
衆議院法務委員会は、給与法案の可決後に、審議が混乱。
与党は「外国人材拡大のための出入国管理法及び法務省設置法改正案」(197閣法1号)の審議入りをめざした一般質疑を行いました。
しかし、その後、午後5時前に、野党が、「葉梨康弘・衆議院法務委員長解任決議案」を提出。
葉梨さんはその旨を通知し、次回は未定のまま、法務委員会を終わらせました。
解任決議案の審議は早くても、来週火曜日の本会議になりますので、今国会最大の対決法案の審議入りは、4日以上遅れたことになります。
これに先立ち、立憲民主党の公式ツイッターは、同委員会の理事懇談会に法務省が示した資料に言及。
法務省は外国人技能実習生の失踪者、2890人のうち2510人は「より高い賃金を求めて」失踪したとしてきました。ところが、実際にはその理由は1920人で、「指導が厳しいから」「暴力を受けたから」という理由が各々2倍前後増えた「再集計の結果」を提出。
https://twitter.com/CDP2017/status/1063333960267124737?s=20
共同通信や、野党議員のSNSでは「与党理事も怒っている」とのことで、法案審査が大幅に遅れることが確実になりました。
10日間程度の延長説も出ていますが、自民党幹事長らが、廃案を決断すべきでしょう。
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