
[画像]石破内閣になってから、ほとんど法案が可決していないためか、全会一致の議決にもかかわらず、立ち上がって挨拶することを忘れている政府・与党の大臣・副大臣に挨拶するよう促す自民党議員ら、きょう2025年3月18日の衆議院インターネット審議中継からスクリーンショット。
国会議事堂内で働く、人勧対象でない人々の物価高がもたらす「低酸素」は全員に平等に効いている気がします。「価格破壊のパイオニア」吉野家は国会限定メニューがあり、外から入れないのに「永田町一丁目店」と称しますが、某日は、材料がすべて売り切れたので今日は閉店しました、とのことでした。気になるのは、早終了した場合、店員に時短分の給料が出るかどうかです。
【参議院予算委員会 きょう令和7年2025年3月18日(火)】
「令和7年度予算案」(衆議院修正)の審議は10日目で、きょうは一般質疑2日目でした。再修正案は自公の党内手続きが終わりました。あすは集中審議4回目「外交・安全保障等を含む内外の諸課題」。なお、きょうは火曜日ですが、参の第一種常任委員会は設定されませんでした。
【衆議院本会議】
重要広範議案2本目の「能動的サイバー防御法案」(217閣法4及び5号)が、石破派で干されながらデジタル大臣で初入閣した平将明さんから趣旨説明されました。内閣官房のNISCを改組・増員するなどの内容。
これに先立ち、コメ印法案の「関税定率法改正案」(217閣法6号)が全会一致で可決し、参議院に送られました。
「裁判所職員定員法改正案」(217閣法14号)はれいわ新選組と共産党の反対、自公立維国などそれ以外の党派の賛成多数で可決し、参議院に送られました。共産党は委員会で「純減どころかむしろ純増すべきだ」と語りました。
「地震防災対策強化地域における地震対策緊急整備事業に係る国の財政上の特別措置法を5年延長して改正する法律案」(217衆法 号)は全会一致で可決し、参に送られました。
「半島振興法改正案」(217衆法 号)は令のみ反対、自公立維国など各党の賛成多数で可決し、参に送られました。
「証人等の旅費及び日当に関する法律の改正案」(217衆法 号)は全会一致で可決し、参に送られました。委員会の参考人のオンライン出席を可能にする内容。
「衆議院憲法審査会規程の改正」は共のみ反対し、自公立維国などの賛成多数で議決し、議了し成立しました。
【衆・農林水産委】
「土地改良法改正案」(217閣法22号)を全会一致で可決すべきだと決まりました。前大臣の完全落選で第2次石破内閣から農相になった江藤拓さんらが、立ち上がってお礼する「与党しぐさ」の所作を忘れてしまい、与党議員から手で促される場面がありました。なお、業界団体のホームページでは、二階俊博会長(前衆議院議員)のようです。
続いて、「棚田地域振興法を5年延長して改正する法案」(217衆法 号)を全会一致で可決すべきだと決めました。令和元年法の5年延長のほか、国・自治体の生産基盤強化配慮規定などが盛り込まれました。
「山村振興法を10年延長して改正する法律案」(217衆法 号)を全会一致で可決すべきだと決めました。昭和40年法の第6次改正になります。
あすは野田佳彦さんが質問に立ちます。
【衆・文部科学委】
「大学修学支援法の改正案」(217閣法8号)の法案審査2日目、1巡目の中盤、野党。一昨年9月の国民民主党代表選敗北後に「教育無償化を実現する会」を結成してから、「彼のストーリー」は順調な、前原誠司・日本維新の会共同代表が登場。答弁に立った、あべ俊子大臣は「外相、国交相とされた、大物政治家である委員に、ちょっと私などが答弁するのは緊張する次第ですが、お答えさせていただきます」と恐縮しました。嫌味な感じではありませんでした。重要広範議案の審議入りはこれからで、第1次内閣では比例中国選出、第2次内閣では比例九州選出でバッジを持つ党人派のあべ大臣の真価が問われます。
【衆・総務委】
まず「人口急減地域特定地域づくり推進法の5年延長するなどの改正案」(217衆法 号)を起立多数で委員長提案の法案として本会議に提出すべきだと決めました。「島根県海士町複業協同組合」などを拡充する法改正案。
続いて、「令和7年度NHK予算承認案」が審議入りしました。ここ数年の慣例通り、2日間にわたって開かれます。ところで、「NHK決算承認案」は令和2年度分から令和5年度分までたなざらしになっています。
【衆・環境委】
「鳥獣保護法改正案」(217閣法27号)が趣旨説明されました。質疑は次回。ところで、山本庸幸「元内閣法制局長官・元最高裁判所判事回想録」(弘文堂)の268ページでは、第四部長のとき、平成14年法が「原案がとても法律案とはいえない代物」だったとし参事官を通じて環境省の担当者を呼び出したら「私は、自然保護官(レンジャー)で山野を歩き回っていて、法律のことはさっぱりわかりません」と言われて驚いたと振り返っています。山本さんは第四部長としてその職員とよもやま話をしながら、ほとんど自分で書き下ろしたと明かしています。
【衆・法務委】
一般質疑。
【衆・拉致問題特別委】
林、岩屋、坂井3大臣の所信的あいさつ。
●立憲の常任幹事会は今週はありません。
【官邸】
立憲の逢坂誠二さんらが取り組む病院船構想について「船舶活用医療推進本部」が開催されました。「観光立国推進閣僚会議」も開かれました。日本とミクロネシア首脳、日本と南アフリカ副大統領の会談がありました。
【参議院議長公邸】
参議院協会と議長、副議長との懇親会がありました。勇退議員のセレモニーもおそらくあったとみられます。参議院は1期を「6年1か月」とカウントするため、4期やると「24年4か月」となります。みなしで、永年在職表彰(衆議院では25年)を受けられます。
国会議事堂内で働く、人勧対象でない人々の物価高がもたらす「低酸素」は全員に平等に効いている気がします。「価格破壊のパイオニア」吉野家は国会限定メニューがあり、外から入れないのに「永田町一丁目店」と称しますが、某日は、材料がすべて売り切れたので今日は閉店しました、とのことでした。気になるのは、早終了した場合、店員に時短分の給料が出るかどうかです。
【参議院予算委員会 きょう令和7年2025年3月18日(火)】
「令和7年度予算案」(衆議院修正)の審議は10日目で、きょうは一般質疑2日目でした。再修正案は自公の党内手続きが終わりました。あすは集中審議4回目「外交・安全保障等を含む内外の諸課題」。なお、きょうは火曜日ですが、参の第一種常任委員会は設定されませんでした。
【衆議院本会議】
重要広範議案2本目の「能動的サイバー防御法案」(217閣法4及び5号)が、石破派で干されながらデジタル大臣で初入閣した平将明さんから趣旨説明されました。内閣官房のNISCを改組・増員するなどの内容。
これに先立ち、コメ印法案の「関税定率法改正案」(217閣法6号)が全会一致で可決し、参議院に送られました。
「裁判所職員定員法改正案」(217閣法14号)はれいわ新選組と共産党の反対、自公立維国などそれ以外の党派の賛成多数で可決し、参議院に送られました。共産党は委員会で「純減どころかむしろ純増すべきだ」と語りました。
「地震防災対策強化地域における地震対策緊急整備事業に係る国の財政上の特別措置法を5年延長して改正する法律案」(217衆法 号)は全会一致で可決し、参に送られました。
「半島振興法改正案」(217衆法 号)は令のみ反対、自公立維国など各党の賛成多数で可決し、参に送られました。
「証人等の旅費及び日当に関する法律の改正案」(217衆法 号)は全会一致で可決し、参に送られました。委員会の参考人のオンライン出席を可能にする内容。
「衆議院憲法審査会規程の改正」は共のみ反対し、自公立維国などの賛成多数で議決し、議了し成立しました。
【衆・農林水産委】
「土地改良法改正案」(217閣法22号)を全会一致で可決すべきだと決まりました。前大臣の完全落選で第2次石破内閣から農相になった江藤拓さんらが、立ち上がってお礼する「与党しぐさ」の所作を忘れてしまい、与党議員から手で促される場面がありました。なお、業界団体のホームページでは、二階俊博会長(前衆議院議員)のようです。
続いて、「棚田地域振興法を5年延長して改正する法案」(217衆法 号)を全会一致で可決すべきだと決めました。令和元年法の5年延長のほか、国・自治体の生産基盤強化配慮規定などが盛り込まれました。
「山村振興法を10年延長して改正する法律案」(217衆法 号)を全会一致で可決すべきだと決めました。昭和40年法の第6次改正になります。
あすは野田佳彦さんが質問に立ちます。
【衆・文部科学委】
「大学修学支援法の改正案」(217閣法8号)の法案審査2日目、1巡目の中盤、野党。一昨年9月の国民民主党代表選敗北後に「教育無償化を実現する会」を結成してから、「彼のストーリー」は順調な、前原誠司・日本維新の会共同代表が登場。答弁に立った、あべ俊子大臣は「外相、国交相とされた、大物政治家である委員に、ちょっと私などが答弁するのは緊張する次第ですが、お答えさせていただきます」と恐縮しました。嫌味な感じではありませんでした。重要広範議案の審議入りはこれからで、第1次内閣では比例中国選出、第2次内閣では比例九州選出でバッジを持つ党人派のあべ大臣の真価が問われます。
【衆・総務委】
まず「人口急減地域特定地域づくり推進法の5年延長するなどの改正案」(217衆法 号)を起立多数で委員長提案の法案として本会議に提出すべきだと決めました。「島根県海士町複業協同組合」などを拡充する法改正案。
続いて、「令和7年度NHK予算承認案」が審議入りしました。ここ数年の慣例通り、2日間にわたって開かれます。ところで、「NHK決算承認案」は令和2年度分から令和5年度分までたなざらしになっています。
【衆・環境委】
「鳥獣保護法改正案」(217閣法27号)が趣旨説明されました。質疑は次回。ところで、山本庸幸「元内閣法制局長官・元最高裁判所判事回想録」(弘文堂)の268ページでは、第四部長のとき、平成14年法が「原案がとても法律案とはいえない代物」だったとし参事官を通じて環境省の担当者を呼び出したら「私は、自然保護官(レンジャー)で山野を歩き回っていて、法律のことはさっぱりわかりません」と言われて驚いたと振り返っています。山本さんは第四部長としてその職員とよもやま話をしながら、ほとんど自分で書き下ろしたと明かしています。
【衆・法務委】
一般質疑。
【衆・拉致問題特別委】
林、岩屋、坂井3大臣の所信的あいさつ。
●立憲の常任幹事会は今週はありません。
【官邸】
立憲の逢坂誠二さんらが取り組む病院船構想について「船舶活用医療推進本部」が開催されました。「観光立国推進閣僚会議」も開かれました。日本とミクロネシア首脳、日本と南アフリカ副大統領の会談がありました。
【参議院議長公邸】
参議院協会と議長、副議長との懇親会がありました。勇退議員のセレモニーもおそらくあったとみられます。参議院は1期を「6年1か月」とカウントするため、4期やると「24年4か月」となります。みなしで、永年在職表彰(衆議院では25年)を受けられます。
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