[写真]東京16区の水野もとこさん(左)の応援に入った枝野幸男代表(右)、きょう令和3年2021年10月19日、JR平井駅前、宮崎信行撮影。
きょう公示された第49回衆院選で立憲民主党の枝野幸男代表は、東京16区(江戸川区の大半)の水野もとこ候補の応援に入りました。枝野代表は4候補を応援しましたが、立憲民主党と共産党が競合する選挙区は初めて。
東京16区は前日までの報道では、自民党の前職大西英男さん、立憲民主党の新人水野もとこさん、共産党の新人太田彩花さん、維新の元職中津川博郷さん、N党の新人田中健さんの5人が立候補しています。
枝野さんは「きょう応援に入った4人中3人が女性候補。水野もとこさんは科学技術のJAXA出身で、科学を軽視した政治が続いてきた」とし、コロナ特措法の緊急事態宣言の扱いが分科会より先に新聞で報じられたことをあげつらい「私は東日本大震災、原発事故。実はあのとき避難を呼びかけました。専門家の人よりも広く避難を呼びかける政治判断をした。万が一のことがあってはいけないから。しかし専門家の助言を受けてのことだ」と強調しました。
これに先立つ水野さんの演説では「子育てや介護など生活に根差したところは女性が担っていることが多い。女性が当事者として政治に参画していきたい」とし「みなさんの思いを、国民の思いを国会に届けるために衆議院議員選挙に立候補させていただいた、宇宙かあさん、水野もとこです」と語りました。水野さんは情勢を「あと、もう一歩のところまで来ています」と語りました。
枝野さん、水野さんの演説に共産党への言及がありませんでした。
滝沢やすこ江戸川区議は呼び込みで、期日前投票所を具体的に説明し、「私も投票します」と話しました。演説会の最後には、「投票用紙の1枚目には水野もとこと書いてください」「投票用紙の1枚目には水野もとこと書いてください」と繰り返しました。
日本で最も重要な衆議院議員総選挙は解散制度を取っています。そのため、解散から公示日から投票日まで、大人たちは逆算で大慌てしている中、若い有権者には分かりにくいところがあります。その中で「投票率をあげよう」という若いインフルエンサーがいるのは良いことです。私のように第40回衆院選から10回もかかわっていると、たった12日間の決戦中に、いちいち手取り足取り政治を分かりやすく解説するのは、面倒くさいの一言です。
「1枚目は」の繰り返しで、2枚目はどうするか。比例東京ブロックの共産党、社民党、れいわ新選組の伸長も大事。東京16区在住の方で2枚目をどうするか分からない方は、事務所に問い合わせてください。
[写真]演説する水野もとこさん、枝野幸男代表、滝沢やすこ江戸川区議、同。
[写真]演説する枝野代表、同。
以上です。