は4人区は4議席」と出ており、全員当選するとの計算になります。これについて、首都圏の公明市議は、安堵。それに先立つ、東京の都議選応援では、自民党の男性地方議員の会社の営業部的な体質が大嫌いだそうです。都議選は、別々に公認を出すので自公の接点はありませんが、自身は国民民主党と連立してほしいとのことでした。いずれにせよ、参院選で自分の県の当選が堅いという自民調査に安堵というのが正直な感想のようです。
●衆議院はきょうはありませんでした。
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