[写真]国会前庭(衆議院管理)から見た総務省(奥、手前は外務省)、5年前、宮崎信行撮影。
総務省はきょうまでに人事異動を発表し、きょう令和7年2025年7月1日(火)付で、第21代総務事務次官に原邦彰さんが就任しました。一般職4828人のトップにつきました。
原さんは4年前の予算委員会で、菅義偉総理の長男が東北新社や囲碁将棋チャンネルのBS・CS衛星放送参入に関して、当時の情報流通政策局長と不適切な会合をしていたことが週刊誌報道されました。この際、初めて当初から予算委員に配属されていたいた、元関西テレビ放送正社員の森山浩行さん(当時3期、現在は4期で立憲国対副委員長)が、初日から担当。大詰めの早朝に、元・前・現情報流通政策局長が3人が更迭され、採決にいたるかたちになりました。立憲国対は「ラインアップ制」として、担当者が同じ課題を質問する制度となっており、初日から最終日まで森山さんがテレビ入りに登場し続け、女性初の総理秘書官も「元・前・現」にサンドイッチされた状態で更迭され、後腐れがないきれいな展開となりました。
別段恩着せがましいわけではありませんが、森山さんの2度目の質疑の後に、政府参考人として答弁した、総務省の原官房長と、国家公務員倫理審査会事務局の職員は、実は旧自治省同期入省なので、最後の最後に「テレコム(旧郵政省)をきって、総務省を守る行動に出るはずだ」と助言。その通りとなりました。
その後の、原さんは、旧自治省で霞ヶ関に残った幹部ではナンバー2の「消防庁長官」に順当に出世。この際は野党当時3期の森山さんのもとにも就任挨拶に訪れ、自治体消防(森山さんの地元は政令市としては珍しく堺市・高石市消防本部という2自治体連携で執行)についても交流。
その後、3人いる総務審議官を経て、村上誠一郎大臣のもと事務次官となりました。現在の同省は日本郵便の配送問題、放送法のガバナンス研究会発足などの課題はありますが、波は静かな状態と考えられます。ところで、同期入省の人は、人事院職員福祉局長の要職にあります。
総務省はきょうまでに人事異動を発表し、きょう令和7年2025年7月1日(火)付で、第21代総務事務次官に原邦彰さんが就任しました。一般職4828人のトップにつきました。
原さんは4年前の予算委員会で、菅義偉総理の長男が東北新社や囲碁将棋チャンネルのBS・CS衛星放送参入に関して、当時の情報流通政策局長と不適切な会合をしていたことが週刊誌報道されました。この際、初めて当初から予算委員に配属されていたいた、元関西テレビ放送正社員の森山浩行さん(当時3期、現在は4期で立憲国対副委員長)が、初日から担当。大詰めの早朝に、元・前・現情報流通政策局長が3人が更迭され、採決にいたるかたちになりました。立憲国対は「ラインアップ制」として、担当者が同じ課題を質問する制度となっており、初日から最終日まで森山さんがテレビ入りに登場し続け、女性初の総理秘書官も「元・前・現」にサンドイッチされた状態で更迭され、後腐れがないきれいな展開となりました。
別段恩着せがましいわけではありませんが、森山さんの2度目の質疑の後に、政府参考人として答弁した、総務省の原官房長と、国家公務員倫理審査会事務局の職員は、実は旧自治省同期入省なので、最後の最後に「テレコム(旧郵政省)をきって、総務省を守る行動に出るはずだ」と助言。その通りとなりました。
その後の、原さんは、旧自治省で霞ヶ関に残った幹部ではナンバー2の「消防庁長官」に順当に出世。この際は野党当時3期の森山さんのもとにも就任挨拶に訪れ、自治体消防(森山さんの地元は政令市としては珍しく堺市・高石市消防本部という2自治体連携で執行)についても交流。
その後、3人いる総務審議官を経て、村上誠一郎大臣のもと事務次官となりました。現在の同省は日本郵便の配送問題、放送法のガバナンス研究会発足などの課題はありますが、波は静かな状態と考えられます。ところで、同期入省の人は、人事院職員福祉局長の要職にあります。
以上です。