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ニュースサイト 宮崎信行の国会傍聴記

元日本経済新聞記者の政治ジャーナリスト宮崎信行が3党協議を現地で取材したり国会中継を見たりして雑報を書いています。

日程のかけひき理事間協議で暗闘、厚生労働はまず医療法改正案のつるしがおりる、能動的サイバー防衛法案は「国会の関与」であす修正したうえで可決か

2025年04月03日 20時48分02秒 | 第217通常会 2025年1月召集
[写真]東京16区比例の立憲・柴田勝之衆議院議員とともにビラを配る岡田克也常任顧問に話しかけたい有権者にしばらく気づかない岡田氏、この後、柴田さんと話した後に岡田さんと懇談、まあ後ろ指をさされて気づかないセンセイ方もたくさんいますが、きょう2025年4月3日午後6時過ぎ、都内で、宮崎信行撮影。

 1年前は厚生労働委が「コロナ明け」で改正法案が少なかったのですが、今国会は早くも会期をはみ出しそうになってきました。

【衆議院本会議 きょう令和7年2025年4月3日(木)】
 「IDA加盟法など改正案」(217閣法7号)は参政党・保守党が反対し、自公立などそれ以外の政党が賛成して可決し、参議院に送られました。
 「漁業災害補償法改正案」(217閣法26号)が全会一致で可決し、参に送られました。
 この後、登壇物として「医療法改正案」(217閣法21号)が審議入りしました。「きょねんの武見敬三大臣の発言」が立法事実となっており、知事が医師の配置の人数の偏在を是正する地域を指定することが初めてできるようになりました。但し知事の権限というより国の関与が高まるとの指摘もあります。質疑では、立憲の宗野創さんが介護体験を交えて質問。「東京維新の会」は比例で2議席で、党幹部が落選しましたが、第2位で東京17区に出馬した新人の猪口幸子さん68歳が初当選し、壇上で質問。猪口さんは医療法人社団理事長の経験を強調したした。議席を伸ばした旧民主系からもスタッフが参加しており、東京での野党戦国時代の象徴となっています。

【衆議院内閣・総務・安全保障連合審査会】
 「能動的サイバー防御法案」(217閣法4及び5号)の連合審査がありました。立憲民主党は岡田克也さん、篠原豪さんが質問しました。自衛隊の通信防護措置の件数などで国会が関与する仕組みを修正案としてあすの内閣に提出のはこび。質疑では、警職法と自衛隊法を束ねて改正することについて、各々に条文を追加するだけで、警察と自衛隊の相互の関係はないとの答弁もありました。

【衆議院総務委員会】
 上述の連合審査会の手続きのほかに、45年ぶりにNHKが暫定予算になったことについて、大臣から事後報告がありました。

【衆議院憲法審査会】
 3回目で、放送CM・ネットCMについて。前々回の任期中は、国民投票法の改正法の附則をめぐるトリックプレーで、「枝野幸男代表・山花郁夫筆頭幹事」がちょっとはしゃいでしまった嫌いがあり、山花さんは落選しました。きょうは、枝野代表が憲法審査会長として、山花さんは国政復帰し、維新の「馬場伸幸幹事長」は代表を経て一議員として各々参加しました。前日に、自民党幹事長代理の佐藤正久参議院議員が「参議院の緊急集会」に話を寄せさせようとしましたが、自公の衆参が違うことを言う百家争鳴状態が続きます。

【衆議院地域・こども・デジタル特別委員会】
 こども家庭庁が所管する「児童福祉法及び児童虐待防止法など改正案」(217閣法40号)は、「不十分だ」(東徹・維新衆院議員)としながらも賛成多数で可決べきだと決まりました。

【衆議院消費者問題特別委員会】
 大臣所信に対する質疑で、公益通報の審議入りはせず散会しました。

【参議院内閣委員会】
 「風俗営業法改正案」(217閣法47号参議院先議)は全会一致で可決すべきだと決まりました。但し超党派議法のダンスホール規制法で政府が意図的にややこしくしたとみられる「接待飲食営業1号から5号まで」から外れた「ガールズバー」などの深夜・未成年・客引き営業に関する改正は全く見送られ、議員から指摘も出ました。

【参議院厚生労働委員会】
 「労安衛法の包括的な改正・規制強化法案」(217閣法57号参議院先議)が審議入りしました。これで、今国会の参先議法案はすべて委員会で審議入りしました。この法案は、ILO155号条約の国内実施法を含む改正案。質疑は次回ですが、立憲は今夕のNCで政府原案賛成を党議決定しました。なお、カスタマーハラスメントは別の法案です。

【参議院国土交通委員会】
 「道路法改正案」(217閣法12号)が趣旨説明。

【自民党】
 「旧・清和会5人衆」の萩生田光一さん、松野博一さん、西村康稔さんの党員資格停止期間が明けました。

●あすは別記事で速報したとおり、議事堂内での与野党党首会談が開かれます。

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あす異例の議事堂内の与野党党首会談「2020年体制で2回目」能登半島以来、米国トランプ大統領の自動車を含む相互関税・追加関税をめぐり

2025年04月03日 20時00分27秒 | 第217通常会 2025年1月召集
[写真]いわゆる自由の女神像の前に立つ筆者、アメリカ・ニューヨーク市で。

 与野党はあす令和7年2025年4月4日(金)の午後3時半から、国会議事堂内で党首会談を開くことにしました。議題はけさ5時(日本時間)にトランプ大統領が発表した関税や相互関税に関して。きょうの日経平均株価は早朝に暴落しましたが、その後、一部の銘柄に買い戻す動きがあったようです。トヨタ自動車などの関連産業の従事者は550万人だとされ、与野党が「災害」として対応することにしたようです。

 立憲民主党と国民民主党の現法人が結党した2020年体制での、議事堂内での与野党党首会談はきょねん2024年1月5日(金)以来通算2回目。前回は6党首の「6、7、8日の3連休の間に、所属議員は議員としての視察目的で能登に行かない」との申し合わせをめぐり、その後、混乱がありました。
 
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厚生労働など与野党せめぎ合いで「薬機法改正案」の審議入りは先送り、能動的サイバー防御はあす「警察、経産、防衛」所管の3委員会が連合審査で岡田克也さんも登場

2025年04月02日 19時49分48秒 | 第217通常会 2025年1月召集
[写真]日比谷公園の池にその全景を映す厚生労働省、霞が関ネタは変化に乏しいため使い回しになりますが、写真は新しく先週木曜日(2025年3月27日)に撮影。

 きのう4月1日に承認されたNHK予算の年度はみ出しは45年ぶりだったようです。総務省と厚労省の失業率・有効求人倍率の発表が1日だったことも異例と思われます。きょう2日も、国会の各委員会は、今後の日程の立て方をめぐって与野党の思惑が交錯しました。

【参議院憲法審査会 きょう令和7年4月2日(水)】
 今国会第1回の開催で、タイトルは憲法に対する考え方。「ヒゲの隊長」からもはや参議院自民党メーンストリームとなった佐藤正久幹事長代理は、参議院の緊急集会に話を戻しました。衆参とも参議院の緊急集会に話を戻して、現行憲法の改正の発議に関心を向かわせない思惑があるのかもしれません。

●参議院自民党
 報道によると、午前11時26分から午後0時4分まで、松山政司・幹事長が、石破茂首相・青木一彦官房副長官と会談しました。実は、参院の改選直前に「物価高・ガソリン高」の追加経済対策を首相を飛び越して参自が求めたことがあります。これが、第105回臨時国会の召集で、直後にシナリオ通り「死んだふり解散」となり衆参同日選で自民党が大勝しました。参は半数改選ですから、投票日が任期満了後にきてもかまいません。8月の衆参同日選もあるかもしれません。頭の体操に過ぎません。

 同席しなかった武見敬三さんは、政審会長から大臣1年間を経て、いきなり議員会長に当選する出世をしましたが、松山幹事長が主導権を握っていると思われます。松山さんは改選で、元岸田文雄派ですが、福岡選出ですので麻生太郎さんにも近いはず。松山幹事長の動向が注目されます。

【衆・財務金融委員会】
 「IDA加盟法などの改正法案」(217閣法7号)を全会一致で可決すべきだと決めました。

【衆・農林水産委員会】
 養殖の比重を増した「漁業災害補償法改正案」(217閣法26号)を全会一致で可決すべきだと決めました。

【衆・外務委員会】
 「日本とウクライナ、トルクメニスタン、アルメニア租税協定」(217条約1乃至3号)「日本・インドネシアEPA」(217条約4号)の質疑が終局したと宣言しました。次回の開催は未定だとして散会しました。外務委の定例日は(水)(金)ですから、あさって(金)に採決することで、来週(火)の本会議を立てさせて法案の審議入りもしたい、との与党の思惑もあるのかもしれません。

【衆・内閣委員会】
 「能動的サイバー防御法案」(217閣法4及び5号)の法案審査。この束ね法案には、警察官職務執行法の改正と自衛隊法の改正が束ねられています。これもあってか、あす内閣・経済産業・安全保障の3委員会の連合審査会を開催することを決めました。当然、第一委員室で開催。

【衆・経済産業委員会】
 「ラピダス出資法案」(217閣法11号)の3日目で、法案審査は1巡目。報道では、税金投入額が既に1・8兆円となっているとのことです。あすは、能動的サイバー防御法案の連合審査会で岡田克也さんも質問に立ちます。

【衆・厚生労働委員会】
 一般質疑のみで散会しました。与党は2月12日に提出した「薬機法改正案」(217閣法15号)の審議入りを要求。ホームページでは、現時点でつるしはおりていないようです。「217閣法15号」は北陸の日医工・小林化工の不祥事廃業などによるジェネリック医薬品メーカー供給減少とトー横キッズのオーバードーズ対策など深刻で幅広い立法事実を1本で対処する法案。

【衆・国土交通委員会】
 「港湾法改正案」(217閣法13号)が大臣から趣旨説明されました。法案審査は次回から。能登半島地震により、緊急物資の港湾を使ったプッシュ型支援を拡大する法案。10年ぶりの改正半島振興法の成立、きのうの官邸の国土強靱化実施中期計画と矢継ぎ早に「半島防災」という新しい言葉が法令化します。半島をおそう自然災害を「自主避難のロシアンルーレット」にしないよう国家の真価が試されています。

【衆・文部科学委員会】
 一般質疑。

●参議院本会議は定例日ですが開かれませんでした。

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4月1日、NHK予算案が異例の日程で承認、衆本は総務副大臣が答弁、参先議「風営法」趣旨説明、日程かけひき活発に

2025年04月01日 18時12分27秒 | 第217通常会 2025年1月召集


[写真]フジテレビ女性記者が自主的に立案企画して昼に自宅で主催した会費・持ち寄り制の「左派メディアから官邸を守る会」に参加した筆者(当時・日経新聞)、読売新聞、時事通信ら、私に寄り添って見えるのは男性、今から28年前の1997年秋の昼、東京のたぶん世田谷区で。この日の未明に「山一証券自主廃業」で朝まで官邸記者クラブ勤務のため睡眠不足だが、定刻通り開催したホームパーティーのほぼ同じ時間帯に野沢社長の「社員は悪くございません」の歴史的記者会見で経済部・社会部記者らが忙殺されていた時間帯で、会社員とはいえ、ある意味究極の格差社会を、私自身も感じる。誰が呼ばれた誰が呼ばれていないかで翌週の官邸はうるさかったのですが、28年後の現在4名とも編集局次長・社会部幹部・経済部幹部とバリバリ現役中の現役で活動中。ちなみに、読売の編集局次長って合計何人いるんですかね。この会合について後日「呼ばれていない」と難癖をつけた時事通信記者の一人は現在・政治部幹部で他局のコメンテーターとしても活躍中。実はこの会合には、フジテレビ報道局の女性記者3名も呼ばれていて「この3名はニュースセンター内勤で現場に出るのはこれからなので現場の話をしてあげてほしい」と促されたのですがこの3名は連れ立って早々に帰宅されました。会費制・持ち寄りですから官房機密費は絶対出てないです。

 先月は8・6万PVを超え、IPは土日も含めた1日平均で868に伸びました。3ヶ月後の参院選は月平均10万PVを確実に超えた数字で推移しそうです。

【参議院本会議 きょう令和7年2025年4月1日(火)】
【参議院総務委員会 同日】


 「令和7年度NHK予算承認」が審議され、本会議では投票総数236、賛成229、反対7の賛成多数で承認されました。

 総務委員長は「なお、協会は4月1日から4月30日までの期間の暫定収支予算等について、放送法第71条の規定に基づき総務大臣の認可を受けております」と語り、国会外での、総務省とNHKのやりとりで年度をはみ出しても問題なかったことを明かしました。

【参議院内閣委員会 同日】
 「風俗営業法改正案」(217閣法47号参議院先議が坂井学・国家公安委員長から趣旨説明されました。嘘の料金説明を禁じたり、風俗スカウトのキックバックを制限したりして、罰則を強化する内容。今国会の参議院先議は合計で2本だけです。

【衆議院本会議 同日】
 「災害対策基本法改正案」(217閣法17号)が坂井学・防災担当大臣から趣旨説明され、赤澤亮正・防災庁準備相、防衛相、国土交通相、冨樫博之・総務副大臣(秋田1区、5期、12年、69歳)が答弁しました。「福祉避難」を盛り込むなどした内容。

【衆議院地域・こども・デジタル特別委員会】
 「児童福祉法及び児童虐待防止法など改正法案」(217閣法40号)が三原じゅん子・こども家庭庁大臣から趣旨説明されました。地域保育士の拡充など地域の偏在対策が柱。

 前日、元「SMAP」の元タレント中居正広氏(中居くん)が複数人の会合だと騙してフジテレビ女性アナウンサーを呼び、自宅で性暴力を働いたと日弁連第三者委員会が認定しました。ジャニーズ事務所をめぐっては「元ジュニア」のカウアン岡本氏が立憲の国対ヒアリングで告発。この際、こども家庭庁課長は「ジャニー喜多川氏は、保護者ではないので、児童虐待防止法は使えない」と語りました。カウアンさんは「こどもでも逆らわない方がいいと思う大人はいる」とし、保護者の定義を広げるよう求めました。ところが、この報道後に、児童相談所または児童養護施設の当事者から「そうではなく、第三者の告発を義務化して、罰則もかけるべきだ」との政策提言がさっとうしたそうです。今回の改正案では、保護者の定義や、第三者の通報義務などの条文は見送られました。

【衆・法務委員会】
 「刑事訴訟デジタル法案」(217閣法30号)の法案審査1巡目です。ところで「検察官一体の原則」で、どの地検のどの検察官も金太郎飴のように同じ判断ができるようにすべきだとされていますが、法務省刑事局長は、毎年、やや答弁に癖があるきらいがあります。警察庁官房審議官、最高裁事務総局長も答弁しました。

【参・外交防衛委】
 「JICA法改正案」(217閣法23号)が外相から趣旨説明されました。

●衆議院の財務金融、厚生労働、国土交通、安全保障、震災復興・災害対策特別、消費者問題特別の各委員会は理事懇談会を議員会館内で開き、今後の日程を協議しました。衆参の議院運営委員会の理事会、委員会も開催されました。

【官邸】
 朝8時20分から定例閣議が開かれました。総理大臣のもとすべての大臣は遅刻が許されません。「お大臣」にもなって、8時20分遅刻厳禁でしたら、野党の閣僚経験のある現職衆議院議員が本気で政権交代をめざさない心情は分かります。それに先立つ8時からの総理と関係閣僚の国土強靱化推進本部では、今年の成立第1号「改正半島振興法」(217衆法16号)の「半島防災」がさっそく計画に取り込まれました。午前11時からの予算成立翌日の首相の記者会見を開きました。

 ところで、石破さんは前日夕の予算成立のあいさつ回りで、政党「みんなでつくる党」を軸にした政治団体「NHKから国民を守る党」所属議員の会派控え室を訪れた際に、同席していた前身政党の元党首・立花孝志さんに対して「どうしました」と語りました。3月14日に財務省・経産省前での街頭演説中にナタで耳を切りつけられ、犯人が殺人未遂罪で現行犯逮捕されたことを知らなかったとして、立花さんがSNS発信をしました。

●立憲民主党常任幹事会は、今週は開催されませんでした。

●あす水曜日は参では憲法審査会の定例日です。但し、本会議がない水曜日は午前10時だと私は思っていたのですが、あすは午後1時に参・憲法審が設定されました。

●あす水曜日が「定例日」だとされる衆の常任委員会は、きょう法案審査があった法務委を除く全委員会が開催されます。

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令和7年度予算の一般会計は参議院再修正回付案を衆議院で審議・可決・成立 山井・長妻・酒井ら「高療」国対ヒアリングで頭出しも、源泉所得税が33%激増を玉木「手取りの壁」ですくい取って全部持っていく

2025年03月31日 17時56分49秒 | 第217通常会 2025年1月召集
[写真]玉木雄一郎・国民民主党代表、6年前の2019年10月、議員会館内で、宮崎信行撮影。

 NTT本体が経営する「gooニュース」が終了すると発表されました。私がコタツ記事のパイオニアとして「gooブログ」を始めたとき、NTT財閥だから長く続くと思い「gooブログ」にしました。ところで、gooとGoogleの解析を使っていますが、「18歳から24歳まで」と「65歳以上」は1回3分程度ごらんいただいています。「25歳から64歳まで」は2分程度となります。一応、「2分」の読者に寄せていくために、1割程度文字量を減らしていきたいというマインドを持っています。

 10年ぶりに「しんぶん赤旗」「朝日新聞大阪社会部」いらずの予算審議となりました。立憲の動きは早く、きょねん12月25日の政調部会で「(1)薬価改定(2)社保審年金部会(3)高療見直しについて」と3つめの議題で20分ヒアリングをしています。そして初の試み山井和則筆頭理事と長妻昭前政調会長率いる「予算国対ヒアリング」は提出前の1月21日(火)の「第11回」で、「全国がん患者団体連合会・天野慎介理事長、厚生労働省よりヒアリング(財務省同席) 出席対象:衆参予算委員会委員、政務調査会三役、NC大臣、衆参厚生労働委員会委員のみ マスコミフルオープン、但しライブ・動画配信はご遠慮ください」と開催して、既に頭出しができていました。長妻さんが結党届を役所に出した旧立憲の「すべての人に居場所と出番を当事者候補」だった酒井なつみ代議士の基本的質疑起用も決まったのだと思われます。

 とはいえ、政局は、玉木雄一郎ショックです。予算書の「歳入」は見積もりに過ぎないので、修正されていませんが、「源泉所得税」が14・1兆円から18・8兆円へと前年比33%増というおぞましい予算です。「増税メガネ」と言われたなくない岸田文雄さんの政治決断が「財源」だった定額減税からの反動で、正社員は0・7%しか増えないのに、税金は33%増。ちなみに申告所得税は18%増、法人税は12%増です。政府税制改正大綱にもとづき、基礎・給与所得控除は年123万円となりますが、160万円までの引き上げの多くの段階は2年間の時限措置です。熟議と公開の政治はシャウプ税制勧告以降最も複雑な民主主義とほど遠い確定申告になってしまいました。このことを理解できているのは、ザイム真理教の洗脳から解けた玉木さんや、高井崇志さんだけ。両氏も日商簿記3級は持っていないと思いますが。野田代表らの政党は、選挙対策はできていますが、簿記ができないので、比例は厳しそうです。

【参議院予算委員会 きょう令和7年2025年3月31日(月)】
 「令和7年度予算案」(衆議院修正参議院再修正

 古川俊治・参議院政審会長が提出した「一般会計の修正案」は全会一致で議決すべきだとしました。この後「一般会計の衆議院から送付された原案」は自公の過半数に野党の日本維新の会の賛成も加えて、可決すべきだと決まりました。「特別会計と政府関係機関の衆議院からの送付された原案」は一括で採決され、自公維の賛成多数で可決すべきだと決まりました。

【参議院本会議】
 「令和7年度予算」は、まず一般会計だけを抜き出して採決されました。堂々巡りの結果、投票総数237、賛成162、反対75となり「委員長報告通りに修正すべきだ」と議決して、衆議院に回付されました。
 次に、特別会計と政府関係機関に関して一括して採決され、堂々巡りの結果、投票総数237、賛成162、反対75と同じ数字で可決し、成立しました。
 「改正土地改良法」(217閣法22号)「改正棚田地域振興法」(217衆法19号)「改正山村振興法」(217衆法20号」は投票総数237、賛成235、反対2で可決し、成立しました。
 「改正大学等修学支援法」(217閣法8号)は賛成218、反対19で可決し、成立しました。今夜公布、明日施行。
 「改正所得税法」(217閣法1号衆議院修正は158、77で可決し、成立。「改正関税定率法」(217閣法6号)は234、2で政府原案通りに可決し、成立。
 「改正地方税法」(217閣法2号衆修正は161、76で可決し、成立。「改正地方交付税法」(217閣法3号衆修正は、206、31で可決・成立。
 「改正人口急減地域特定地域づくり推進法」(217衆法17号)は219、18で可決し、成立。「海士町復業協同組合」などの地方創生の根拠が延長。
 「改正戦没者等の遺族に対する特別弔慰金支給法」(217閣法10号)は全会一致で可決し、成立しました。今も35万人ほどが対象だと委員会で答弁されました。仮にはみ出したら、2025年の国民の立場で、あす4月1日に靖国神社におわび昇殿参拝をしようとしていましたが、ギリギリ間に合いました。英霊は後顧の憂いなくなくなったと思いますが、80年だっても戦後は終わらないのだと感じました。

 「改正参議院事務局定員規定」は過半数の賛成で議決し、成立しました。

【第1種常任委員会】
 本会議に上程された法案を審査し、可決すべきだと決めました。

【衆議院本会議】
 午後4時半、額賀福志郎議長は「これより会議を開きます。お諮りをいたします。参議院から令和7年度一般会計予算が回付されました。この際、回付案を議題とするにご異議ありませんか。ご異議なしと認めます。令和7年度一般会計予算の参議院回付案を議題といたします。質疑の通告があります。順次これを許します。大西健介くん」と述べました。

 元参議院事務局職員の大西さんは「参議院での予算案の再修正は、高額療養費引き上げ凍結に伴い、105億円を増額し、その分予備費を減額する内容となっている」とし、質問し首相が答弁しました。維新の阿部司総務会長は官房報償費の質問をし、首相は「現状の取り扱いは今後も維持する」と答弁しました。先例ゼロの審議で、法規だと、修正案に関する部分しか質疑できないと書いてあったのですが、首相と関係大臣はすべての質問に答弁しました。

 採決。発声による採決で、全会一致で参議院の回付に同意しました。

 ところで、法律と違い予算は天皇が公布しないので、きょうは陛下は宮殿で残業にはならなそうです。予算は公布しないのがなぜかははっきりした根拠はなく、アジア最初の立憲、民主、法治国家でも、あまりたいしたことはありません。

【衆議院政治改革特別委員会】
 「217衆法4号」「217衆法5号」「217衆法21号」が議題でしたが、採決すると3本とも「賛成少数で否決すべきものだ」と上程することになるので、議論は委員室外でやることにして、開催するにいたらずとなりました。土日のテレビでは、立憲はパーティー券を廃止すると言っていたのに企業献金廃止に転向したのは自民党を弱らせるためではないのかとの指摘がありました。

●「NHK令和7年度予算案の承認案」は年度をはみ出しました。私が記憶する限りは初めてだと思います。NHK予算は総務大臣の一存だけで1ヶ月間延長できるたてつけになっていると思います。

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可決・成立は31日に「世耕弘成参考人」を鶴保庸介委員長が決定、ラピダス社長1000億円の面接で「操業前なのに月70名入社している」、政治献金は延長固まる

2025年03月28日 18時55分54秒 | 第217通常会 2025年1月召集
[写真]世耕弘成さんとSPたち、4年前の2021年4月、長野市で、宮崎信行撮影。

 31日に、予算が成立することになりました。また、土日に議会が開かれないことも決まりました。

 泣いて馬謖を斬る。予算成立とひきかえに、鶴保庸介委員長が竹馬の友の参考人招致を決めました。

 それは唐突な出来事でした。理事会協議事項の「衆議院議員、前参議院議員、世耕弘成くんの参考人質疑」を鶴保庸介委員長が諮り、全会一致で議決しました。参・政倫審での石川県の岡田直樹さんの弁明を聞いていると、松本会計責任者・世耕参幹事長」でなく、森喜朗さんまで遡らないと疑惑は解明されない印象がありましたが、野党の委員長が率いる衆で松本会計責任者までだったのに、参では与党の委員長が推しきられつくづく参議院は怖いなと感じました。私も和歌山県日高郡から東京・池袋まで選挙に負けた腹いせに創価学会員に集団でつけ回されるこわい経験をしましたが、その和歌山での経験も含めて陰湿な日本人のメンタリティに二大政党制は向いていないと感じます。ところで、どこで私の個人情報が創価学会に漏れたかは、17年前から私は把握していました。ここで、初めて、突然、実名を晒します。「神尾新聞舗」です。現在「新聞販売センター」という別会社になっているようです。

 ラピダスへの1000億円の出資を可能にする法案は、いきなり、ラピダスの小池社長が参考人の1人として話を聞かれるところから始まる異例の展開となりました。民間人が1000億円の出資に関する少数与党国会で「面接」を2時間40分コースで受けるハードゲームをこなしました。

 政治献金廃止法案は、「自」「公国」「立維有保参」の三すくみとなっていますが、延長の方針が固まり、維新政調会長らはどれも成立しない状態は避けると明言しました。

【参議院予算委員会 きょう令和7年2025年3月28日(金)】
 「令和7年度予算案」(衆議院修正は17日目で、集中審議7回目「内外の諸課題」5時間コース。その昼休みで、「世耕参考人」の後日実施が全会一致で決まりました。鶴保さんは淡々としていました。

 この後、午後3時過ぎから締めくくり質疑。その直前に、古川俊治・自民党参議院政策審議会長から再修正案が提出されました。

 古川さんは、再修正案を次のように語りました。

 「参議院予算委員会におきましては、去る3月5日、政府から提案理由の説明を、衆議院の修正案提出者から修正の趣旨および概要を聴取し、その後、予算の内容に関し、熱心な審議が行われました。令和7年度予算に盛り込まれた施策のうち、高額療養費制度については、衆議院の修正において、多数回該当の方の自己負担額を見直さずに据え置くこととし、55億円の修正増加を行うこととされました。その後の参議院予算委員会の審議におきましても、高額療養費制度の見直しについて活発な議論がございました。なお、委員会に出席された患者団体の方の要請を受けて、3月7日に石破総理が患者団体の皆様と面会をされた際にも、今回の見直しについてご理解をいただくには至りませんでした。こうした経緯を踏まえ、政府として、本年8月実施予定だった定率改定を含めて見直し全体について実施を見合わせ、本年秋までに改めて方針を検討し、決定することとしました。これを受けて与党でも検討の上、自民党、公明党として、今回の予算修正案を提出することとした次第であります。修正案の内容について申し上げます一般会計歳出のうち、高額療養費制度について見直し全体の実施を見合わせるため、105億円を修正増加することとしています。また予備費について、同額の105億円を修正減少することとしています。以上の結果として、一般会計の歳出歳入総額の変更はございません」と語りました。

 この後の、締めくくり質疑では、この再修正案の部分に関しての熱心な質疑はとくにありませんでした。予備費が105億円減ったら困るのではないかという低レベルな質問だけでした。

 ラストバッター木村英子さんの直前に、委員長が「さすがにきょうは疲れたな」と漏らす声がマイクに入り、鶴保さんが誰かさんと違い人間の血が通った人物であることをが垣間見せました。木村さんの質問の後、委員長は締めくくり質疑が終局したと宣言。そのまま散会させました。

【参議院本会議】【参議院財政金融委員会】【参議院総務委員会】設定されていましたがとりやめとなりました。

●衆議院本会議は、定例金曜日ですが、設定されず、来週月曜日の本会議で、参議院から「再修正」の回付案を受け取ります。本会議では再修正部分に限った質疑答弁をすることができるとされていますが、短時間の議事になりそうです。

【衆議院経済産業委員会】
 「ラピダス出資法案」(217閣法11号)の参考人質疑ありました。ラピダスの小池社長、キオクシア社長、さくらインターネット創業社長の田中さんら合計4名が登場しました。

 小池淳義さんは、東京エレクトロン元社長の工学博士、72歳。小池さんは創業メンバーたちで、8社に出資・投資をお願いしており、優秀な人材が毎月30名以上入社し、追加でもう1000億円の再投資も固まっていることから、2027年4月の生産開始より以前の民間企業ラピダスに税金から1000億円が投じられることは不自然ではないと強調しました。なお、共産党の清水忠史さんは「国防総省が、採算性が低い軍需製品の半導体が必要だと、経済産業省幹部に働きかけたのがラピダスのきっかけだ」と質疑していましたが、きょう、民間人の小池社長にそれを問うことはありませんでした。

【衆議院政治改革特別委員会】
 自民党が提出した「政治資金の透明化・本人の意思確認の法案」(217衆法4及び5号)と立維参保有社の「政治献金禁止法案」(217衆法21号)と、「公明党と国民民主党による政党支部への献金を県連に限る案」(口頭で提出)を審議しました。けっきょく、締め切りとされた3月31日(月)も審議をする延長戦となりました。
 「総総合意」では、禁止とは言っていないという空気となりました。そして、小泉さんが「透明化」といいましたが、地域支部・職域支部が7700もあり、立憲の380支部とはかなり違うことを踏まえた「透明化」だと分かり公明党が「県連に限る」という案を出してきたというストーリーとなりました。日本維新の会の青柳仁士政調会長は「3つの案で、どれも可決しないことは避けたい」と強調しましたので、何らかの法案が可決し、参議院に送られることにはなりそうです。

 一方、元四日市市議の公明党の中川康洋さんは「私の妻と娘は地元の教師で労働組合に入っている」と語り、今後、妻と娘に労働組合費の徴収のされ方について、これから聞いてみたいと語り、立憲民主党委員を脅しました。娘さんは似てるんでしょうか。

【衆議院法務委員会】
 鈴木法相が、「野党も20年前に仕立券を配った」とする発言を念頭にして、発言の撤回と理事会の削除を求める発言をして始まりました。「刑事訴訟デジタル法案」(217閣法30号)を趣旨説明して、散会しました。そして、この後、法制審議会が「異例のことし2回目の総会」を開き、再審法改正について、諮問します。

【衆議院内閣委員会】
 「サイバー防御法案」(217閣法4及び5号)の審議が続きました。

【衆議院外務委員会】
 「日本とウクライナ、トルクメニスタン、アルメニアとの租税協定」と「日本とインドネシアのEPA」の承認を求める、「217条約1乃至4号」が趣旨説明されました。

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あす提出のはこびの再修正案判明「高額療養費の見直し全体の実施の見合わせ」105億円、石破茂首相が公明党代表に言われたままの「成立後の物価高の取り組み」で釈明

2025年03月27日 18時40分52秒 | 第217通常会 2025年1月召集
[写真]ともった赤信号と国会議事堂、きょう2025年3月27日、千代田区内幸町1丁目で、筆者撮影。

【参議院予算委員会 きょう令和7年2025年3月27日(木)】
 「令和7年度予算案」(衆議院修正)は16日目(委員派遣・委嘱審査含む)で、集中審議6回目の3時間コース「石破内閣の基本方針」がありました。補正予算はなく、当初予算案から始まった今国会で、これだけ与党が譲りながらも、3月27日に予算が成立していないというのはかなりの異常事態。

 与党又は政府が、野党に示した「再修正案」を入手しました。それによると、歳出で「高額療養費関係 見直し全体の実施の見合わせ」で105億円を増額し、予備費を105億円削減する内容。「見直しの見合わせ」という政治センスが光る表現となりました。あすにも提出のはこび。

 新聞の「次の首相ナンバー1」だった石破茂さんが首相になりましたが、かなり頭は混乱しているようです。

 まず、委員長から首相の発言を求められました。石破さんは次のように語りました(全文)。「3月25日の公明党斉藤代表との面会における私の発言によりまして、参議院予算委員会の審議中にご心配ご迷惑をおかけする形となりましたこと、申し訳なく思います。私が申し上げました趣旨につきましては、物価高対応に向けて新たな予算措置を打ち出すということを申し上げたものではなく、令和6年度補正予算やただいまご審議をいただいております令和7年度予算案に盛り込んでおりますあらゆる政策を総動員し、物価動向やその上昇が家計や事業活動に与える影響に細心の注意を払いつつ、物価高の広告に取り組んでいくという旨を申し上げたものでございます。政府といたしましては、令和6年度補正予算で措置した政策を迅速かつ効果的に実施するとともに、令和7年度予算案や税制改正法案を早期に成立させていただき、これに盛り込んでおります所得税の基礎控除の上乗せによる所得税の減税や高校無償化の先行措置などの物価高の国保に資する措置を着実に実施に移していくことが重要であると考えております。令和7年度予算案の早期成立に向けて、委員各位のご理解を賜りますよう、どうぞよろしくお願いを申し上げます」としました。

【衆議院憲法審査会】
 2回目の開催。「参議院の緊急集会の射程」と題して衆議院法制局長の説明と、自由討議がありました。「射程」というのは、独特な表現のような気がします。

【衆議院本会議】
 「戦没者遺族への特別弔慰金支給法を10年延長する法案」(217閣法10号)が全会一致で可決し、参議院に送られました。
 
 「JICA法改正案」(217閣法23号)が堀内詔子外務委員長から報告されて、共産・参政・保守が反対し、自公立などの賛成多数で可決し、参に送られました。共産の穀田恵二さんが国対委員長と外務委員を兼ねていましたが、昨秋の引退後の議席減で、共産は外務委員(30名)を失いました。そのため、委員会では全会一致ながら、本会議では、3つの政党が反対に回るという群雄割拠時代になっています。共産は以前参議院外交防衛委員を失いながら次の選挙で取り戻したことがあります。

 「道路法など改正案」(217閣法12号)も、委員会では全会一致でしたが、本会議では保守が反対に回ったため、賛成多数で可決し、参議院に送られました。

 この後、「刑事訴訟デジタル化法案」(217閣法30号)が審議入りしました。

 立憲は柴田勝之さんが登壇し「司法修習所の刑事弁護の教官をつとめた」と語り、デジタルの脆弱性を指摘しました。弁護士30年の元弁護士会副会長から「立憲主義」に目覚めて初当選した柴田さん。おととし5月に、党本部の岡田克也幹事長(当時)が陪席した会合を取材しました。後援会の立ち上げ式という位置づけだったと思います。この際、柴田さんは後援会初会合の出席者に「知名度が少ないので、とにかく名前の宣伝をお願いします」と単刀直入にお願いしており、数分前に持ったばかりの第一印象と違った好感を持ちました。党本部の選対の指導のしかたは立ち上がった優秀な人材が議会で活躍できるかどうかのすべてだと感じます。政界というのは誰が意見をしてもいい世界ですが、いろいろうるさいインテリがいますが、候補予定者の名前を宣伝することに勝る政治活動などありません。

[写真]党本部から岡田克也幹事長(当時)を迎えて、後援会の立ち上げに関して話す、柴田勝之さん、おととし2023年5月下旬、東京16区(江戸川区の大部分)で、宮崎信行撮影。

【参議院第1種常任委員会】
 歴代の議院運営委員会野党側筆頭理事に教えてもらうと「調べると分かると思うんですが、委員会の定例日は火曜日と木曜日です」という言い方をします。ということはきょうを過ぎると、次の定例日は4月1日(火)になってしまうはずです。さて、どんな週末となるでしょうか。

 ●財政金融委員会は、重要広範議案「所得税法など改正案」(217閣法1号衆議院修正)の総理入り質疑があり、質疑終局が宣言されました。この後、「関税定率法改正案」(217閣法8号)が趣旨説明されました。

 ●文教科学委員会「大学等修学支援法改正案」(217閣法8号)が趣旨説明され、ただちに法案審査1巡目4時間弱コースが行われました。 

 ●農林水産委員会「土地改良法改正案」(217閣法22号)を全会一致で可決すべきだと決めました。この後、御法川信英・衆側委員長が登場。「棚田地域振興法改正案」(217衆法19号)と「山村振興法改正案」(217衆法20号)について、各々、全会一致で可決すべきだと決めました。あすの定例の本会議で可決・成立のはこび。

 ●経済産業委員会は一般質疑をしました。

【衆議院安全保障委員会】
 「相互円滑化協定実施法案」(217閣法56号)が趣旨説明されました。

●衆議院の議院運営委員会、経済産業委員会理事懇談会、地域こどもデジタル特別委員会理事懇談会が開催されました。

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能登・近藤和也魂が補正予算のみならず法律にも宿る、少数与党国会の法律制定は衆法5本で「半島振興法10年延長法」も

2025年03月26日 18時14分06秒 | 第217通常会 2025年1月召集
[写真]番組改編期を前に、地上波テレビ局舎付近をうろつく筆者、きょねん3月。

 自民党はあさって金曜日の予算案採決を提案しました。

【参議院本会議 きょう令和7年2025年3月26日(水)】
 国会同意人事の第217回国会第2弾は、各々採決され、茶谷・公正取引委員会次期委員長らが両院で同意されました。

 第50回衆院選で、衆院では「自+公」+(維新、国民、立憲のいずれか)の少数与党、参院では自公で過半数という「少数与党、ハングパーラメント、宙ぶらりん議会」となっています。補正予算案やコロナ禍などがなく、当初予算案審議から始まった令和7年国会の制定法律の1本目から5本目が出ましたが、すべて「衆法」として、政党内の協議がなされてから提出された法律でした。

 「公職選挙法を改正する法律」(217衆法9号)は投票総数235、賛成2228、反対7で可決し、成立しました。公布から1か月を経過した日に施行。6月13日(金)告示の都議選で適用されます。ポスター品位規定が入りましたが「二馬力選挙」と「SNSの量の青天井」は「最近における選挙をめぐる状況に対応するための施策の在り方については、引き続き検討」との条文にとどまりました。

 「公職選挙法を改正する法律」(217衆法10号)は各級選挙のポスターと選挙カーの規格統一で、投票総数236、賛成236、反対0の全会一致で可決し、成立しました。

 「半島振興法を10年延長する改正法律」(217衆法16号)は235、228、7で可決し成立しました。過去10年間には、令和元年房総半島台風もありましたが、その区域の選出の小西洋之国土交通委員長が報告しました。石川3区選出の近藤和也代議士のさわやかな印象が良いこともあり、きょねんの補正予算の予備費のうち1000億円を能登にあてるとの与野党国対主導の修正成立に続き、与野党・国交省の調整も迅速に整いました。「半島防災」「地方創生」という言葉が法定化されました。予算より早く成立しました。

 「地震防災対策強化地域における地震対策緊急整備事業に係る国の財政上の特別措置に関する法律を5年延長する改正法」(217衆法15号)は、全会一致で可決し、成立しました。

 「議院に出頭する証人等の旅費及び日当に関する法律の改正法」(217衆法18号)も全会一致で可決し成立しました。委員会への参考人のオンライン出席を可能にする法律。参議院憲法審査会は別の規定で、すでに議決しています。

 「大学等就学支援法改正案」(217閣法8号)が趣旨説明されました。

【参議院予算委員会 同日】
 「令和7年度予算案」(衆議院修正)は15日目で、14日ぶりの一般質疑2日目となりました。あすは集中審議6日目。石井準一・国対委員長ら率いる参議院はかなり野党にサービスしてきたことがうかがえます。きょうはやや緊張感に欠けた議論が散見されました。

【衆議院政治改革特別委員会】
 企業・団体献金の廃止をめぐる「217衆法4及び5号」「217衆法21号」の審議が続きました。
 月曜日に公明党・国民民主党が口頭で読み上げた案の「政党支部への献金は県連に限る」の意味するところは、自民党には地域・職域支部があわせて7700あるから。小泉進次郎さんの透明化が成立しても、細分化されていて見えないということのようです。
 公明党の中川康洋さんは、夜インターネットで見たとしつつ、立憲民主党の支部が380しかないと聞き驚いていました。本庄知史さんは企業献金の廃止だけでなく個人献金を促す租税特別措置法改正などを見ないと、「片手落ち」だと批判しました。これについて、先輩からご指導が入ったようで、自ら発言を求めて「一面的」と訂正しました。私が知る限り、東大法学部卒で強かな人物第1位は岡田克也さんで9年前の本会議では「黙って聞け」と発言して28秒間沈黙しました。私が知る限り、2番目に強かなのは、本庄さんです。代議士と政策担当秘書あるいは東大法学部同窓でこれほど性格と体格が似ている2人はほかにいません。本庄さんは今から15年前の政権当時、党本部5階での岡田さんの臨時ぶら下がり会見で、「別件ですが」と質問したフジテレビ記者に「約束が違う」と抗議。フジ記者の「枝野幸男さんは対応してくれた」との反論に「うちは枝野じゃないんだ」と気色ばみました。まさに正論で、指揮命令系統が一本化された一流企業フジテレビ社員にとって、政党政治の本質にかかわる貴重なご指導だったと思います。これは首相の所信表明演説で与党幹事長の感想のコメントは不要だろうという方針を急遽折り合って設定したのに約束を破られた、という筋合いの話です。この際は、当時既に「永田町一有名なフォトジャーナリスト」だった堀田喬カメラマンと、私・宮崎信行記者が「ここぞ」とばかりに仲裁に入り事なきを得ました。

 また、国民民主党の2期・長友慎治さんの「仮定の話として、うちが野党案に乗っても、参では自公に否決される」との質問に対して、有志の会の緒方林太郎さんが反発し、その後に、有志の会の質問時間でも反発を繰り返しました。「参院選が近いのに全廃しようという世論が盛り上がっていない」「修正協議が進んでいない」との発言も出ました。結論は遠そうです。次回の開催はあさって。

【衆議院法務委員会】
 刑事手続きに関する諸問題をめぐる集中審議で、えん罪被害者の参考人に質問しました。あさって、異例のことし2回目の法制審議会総会が開かれ、鈴木法相が「再審法の改正の諮問」をすることになっています。自民党も含んだ超党派議連から反発があり、これを踏まえた対応だと思われます。

【衆・厚生労働委員会】
 「戦没者遺族に対する特別弔慰金支給法案」(217閣法10号)。質疑後に、立憲が修正案を提出し「財政負担や、法定相続人ではない1人が受給権者になっている場合がある」とし、10年延長でなく、「5年延長・5年後見直し」にすべきだとしましたが、否決されました。この後、政府原案が採決され、全会一致で可決すべきだと決まりました。

【衆・国土交通委員会】
 「道路法など改正案」(217閣法12号)は1巡目の質疑3時間で終局しました。れいわ新選組の国土交通委員は、前の任期から引き続き、たがや亮さん
ですが、国対委員長は退きました。たがやさんは「啓開を法定化するのはいいが、それだけでは足りず、人的物的資源の確保するよう1年後に検討する条項を加えるべきだ」との趣旨の修正案を提出しましたが、令のみの賛成にとどまり否決されました。この後、全会一致で政府原案通りに可決すべきだと決まりました。

【衆・外務委員会】
 「JICA法改正案」(217閣法23号)を全会一致で可決すべきだと決めました。この後、附帯決議がつきました。外務委で附帯決議は珍しい印象です。

【衆・経済産業委員会】
 まず、エネルギー・物価高に関する集中審議がありました。この後「ラピダス出資法案」(217閣法11号)が趣旨説明されました。

【衆・財務金融委員会】
 半年に1度の日銀報告と質疑がありました。そして「IDA加盟法などの改正法案」(217閣法7号)が審議入りしました。

【衆・内閣委員会】
 「能動的サイバー防御法案」(217閣法4及び5号)の法案審査2巡目で、平将明デジタル大臣が答弁しました。この法案は、警察官職務執行法に第6条の2を追加し、自衛隊法に第8条の3を追加する改正条項も入っています。警職法と自衛隊法を束ね改正する内容ですが、このことに関連した質問も出ました。

●参議院議院運営委員会と衆議院安全保障委員会理事懇談会も開催されました。

●あすは衆議院憲法審査会も開かれる予定。

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野党も年度内成立に協力、大臣インフル欠席も野党言及せず、農相もインフル気味、委嘱審査と常任委員会が同時並行の異例の事態

2025年03月25日 18時52分04秒 | 第217通常会 2025年1月召集
[写真]連続9選で永年在職表彰を受けた、小渕優子、松野博一、塩川鉄也、長妻昭、平井卓也、松原仁、阿部知子、赤嶺政賢、梶山弘志、大島敦、松本剛明、金子恭之、山井和則、細野豪志各衆議院議員、衆議院インターネット審議中継からスクリーンショット。

 野党も実は、年度内成立に協力していて、委嘱審査と常任委員会が同日に開かれました。官房長官が発表した通り伊東良孝大臣が欠席しながらも、委員長・副大臣・野党質疑者がそのことに言及せずに定時運行していきました。旧統一教会に解散命令。立憲は、代表部局が選択的夫婦別姓本部、国対が第68回ヒアリングで畳みかけました。国賓が6年ぶりに来日し、石破首相らも皇居でルラ・ブラジル大統領夫妻を歓迎。

【参議院・予算審議】
 「令和7年度予算案」(衆議院修正の審議は14日目で、委嘱審査2日目。このうち、沖縄及び北方対策、消費者及び食品安全、地方創生、アイヌ施策を担当する伊東良孝・内閣府大臣がインフルで欠席しましたが、鳩山二郎副大臣や野党議員も言及せず、なにごともなく進みました。

【参議院の委員会の法案審査】
 ●政治改革特別委員会 公職選挙法改正案の「ポスター品位規定と検討条項」(217衆法9号)を賛成多数で、「各級選挙の規格統一」(217衆法10号)を全会一致で、可決すべきだと決めて上程しました。これに先立つ質疑では、逢沢一郎、落合貴之衆議院議員らに対して、小西洋之・参議院国土交通委員長が質問する、複雑な番組編成となりました。

●総務委員会 「地方税法改正案」(217閣法2号衆修正)「地方交付税法改正案」(217閣法3号衆修正を質疑し、最後に委員長が質疑終局を宣言しました。なお、「NHK令和7年度予算承認案」はまだ審議入りしていません。

財政金融委員会 「所得税法改正案」(217閣法1号衆修正は法案審査2巡目6時間コース。

国土交通委員会 「半島振興法を10年延長して改正する法案」(217衆法16号)が趣旨説明されました。「半島防災」という言葉が初めて入りますが、れいわ新選組の木村英子さんは「原発」の盛り込みも求めて、採決に反対しました。他の党派の賛成多数で可決し、上程。

農林水産委員会 まず「食料・農業・農村基本計画」に関する集中審議をして田名部匡代・幹事長が主導した決議も採択しました。続いて「土地改良法改正案」(217閣法22号)が趣旨説明されました。その一方、217衆法19号(棚田)と217衆法20号(山村)の審議入りは先送りになりました。

災害対策特別委員会 一般質疑をしました。そして「地震防災対策強化地域における地震対策緊急整備事業に係る国の財政上の特別措置法を5年延長して改正する法律案」(217衆法15号)が趣旨説明され、質疑・討論は省かれて、全会一致で可決しました。

△文教科学委員会は開かれませんでした。多子世帯支援の「大学等就学支援法改正案」(217閣法8号)は「4月1日施行」と書き込まれています。

【衆議院本会議】
 国会同意人事の今国会第2弾で、茶谷栄治・公正取引委員長らを同意しました。
 ラピダスへの多額な税金投入の根拠となる「情報処理促進法及び特別会計法の改正案」(217閣法11号)が登壇議案として質疑・答弁されました。立憲は、千歳市が選挙区内である北海道5区の池田真紀さんが質問しました。

 これに先立ち永年在職表彰がありました。2000年の神の国解散から連続9選。赤嶺政賢さん、阿部知子さん、梶山弘志さん、松原仁さん、大島敦さん、平井卓也さん、松本剛明さん、長妻昭さん、金子泰之さん、塩川鉄也さん、山井和則さん、松野博一さん、細野豪志さん、小渕優子さん。沖縄にゆかりがある議員が多い印象です。

【衆議院環境委員会】
 「鳥獣保護法改正案」(217閣法27号)の法案審査1巡目。

【衆・安全保障委】
 外務、防衛両大臣の所信的あいさつに対する質疑。

【衆・農林水産委】
 養殖にも目配りする「漁業災害補償法改正案」(217閣法26号)が趣旨説明されました。これに先立つ一般質疑で、江藤拓農相は、インフル気味だと自ら明かしました。立憲の秋田2区で50%を超えた得票で3選した緑川貴士さんは「のどの調子が良くない中、ていねいな答弁をありがとうございました」と語りました。江藤さんは、声量は安定しつつも、声は別人のようでした。

●立憲民主党常任幹事会 元首相秘書官を事務局次長へ 豊原事務局長が3月31日で定年になるものの「党本部事務局規程第9条第2項の規定に基づき、本年4月1日 をもって、特別参与として改めて採用し、引き続き事務局長に任命する」と決めました。事務局次長に坂上さん(女性の方)、勝浦さんに加えて、役員室担当部長の岡本さんを昇格させることも決定しました。岡本さんは菅直人内閣で、官邸に招かれ、政務担当首相秘書官をやりました。総理からはカバン持ちを一手に任される信頼ぶり。が、内閣官房がいじめたといよりも単に失念していて、事前に防災服の採寸がなかったようで、3・11ではしばらく一人だけ制服がない状態が続きました。閣議の最中に各大臣の事務秘書官ら20名近くが談笑する中も、そこだけひとりぼっちとなり、総理に信頼された党職員の権力の孤高を菅さんとともに味わいました。ひょっとすると、第27回参院選は自公の支持率失速で「1人区32のうち野党23勝ぐらいでも野田佳彦首相」がなくはないので、官邸経験者の昇格が功を奏するかもしれません。

 豊原さんは自民党竹下派長野県連出身、岡本さんは新党さきがけ出身。3年前のように、北海道自治労出身の事務局長がやめたのにひそかに「選対顧問」として残るようでは選挙は闘えません。

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参与野党国対は「特別委・常任委並行、土曜日も審議」で暫定予算回避に方針転向、企業・団体献金「必ずしも3月31日にこだわらなくていい」「総総合意は廃止でなく5年後見直しだけ」

2025年03月24日 18時35分04秒 | 第217通常会 2025年1月召集
[写真]早稲田大学のサークル「鵬志会」の周年行事(8年前の2017年秋)に参加した、顧問の小池百合子都知事、名誉会員の松原仁衆議院議員、名誉会員の平将明衆議院議員、名誉会員の野田佳彦衆議院議員ら(肩書は当時も今も同じ)、東京・戸塚町の「リーガロイヤルホテル東京」で、宮崎信行撮影。

 半年間、山手線定時運航のようにノーミスできましたが、「参議院の出口」で間違ってしまいました。12時20分公開で「政府与党、「令和7年度暫定予算案」を編成し提出へ、3月31日(月)に衆参両院の予算委・本会議を開いて、審議か」という記事を出しましたが、4時間27分後に、非公開にしました。いつ以来の対応か覚えていないほどです。参・与野党国対は、今週29日(土曜日)も審議して、年度内成立をはかる日程を立てることにしました。

【参議院予算委員会 きょう令和7年2025年3月24日(火)】
【参議院第1種常任委員会 同日】
 「令和7年度予算案」(衆議院修正)。参議院で再修正案を今後提出するはこび。審議は13日目で、委員会への委嘱審査1日目となりました。
 第1種常任委員会は11すべて開かれました。このうち外交防衛委員会はまず両大臣所信に対する質疑を、片づけました。

●郵送での確定申告の写しの返送の中止 財政金融委員会では、芳賀道也さん(国民民主党の会派で山形1人区で改選)が所得税の確定申告書を郵送で提出する場合に返信用封筒を同封するとハンコを押して写しを返してもらえるサービスを停止したことを問い、国税庁は1年弱前から周知しており写しの内容がそもそも正しいとは限らずイータックスの一環だとしました。芳賀さんは地方で住宅ローン控除を受ける人たちへの配慮が足りないとしました。

●斎藤元彦・兵庫県知事に厳しい声 総務委員会では、市長経験がある野田国義さんが兵庫知事を念頭に「第三者委員会で公益通報保護法違反はもう明らかであると怒りすら覚えるということをおっしゃっているところでございます。そして、本当にかわいそうですよね県民局長、元県民局長なんですか。停職3ヶ月の懲戒処分まで受けたということです」としました。消費者庁は今月4日に提出した法案は「必ずしも兵庫県の事案を踏まえて対応するものではございません」としました。野田さんは「総務省あたりが強い指導力、そしてまた民間においては消費者庁あたりが強い指導力を発揮するということが重要。もう犠牲者は作らないようにしましょう」と語りました。村上誠一郎大臣は「正直言って、今回のことはですね、非常に残念なことだと思います。最近私は思うんですが、政治家というか為政者としてのですね、基本的なですね、心構えがですね、私はなされてる人がだんだん少なくなってきてるのかなとそれを非常に心配してます」と厳しい答弁をしました。

 この後、総務委は「地方税法改正案」と「地方交付税法改正案」(217閣法2及び3号衆修正)を審議。財政金融委は「所得税法改正案」(217閣法1号衆修正)を審議しました。なお「壁」は政府原案の時点で123万円へ引き上げる内容でした。農林水産委は食料・農業・農村基本計画をめぐる集中審議がありました。

【衆議院政治改革特別委員会】
 小泉進次郎さんら自民党単独の「217衆法4号」「217衆法5号、大串博志さんら立憲民主党・日本維新の会・有志の会・参政党・社民党提出の「217衆法21号」が議題となりました。

 委員会内世論として、平成6年1月政治改革4法の総総合意は、5年後の企業・団体献金廃止ではなく、5年後の見直しに過ぎなかったという解釈に収れんしつつあります。

 れいわ新選組の高井崇志さんは「3月31日の締め切りは、数週間も遅れてはいけないが、必ずしもこだわらなくていい」との考えを示しました。

 公明党と国民民主党は朝9時から、西田実仁、古川元久両本部長が協議しました。委員会では公明党の中川康洋さんが質問の冒頭で「ここではまず初めに国民民主党と公明党の素案を紹介をしたいというふうに思っておりますが、本来であれば、本委員会に資料としてですね、その素案をお配りをすればよかったんですが、少し最終のちょっと調整がありまして時間が間に合わずにですね、口頭のみの今日は紹介になることをご了承いただきたい。出来次第、各党のまずは理事の皆様にしっかりお配りをさせていただきたいと思います」と述べました。そのうえで「寄附を受けられる政党支部を都道府県連に限定するという内容でまとめさせていただきました」と語りましたが、「あくまでもこれたたき台でありまして今後の協議次第では、受け手の政党支部については私どもは、これはやはりしっかりと歩み寄っていくことが大事また議論を進めることが大事ですので変動しうることはあってもいい」と語りました。

 あすは委嘱審査2日目、特別委員会の番。ところが、農林水産、国土交通、総務、財政金融の4常任委員会も開かれることになりました。筆者の記憶をたどる限り、委嘱審査2日目に、常任委員会が開かれることは過去になかったようにも感じます。委員会室をかけもちする議員も出そうです。

【衆議院選挙制度協議会】
 開かれました。インターネット中継はありません。

●衆議院環境委員会は理事懇談会を開きました。

【官邸】
 「経済財政諮問会議(令和7年第3回)」が開かれました。自公維3党合意で、6月の「骨太の方針」への社会保障改革の項目盛り込みのプログラムが合意されています。国会の空洞化ともいえそうです。

【防衛省・自衛隊】
 総合作戦司令部が発足しました。

●あすの立憲 「第68回統一教会国対ヒアリング」(配信いっさい無し)を開き、高知のミスター橋田らもズーム参加。「選択的夫婦別姓実現本部合同会議」も開催します。常任幹事会を定例時刻。支持率は低迷していますが、100日後の参院選後に向けて、まじめな国会議員団のボルテージは最高潮へと向かっています。

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日切れ法案(コメ印法案)のうち、定例日のみ開催で年度内はみだしが確定、「戦没者妻国債10年延長法案」

2025年03月21日 17時23分57秒 | 第217通常会 2025年1月召集
[写真]「ガソリン200リットル」もの燃料を積んだ極めて危険な自動車の突っ込みを受けて、警視庁の重機(右側)をつかった現場検証が始まった直後でありながら、衆院選のたたかいの現場へと向かう、自民党本部所有の「あさかぜ」など選挙カー3台(左)、午前7時47分なので、少し遅れたかもしれないが、基本的にお金の契約関係で結ばれた自民党の政治文化を垣間見ることができる、きょねん2024年10月19日、宮崎信行撮影。

 定例日だけ開催した場合、日切れ法案(コメ印法案)の成立が4月2日(水)午前10時1分以降となり、今年度からはみ出す法案が一つ、確定しました。また、はみ出す場合は、法文の「4月1日に施行する」を与党修正しなければならなくなりました。

【衆議院厚生労働委員会 きょう令和7年2025年3月21日(金)】
 藤丸敏委員長が議事。おととい議長からこの委員会に付託された(つるしがおりた)「戦没者の遺族に対する特別弔慰金支給法を延長する法案」(217閣法10号)を、福岡資麿厚生労働大臣が趣旨説明しました。委員長は、次回は26日(水)朝9時から行うとして、散会しました。

 衆・厚生労働委の定例日は(水)(金)で、(火)を予備日としています。参・厚生労働委の定例日は(火)(木)とされています。衆・本会議の定例日は、(火)(木)(金)。参・本会議の定例日は(月)(水)(金)。

 ですから、次回の来週(水)に議了して翌日の衆・本で通過しても、最短で4月1日(火)の参議院厚生労働委員会で審議入りになります。「予算委員会からの委嘱審査」は定例日と関係なく一斉に開かれることが多く、そこで針の目を通すように法案審議を、参・与党国対が拝み倒すということになりそうです。

 この法案は附則第1条で「令和7年4月1日に施行する」とあります。仮に31日までに議了しない場合は、衆参どちらかで、与党修正案を提出する必要もあります。法案の内容は、現行法を延長して、向こう10年間に1回27万5000円の国債を、2回支給する法案です。まさか4月1日に郵送して郵便局で現金(日本銀行券)にかえる手筈を整える行政ではないでしょう。安倍1強政治の途中から「4月1日又は公布日のいずれか遅い日に施行する」と法文を書くのが流行しました。少数与党こそその書き方をすればいいのに、内閣法制局第四部も、内閣総務官室も想像力に欠けていました。

 もちろん、重要広範議案「年金法改正案」(未提出)を提出できない、政府・与党のせいで混乱したというのが真相です。

【衆・本会議】
 「人口急減地域の特定地域づくり推進法を5年延長する法案」(217衆法 号)が令共反対、自公立維国などの賛成多数で可決し、参議院に送られました。

 「NHK令和7年度予算承認案」は令など反対、自公立など賛成多数で承認されました。なお、日本保守党の3議員うち、河村たかしさんだけ賛成しました。河村さんは、民主党政権の原口一博大臣の求めで総務省顧問を発令されていましたが、それとの関係はわかりません。当時は有名な漫画家の倉田真由美さんがNHK経営委員に任命されるなど、原口大臣の周りに限っては情実人事が多いとの感想もありました。

 「土地改良法改正案」(217閣法22号)、「棚田地域振興法を5年延長するなどの改正案」(217衆法 号)「山村振興法を10年延長するなど第6次改正法案」(217衆法 号)が御法川信英農林水産委員長から説明され、全会一致で可決し、参に送られました。

 「大学修学支援法改正案」(217閣法8号)は令共参反対、それ以外の政党の賛成多数で可決し、参に送られました。これも「4月1日施行」です。文部科学は今後の小中学校の教員の給料の法案などもあるから、与野党とも早期に通過させたい意向が働いたと推測されます。

【衆・政治改革特別委】
 おととい提出された、立維有参社5党の「政治資金規正法改正案」(217衆法21号)が立憲の大串博志本部長から趣旨説明されました。次回は、自民党単独の「217衆法4号」「217衆法5号」とあわせて審議されます。これに先立ち会議の冒頭で、「216衆法10号」と「217衆法14号」は撤回され、廃案となりました。

 ところで、小泉さんの「217衆法5号」は労働組合員らの「意思の尊重規定」を盛り込みましたが「217衆法21号」にも同様な規定が盛り込まれました。与党案と野党案と表現して、以下に比較します。

 「与党案」は「政治団体は、特にその構成員に係る党費又は会費の債務の負担については、これが自由な意思に基づいて行われるように、十分に留意しなければならない」「法人その他の団体のする政治活動に関する寄附及び政治資金パーティーの対価の支払については、その構成員の意思が尊重されるように、必要な配慮がなされなければならない」としています。

 「野党案」は「会社、労働組合、職員団体その他の団体は、その役職員又は構成員に対し、雇用その他の関係若しくは組織の影響力を不当に利用して、又は政治団体の会費の額に相当する額の金銭を支払うことを約束して、政治団体の構成員となることを勧誘し、かつ、当該政治団体をして、政治活動に関する寄附又は政治資金パーティーの対価の支払をさせてはならない」としています。

 印象としては、野党案の方が、労組組合員に寄り添った条文のような気がします。但し、現在は、年5000万円のはずの政治団体から政治団体への寄付の量的上限規制が年6000万円に上がるようで、維新が「野党側」についたことで、焼け太りになったような気がします。

 今後の、国民民主党、公明党、れいわ新選組の動きで過半数が変わり得ます。

【参議院予算委員会】
 「令和7年度予算案」(衆議院修正)は12日目で、集中審議は早くも5回目。「内外の諸課題等」で7時間コース。

●選択的夫婦別姓の消極論は、日本会議系「神政連」の岩盤保守支持ねらいか

 杉尾秀哉さんは、旧統一教会、神道政治連盟などの岩盤保守層の支持と選択的夫婦別姓への消極論を紐づけました。杉尾さんは「例えば国際勝共連合、旧統一教会と表裏一体の政治組織ですけれども、やっぱり危ない夫婦別姓というパンフレットに、選択的夫婦別姓の法制化は日本の家族制度や人生の根幹に関わる重大な問題で、現実的な解決策は旧姓の通称使用拡大だ」、「神道政治連盟(神政連)」ともパンフレットには、日本の家族制度を根本から変えてしまいかねない」と主張していると指摘しました。杉尾さんは「総理はこうした宗教いわゆる宗教派の主張をご存知でしたか」と問いました。石破首相は「そういう主張をしておられるということ自体は承知をいたしております」と述べました。

 杉尾さんは「神政連が密接に関連する日本会議の正会員の国会議員を対象にした家族制度を考える勉強会というのが先月、議員会館で開かれました。タイトルには選択的夫婦別姓は強制的親子別姓ですと書いてある。自民党と日本維新の会から代理を含めて75人が出席したようです」としました。

●「自民党の体質そのものだ」

 石川大我さんは「連日、報道されております商品券の問題聞かなければならない」としました。石川さんは「事前に届けたというのも非常に不思議だと思います。普通お土産というのはですね、帰るときに渡すものだというふうに思うんですね。事前に届けたというのは、やはり総理公邸での食事の後に渡すこと、これに対する違法性の意識があったじゃないかと思います。当日の動画も出ております新人議員の皆さんですね、会合後にテレビのインタビューなどを受けているわけですけれども、そのときにですね商品券が入った紙袋をぶら下げているとテレビに映る可能性がある質問される可能性もあると。だから事前に配ったのではないでしょうか」と語りました。

 そのうえで、石川さんは「この商品券の問題ですけれども、自民党の体質そのものだというふうに思います。自民党はですね1回生から会食をして10万円の商品券をもらう。ある意味1年生議員からですね。自民党の金権体質、裏金体質を叩き込まれるわけです。そして10万円を受け取ることにより、ある種の共犯関係にこれなるというふうに思います。自分ももらってるんだから、先輩たちの批判はできないと受け取らないとですね、お前は仲間じゃないんじゃないかというふうに、そういう体質が抜けないんじゃないかというふうに思います。これ以上自民党に私達の生活政治を任せるわけにはいかないということを申し上げて次の話題に移りたいと思います」と語りました。

 また、石破首相は、生前に財務省・近畿財務局職員の赤木俊夫さんと、自衛隊関係のセレモニーで同席したことがあるようだと、赤木雅子さんと話していることを明かしました。

 公明党議員から名古屋・愛知アジア大会の必要性を説かれて、答弁に立ったあべ俊子文部科学大臣は、「委員と同じ推進バッジをつけている」としました。あべ大臣は、先週、愛知県選出の斉藤嘉隆・立憲・参国対委員長の質問で、答弁が混乱しましたが、リカバリーしたようです。

 山添拓・共産党政策委員長は、731部隊に関する「井本日誌」を防研(防衛省防衛研究所)が所有していることについて、公文書管理法の行政文書と特定歴史公文書を取り違えた質問原稿を読み上げており、とても残念でした。

【衆・外務委】
 「JICA法改正案」(217閣法23号)が外相から趣旨説明されました。質疑は次回。

【衆・内閣委】
 「能動的サイバー防御法案」(217閣法4及び5号)の2日目、法案審査1巡目の後半の野党コース。法案審査2巡目に入ることが確定し、散会。

【衆・安全保障委】
 所信に対する一般質疑。

【参・拉致問題特別委】
 外相と官房長官の所信的あいさつ。衆側と違い、国家公安委員長は出席しませんでした。

●衆・国土交通委は理事懇談会を開きました。また、議院運営の理事会、委員会も開かれました。国会同意人事第2弾は、おととい立憲がすべて賛成することを党議決定しましたから、すべての過半数が確定しました。

【官邸】
 閣議では、総務省の「CPI消費者物価指数」も机上配付されました。前年同月比3・7%増。先週、連合が集計した春闘1次回答では、5・46%増となっていますから、安倍晋三・岸田文雄首相の「物価高と賃上げの好循環」は実現したことになります。年金はマクロ経済スライドで年1・9%増のみで6月13日支給(都議選告示日と同日)。民主主義のさらなる分断の兆しもなきにしもあらず、煽りは禁物。

 「ギャンブル等依存症対策推進基本計画」の改定も閣議で決定しました。

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「横田一・ホラン千秋・宮崎信行取材妨害」は理由があった岸田文雄さん商品券100枚、野田佳彦に対して農相「食糧増産命令法は自民党の事前審査で同じ懸念があったが法務省に押し切られた」

2025年03月19日 18時44分29秒 | 第217通常会 2025年1月召集
[写真]岸田文雄さんのスタッフから、物を受け取る青木一彦・現官房副長官、4年前の2021年9月、グランドプリンスホテル高輪で、宮崎信行撮影。


[写真]岸田文雄さんのスタッフから受けとった物を、慣れた手つきで鞄にしまう、平河クラブに限った記者会見を取り仕切る現・自民党報道局長の平口洋・衆議院議員、4年前の2021年9月、グランドプリンスホテル高輪で、宮崎信行撮影。

[写真]岸田文雄さんのスタッフに、慣れた手つきで先に手を出し物を受け取ろうとする、石原伸晃・元国土交通大臣(当時・衆議院議員)、4年前の2021年9月、グランドプリンスホテル高輪で、宮崎信行撮影。

 TBSニュース「Nスタ」のキャスターを8年務めたホラン千秋さんが卒業するそうです。ホランキャスターは現場に出て、岸田文雄総裁当選の祝賀会では、「横ピングループは排除する」と聞こえるように言われて、横田一記者私・宮崎信行記者とともに排除されてしまいました。が、排除には理由があったようです。岸田文雄首相が2022年に公邸に政務官たちを招いた際に、1000円の商品券100枚、10万円分を配布したことが分かりました。商品券の原資が仮に官房報償費(官房機密費)12億円だとすると、主計局が認めて予算に入ったいるものを「クリーニングが必要なばっちい金だ」と認識していたことになり、安倍晋三首相暗殺でパンドラの箱が開いた自民党と政治とカネの問題(派閥裏金は安倍会長が修正を試みた)は国家予算も巻き込むことになります。

【参議院予算委員会 きょう令和7年2025年3月19日(水)】
 「令和7年度予算案」(衆議院修正)は11日目で、集中審議4回目「外交・安全保障等を含む内外の諸課題」。あすは祝日、あさっても集中審議となります。

【衆議院農林水産委員会】
 法案を3本仕上げて、一般質疑となりました。
 野田佳彦さんが質問に立ちました。野田さんは「私が農水委員会で質問するというのは実は初めてでございまして、だから雪が降ってきたのかなと思いますけれども、私父親が富山県の農家の6人兄弟の末っ子で、そして母親が船橋の農家の10人兄弟の末娘。ずっとDNAとしては農業者の血を引き継いでおりますので、農は国の基であるという、私自身もそういう信念を持っておりますが、今大変大きな過渡期を迎えておりますのでここにいる仲間たちがやっぱり練り上げてきたいろんな提案を今日は頭出し的に行っていきたい」と語りました。

 そのうえで、改正食料・農業・農村基本法の裏番組として一強政治のもと成立した「食料供給困難事態対策法」、新聞でいうと「食料増産命令法」。命じられた計画の作成を怠っただけで刑事罰になる内容です。来月1日の施行日に前後して立憲の改正法案を出したい意向を初めて示しました。

 野田さんは「きょねん、食料供給困難事態対策法が成立をいたしましたけれども、この中身を見てみると、計画を出さなかっただけで前科がつき逮捕や勾留あるいは家宅捜索なども可能となる。罰金という処罰がありますけれども、これはいくらでも重すぎるのではないかと考えます。そこで農業者の思いに立てば、罰金を科料に変更するなどのことが必要だと思いますけれども、他の野党ともご相談をさせていただいた上で、改正案を国会に提出をしたいと考えています。大臣の受け止めはどのようなものか、ご見解をお伺いしたいと思います」と述べました。江藤農相は「この食料供給困難事態対策法につきましてはですね、これ国民生活安定緊急措置法、これは大体内容が類似しております。この法律を作る段階でですね、法務省と極めて親密にですね、連絡を取り合いました。法務省の意見としてはですね、内容がほぼ同等であるということであればですね、この法律と整合性をとってもらうことが必要だということになりました。我が党の中でも正直申しまして、当時私は調査会長をしておりましたんで、刑事罰というのはですね、厳しすぎるんじゃないかと前科が付くってご指摘もありました。それから行政罰ですから、過料にすればですね、そっちの方がですね、いいんじゃないかということを党内でも実は議論があったんですが、しかし、法務省のご指摘を受けてですね、やはり揃えてくれというその政策的というよりもですね、いわゆる立法的な立場からですね今罰金刑ということを刑事罰ということにすることはご理解いただきたいと思います」と語り、法務省の横やりに自民党が屈した事前審査の内情を党外に初めて公表しました。

 野田さんは「今のお話を聞いてて、自民党内にもそういうご意見があったということですのでね。やっぱり農業者の立場に立ってむしろ法務省を説得するぐらいのことをぜひやっていただきたいということだけ申し上げて、次の質問に行きたいというふうに思います」とくぎを刺しました。

 野田さんは「食料生産の基盤となる農地に着目した直接支払いを適切に実施し、農地を農地としてしっかり活用している農業者に対して支援をしていく結果として、我が国の農業基盤が守られて、国民に安心安全な食料を供給できるものと考えます」としました。江藤さんは一貫して二人称を「元総理」として答弁を続け、「基本的な考え方はですね、元総理と全く意見を同一とするものであります。まさにそういった形を目指したなければならない。ですから直接支払いについてもですね、前回5年前に一度大臣を経験いたしましたがそのときからですね、その有効性について私は否定をいたしておりません。ですが、ご参考まで申し上げますと、WTOに対してですね、各国が通報したものについて試算したものですが、農業所得に占める農業直接支払いの割合ですね。日本はですね、大体57%。米国は12%、EUは63%というですね、数字も出ております。ですからこの数字自体がですね全てを表すと申し上げません。その政策の有効性について検証もしたいと思っております。ですからこの直接支払いのあり方について、これから御党とも他の政党等もですね、しっかり議論を重ねた上でですね、あり方については考えていきたいと考えております」と語りました。

【衆議院文部科学委員会】
 「大学修学支援法改正案」(217閣法8号)の法案審査3日目ですが、一巡目を3回に分けて行われ、1巡のみで、質疑の終局が宣言されました。立憲が修正案を提出。修正案は広がらず、起立少数で否決されました。続いて政府原案が採決され、れいわ新選組が反対し、自公立維国の賛成多数で可決すべきだと決めました。本会議に上程。文部科学は、2つ博士号を持つ盛山前大臣は惜敗率50・1%で議席を失いましたが、その前の永岡桂子元大臣も理事に名を連ね、あべ俊子大臣の野党議員に寄り添う答弁で順調に滑り出した印象です。

【衆議院内閣委員会】
 「能動的サイバー防御法案」(217閣法4及び5号)が趣旨説明され、法案審査の1巡目の与党のみコースが行われました。

【衆議院総務委員会】
 「NHK令和7年度予算承認案」は自公立維国の賛成多数で承認すべきだと決まりました。

 ところで、先週2025年3月14日、経済産業省・財務省の近くで、政党「みんなでつくる党」の初代代表の元参議院議員で、政治団体「NHKから国民を守る党」の立花孝志さん(57歳)が、握手しようとした宮西詩音容疑者(30歳)から鉈で左耳の半分を切られる殺人未遂事件がありました。

【衆議院国土交通委員会】
 「道路法改正案」(217閣法12号)は本会議での趣旨説明は省略されて、つるしがおり、趣旨説明されました。啓開の法定化など。

【衆議院経済産業委員会】
 大臣所信に対する質疑の2日目がありました。「下請け」の改正、トランプ関税、半導体など、経済産業にしては、かなり熱心な一年になりそうです。

【衆議院情報監視審査会】
 非公開で行われ、政府の説明と自由質疑をしました。

●衆議院の厚生労働、政治改革特別の両委員会と憲法審査会は理事懇談会・幹事懇談会を開きました。

【参議院政府開発援助等及び沖縄・北方問題に関する特別委員会】
 外相、沖北相が説明しました。「ODA特」は参議院側のみに設置されています。

●きょうは水曜日ですが、参議院の本会議、憲法審査会はありません。あさっては衆議院本会議と参議院予算委員会などが開かれます。3月29日(土)30日(日)の国会審議はないように予想します。

【立憲民主党次の内閣】
 繰り上げて水曜日に開催され、上述の「道路法改正案」(217閣法12号)の賛成を党議決定しました。来週は木曜日。また、野田佳彦代表はあす、鳥取県連大会を訪問しますが、倉吉市で開催されます。常任幹事もつとめた湯原俊二前衆議院議員の国政復帰を全党でサポートする姿勢を示すのがねらい。また、訪中団はあす羽田空港から出発し、南京を経て、上海空港から帰国します。既に「中連部長」との会談は決定しました。岡田克也さん、3期の石川かおりさんと伊藤俊輔さん、2期の梅谷守さん、鈴木党職員の5名となります。4議員は、金曜日の衆議院本会議の採決は珍しく欠席届を出すことになります。


[写真]岸田文雄さんのスタッフから、物を受け取る青木一彦・現官房副長官、4年前の2021年9月、グランドプリンスホテル高輪で、宮崎信行撮影。

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商品券でピンチの第2次石破内閣で、ようやく一般法案の衆議院の通過が始まり、政府・与党の真価が初めて問われる季節になる

2025年03月18日 19時41分00秒 | 第217通常会 2025年1月召集
[画像]石破内閣になってから、ほとんど法案が可決していないためか、全会一致の議決にもかかわらず、立ち上がって挨拶することを忘れている政府・与党の大臣・副大臣に挨拶するよう促す自民党議員ら、きょう2025年3月18日の衆議院インターネット審議中継からスクリーンショット。

 国会議事堂内で働く、人勧対象でない人々の物価高がもたらす「低酸素」は全員に平等に効いている気がします。「価格破壊のパイオニア」吉野家は国会限定メニューがあり、外から入れないのに「永田町一丁目店」と称しますが、某日は、材料がすべて売り切れたので今日は閉店しました、とのことでした。気になるのは、早終了した場合、店員に時短分の給料が出るかどうかです。

【参議院予算委員会 きょう令和7年2025年3月18日(火)】
 「令和7年度予算案」衆議院修正)の審議は10日目で、きょうは一般質疑2日目でした。再修正案は自公の党内手続きが終わりました。あすは集中審議4回目「外交・安全保障等を含む内外の諸課題」。なお、きょうは火曜日ですが、参の第一種常任委員会は設定されませんでした。

【衆議院本会議】
 重要広範議案2本目の「能動的サイバー防御法案」(217閣法4及び5号)が、石破派で干されながらデジタル大臣で初入閣した平将明さんから趣旨説明されました。内閣官房のNISCを改組・増員するなどの内容。
 これに先立ち、コメ印法案の「関税定率法改正案」(217閣法6号)が全会一致で可決し、参議院に送られました。
 「裁判所職員定員法改正案」(217閣法14号)はれいわ新選組と共産党の反対、自公立維国などそれ以外の党派の賛成多数で可決し、参議院に送られました。共産党は委員会で「純減どころかむしろ純増すべきだ」と語りました。
 「地震防災対策強化地域における地震対策緊急整備事業に係る国の財政上の特別措置法を5年延長して改正する法律案」(217衆法 号)は全会一致で可決し、参に送られました。
 「半島振興法改正案」(217衆法 号)は令のみ反対、自公立維国など各党の賛成多数で可決し、参に送られました。
 「証人等の旅費及び日当に関する法律の改正案」(217衆法 号)は全会一致で可決し、参に送られました。委員会の参考人のオンライン出席を可能にする内容。
 「衆議院憲法審査会規程の改正」は共のみ反対し、自公立維国などの賛成多数で議決し、議了し成立しました。

【衆・農林水産委】
 「土地改良法改正案」(217閣法22号)を全会一致で可決すべきだと決まりました。前大臣の完全落選で第2次石破内閣から農相になった江藤拓さんらが、立ち上がってお礼する「与党しぐさ」の所作を忘れてしまい、与党議員から手で促される場面がありました。なお、業界団体のホームページでは、二階俊博会長(前衆議院議員)のようです。
 続いて、「棚田地域振興法を5年延長して改正する法案」(217衆法 号)を全会一致で可決すべきだと決めました。令和元年法の5年延長のほか、国・自治体の生産基盤強化配慮規定などが盛り込まれました。
 「山村振興法を10年延長して改正する法律案」(217衆法 号)を全会一致で可決すべきだと決めました。昭和40年法の第6次改正になります。
 あすは野田佳彦さんが質問に立ちます。

【衆・文部科学委】
 「大学修学支援法の改正案」(217閣法8号)の法案審査2日目、1巡目の中盤、野党。一昨年9月の国民民主党代表選敗北後に「教育無償化を実現する会」を結成してから、「彼のストーリー」は順調な、前原誠司・日本維新の会共同代表が登場。答弁に立った、あべ俊子大臣は「外相、国交相とされた、大物政治家である委員に、ちょっと私などが答弁するのは緊張する次第ですが、お答えさせていただきます」と恐縮しました。嫌味な感じではありませんでした。重要広範議案の審議入りはこれからで、第1次内閣では比例中国選出、第2次内閣では比例九州選出でバッジを持つ党人派のあべ大臣の真価が問われます。

【衆・総務委】
 まず「人口急減地域特定地域づくり推進法の5年延長するなどの改正案」(217衆法 号)を起立多数で委員長提案の法案として本会議に提出すべきだと決めました。「島根県海士町複業協同組合」などを拡充する法改正案。
 続いて、「令和7年度NHK予算承認案」が審議入りしました。ここ数年の慣例通り、2日間にわたって開かれます。ところで、「NHK決算承認案」は令和2年度分から令和5年度分までたなざらしになっています。

【衆・環境委】
 「鳥獣保護法改正案」(217閣法27号)が趣旨説明されました。質疑は次回。ところで、山本庸幸「元内閣法制局長官・元最高裁判所判事回想録」(弘文堂)の268ページでは、第四部長のとき、平成14年法が「原案がとても法律案とはいえない代物」だったとし参事官を通じて環境省の担当者を呼び出したら「私は、自然保護官(レンジャー)で山野を歩き回っていて、法律のことはさっぱりわかりません」と言われて驚いたと振り返っています。山本さんは第四部長としてその職員とよもやま話をしながら、ほとんど自分で書き下ろしたと明かしています。

【衆・法務委】
 一般質疑。

【衆・拉致問題特別委】
 林、岩屋、坂井3大臣の所信的あいさつ。

●立憲の常任幹事会は今週はありません。

【官邸】
 立憲の逢坂誠二さんらが取り組む病院船構想について「船舶活用医療推進本部」が開催されました。「観光立国推進閣僚会議」も開かれました。日本とミクロネシア首脳、日本と南アフリカ副大統領の会談がありました。

【参議院議長公邸】
 参議院協会と議長、副議長との懇親会がありました。勇退議員のセレモニーもおそらくあったとみられます。参議院は1期を「6年1か月」とカウントするため、4期やると「24年4か月」となります。みなしで、永年在職表彰(衆議院では25年)を受けられます。

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石破茂政権「青木率」が水域に入るも政局はなぎか、商品券10万円の大打撃で、都議選まで98日となる

2025年03月17日 19時02分46秒 | 第217通常会 2025年1月召集
[写真]国会内大臣室、議事堂中央部の2階の議員会館(皇居と逆)側、向かって左が閣議室、向かって右が秘書官室で、首相も含めて全員が秘書官室から出入りする、今から8年前の2017年、宮崎信行撮影。

 都議選投票日まで残りわずか98日間ですが、「青木率」が毎日で2か月連続、朝日で初めて水域に入りました。読売も内閣は8ポイント減で自民党は変わらず。

 三越商品券10万円は、官房機密費(報償費)のマネーロンダリングだとみられますが、現代の武士・朝日新聞記者たちのはしゃぎようのわりには、即退陣を求める有権者は3割程度にとどまったようです。

 法律の複雑化。有斐閣の「六法全書令和7年版」が「防衛財源確保法」(令和5年)「森林環境税法」(平成31年)「農業協同組合法」(昭和22年)を外したことがわかりました。「皇室典範特例法」が落ちたのは令和4年版からなので、今日現在審議中の改正法案にもでてくる「防衛財源確保法」が外れるペースが速く、複雑な「壁」の崩壊を求める民意が参院選で表現されるでしょう。

 今週はなぎのような政局で、春分の日である木曜日に祝日出勤になる人は少ないでしょう。再修正後の回付案を採決する衆・本は31日(月)か。

【参議院予算委員会 きょう令和7年2025年3月17日(月)】
 「令和7年度予算案」は9日目で、そのうち集中審議3本目「教育・社会保障等現下の諸課題。時間は往復方式でカウント。

 共産党の小池晃さんは「2010年のテレビ番組で亡くなった野中広務さんは官房長官時代に総理の部屋に月1000万円ずつ持っていったと表現してます。総理のポケットに入った機密費が商品券の原資になったと言われても否定のしようがない」と問いました。首相は「別にポケットに入ったからポケットマネーというわけではなくてですね、それは先生、そのないことを証明しろと言われてもそれは極めて難しい。しかしながら、そこにおいて、ポケットマネーと申し上げておるのは、そういうものから出したということでございまして、そういうような官房機密費ですか、先生がおっしゃいますような、そういうものを使ったわけではございません。ただそれを証明してみせろと言われますと、それは極めて難しいことであるからして証明できないから黒なのだという論法をお使いになるとするならば、それは委員のご自由でございますがそのようなことはございません」と述べました。

 佐藤信秋さんが質問に立ちました。77歳。新潟選挙区に転じようとしましたが、かなわず。元国土交通省の道路局長・事務次官から3期18年参議院議員をやりながらついに入閣せず卒業となります。佐藤さんは「全総」を第1次から振り返り、「富国強兵をやってきた結果、戦後はその勢いで大都市と地方の分散がなかなかうまくいかない。第1次の全国総合開発計画のときからですね。過密過疎というのを問題にして、過密、多すぎる人口のところとか、過疎のところとどう調整しようか修正しようか。こういう動きでやってきたわけですけども」「今から約20年ほど前、国土形成計画ということで、魅力のある特色のある地域作りをやっていこうとこういうふうにしました。日本って国はものすごく勢いあったんです。世界でGDPが2番でしたからね」「その後ずいぶん変わってきました。結局、効率第一ということで国土形成をやろうとしたわけですけれども総合開発ってのはもういいじゃないかとちょっと本当にそうだったかなと、こういう私自分でそこにタッチしながらね、反省してます」と述べました。国土の均衡ある発展の理想は、明治維新での富国強兵の坂の上のうたかたの夢だったのでしょう。

 佐藤さんに対して、あべ俊子文部科学大臣は「佐藤委員にお答えさせていただきます。また委員には東日本大震災のときにも自民党が野党であったときに、本当に的確なアドバイスをいただきましたこと、心から感謝申し上げまして、本当に安全ですばらしい故郷をつくるということで本当に頑張ってこられた委員を、理想とするわけでございまして、そうした中でお答えさせていただきます」と答弁しました。

 参議院自民党は、岸田文雄前総裁による旧安倍派人事の反動があり、内閣改造がないのに、今国会で4人の委員長を入れ替える人事をしました。花形の予算委員長は、桜井充さんから、鶴保庸介さんに代わりました。

 立憲の石垣のりこさんは、6年前に宮城選挙区1人区で、安住淳さんの前で「消費税廃止」を訴える大胆さで、当選しました。ところが、3年前は、前県議の女性が立候補して「こどもが8人いる我が家は一日でごはん米びつ3個焚く」と演説しましたが、安住さんに叱られて、選挙カーから数時間所在不明になってしまい、その1・74倍の得票で桜井充さんが圧勝しました。組織の戦いの印象の参院選でもいろいろな景色があります。きょねん10月から、自民県連は仙台市に事務所がある衆議院議員が全くゼロという異常事態になりました。今夏も宮城は接戦となります。ところで、立憲党内で「消費税減税・廃止」をいうと異端視されるため、ある議員は石垣さんのことを「名前忘れちゃったけど、消費税廃止を言っている北の女性」というので、「1期生の名前を知らないのはいいとして、日本の東端が東京、北端が北海道という頭の中の日本地図修正した方がいいですよ、仙台・宮城は東北です」とだけ言い返しました。

 その石垣さんは「きのうなんですが、石破首相による商品券配布を巡りまして、歴代の首相が慣例として普通にやっていたことだということをですね、自民党の舞立昇治参議院議員が地元で発言されたということがニュースになっておりましたけれども、歴代の首相が慣例として普通にやっていたこと、これは事実なんでしょうか」と問いました。首相は「歴代首相はそうであったかどうか私は全て存じません、お答えする立場にもございませんと述べました。

 自民党の長峯誠さんは「次に25年産米について大臣にお伺いいたします米価高騰を受けまして、29道県が生産を拡大するという意向を示しています。しかし、流通がスタックしているだけで、供給が足りないわけではないという立場に立つと、これ供給過剰になりまして、当然米価は下落するのではないでしょうか」と問いました。江藤拓農相は「お答えさせていただきますが、長峯委員はですね、非常に徹底した現場主義を貫いていらっしゃいますので、あまりにも地元をまめに歩くので江藤は回ってこないじゃないかという指摘を受けるぐらいでありまして」と語りました。江藤さんの選挙区で、養鶏場を昔は経営者、現在は「副園長」として営む人の孫は、千葉・東京で鳥料理店の開業を検討しています。が、江藤衆議院議員の名を知らないそうです。畜産に詳しそうなのに意外です。長峯誠さんは早稲田大学雄弁会の出身で、国会に初当選する前に、当時・与党の民主党の宮崎岳志衆議院議員が中央大学辞達学会のころからの知り合いで、長峯さんから宮崎県で参院選に立候補する場合に県連の各級議員への寄付金が2000万円になると聞いたそうです。私は「その2000万円は全部政治資金収支報告書に載っているお金だと思いますよ」としつつ、宮崎さんは呆れるというよりちょっとうらやましそうに自民党と民主党の物量の違いに驚いていたようです。宮崎さんは、現在、日本維新の会の群馬県議となり、奥さんも前橋市議選で再選しました。

【衆議院政治改革特別委員会】
 大串博志さんら立有参の「216衆法1号」、小泉さんの自民単独「217衆法4及び5号」、青柳政調会長の維新単独「217衆法14号」の5法案。
 
 参考人質疑がありました。平成6年1月の政治改革4法の両院協議会に前後した総総合意について、中北・中央大学教授は「私は個人的に河野洋平先生を尊敬しているものでございますけれども、ただこの点についての記憶は正しくないのではないかと考えております。記憶をたどって、文書を見ないというのはやはり怠慢ではないか。当時の新聞めくってみれば、こうした合意があったとは考えられないわけであります」と述べ、政党助成法の見返りに5年後に企業・団体献金を廃止する合意はなかったとしました。中北参考人は「社会党は全面禁止を主張しましたが、新生党などは存続論でありました。連立与党案ですら、禁止は合意されておりません。あと河野洋平先生と細川総理、この2人の思いはわかりますけれども、2人だけで合意したわけではありません。トップ会談には自民党からは森幹事長、そして新生党の小沢代表幹事が陪席していたと聞いております。この2人がおってですね、原案を作成したという中で、全面禁止になるということは考えにくい」とし、立憲民主党は小沢一郎さんに確認すべきだと述べました。

 各党の合意の方法については、中北さんは「政治資金監視委員会を立ち上げて、その方針に従うべきだ」としましたが、成田憲彦・細川総理政務秘書官は「政治が先に方針を決めなければならない」と真っ向から対立した意見を述べました。筆者・宮崎信行が4年に1回だけ主体的に選挙にかかわる無所属市議会議員の選挙の応援演説で背後から傘を差させていただいた小林節・慶応義塾大学名誉教授も意見を述べました。その際は、綱島駅東口でマイクを待つ小林先生が西口の方をさすので、「先生、ここは共産党さん、港北区だけの区割りで県議が1人、市議が1人なので、日常活動から演説場所などがバッティングすることはなくて、フレンドリーだと候補者(議員)から聞いていますよ」と現場の「共闘」を慶應義塾名誉教授に背後から教示させていただきました。

【参議院消費者問題特別委員会】
 伊東良孝大臣と今井絵理子政務官らが所信的あいさつなどを述べました。

【官邸】
 「総合科学技術・イノベーション推進会議」が新メンバーで初会合。

【法務省】
 年1回の法制審議会総会はすでに終わりましたが、袴田さんの事案を受けた再審法(刑事訴訟法)の改正について、超党派議連ではなく、鈴木馨祐法相が法制審の臨時総会に諮問する方向となりました。条文のボリュームは少ないのですが、結論まで一定の時間がかかります。

●あすの予定
 重要広範議案4本中2本目「能動的サイバー防御法案」(217閣法4及び5号)が衆議院本会議で審議入りし、首相らが答弁。参・予算委は一般質疑。衆・総務委は、NHK予算案の質疑で、テレビ収録中継のはこび。

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半島振興法改正案起草「域内経済」「二地域居住」「交通施設」を盛り込み委員会通過、石破茂首相「1期生に10万円の商品券」は「官房機密費ではない」と明言

2025年03月14日 19時27分12秒 | 第217通常会 2025年1月召集
[写真]警備の都合で自民党員だけのゾーンで握手する石破茂首相、きょねん10月26日、都内で宮崎信行撮影。

 石破茂首相が公邸で1期生議員と会う前に、商品券10万円を配ったと報道されました。首相は答弁で15名が参加したとしました。自民党の1期生は国会初当選が14名いるので、無所属の元大分県知事の息子も参加したのでしょう。

 私は、およそ28年前、前年の10月の衆院選で初当選した自民党議員49人ほどが、3グループに分けて、昼に橋本龍太郎首相・総裁と懇談会をしたのを取材しました。橋本さんは官邸の内装の話題だけして、政策・選挙対策の話はまったくしなかったそうです。商品券を配ったということはないでしょう。但し、このときは、小渕派の1期生が募集を募ってアレンジしており、田村憲久さん(正確には無派閥)と大村秀章さんが幹事をつとめました。だから他派閥で同期の河野太郎さん、渡辺喜美さんらが「田村さん、大村さんに言えば総理総裁に会える」という残像が脳裏に残ったら、田村さん、大村さんのその後の政治人生に「便宜」があったかもしれません。橋本さんも「小渕派」といえども党内基盤が弱かったので、梶山静六官房長官・江田憲司政務担当秘書官らが優秀で、赤澤亮正大臣・吉村麻央政務担当秘書官とは違うということだと思います。

 ところで、百貨店の名前は不詳です。政治ジャーナリストでありながら生まれながらの警視庁の古物商の生活安全警察防犯協力会会員としてのコネクションをいかして「岡田克也グループの東京の地下経済・裏社会情報担当」という奇特な地位も兼ねる私ですが、三越伊勢丹だったら極めて悪質です。三越伊勢丹は1万円の商品券を出してます。高島屋は五千円までです。三越伊勢丹の1万円商品券が10枚あれば大黒屋は日銀券1万円かける9枚以上と交換してくれると思います。マネーロンダリングとしては、クレジット枠のの現金化よりずっと手数料が安いです。高島屋が5千円までしか発行しないのはそれをわかってわざとブランディングにしていると推測されます。ただし、鳥取在住でもないし、首相退陣という話にはつながらないでしょう。

【参議院予算委員会 きょう令和7年2025年3月14日(金)】

 「令和7年度予算案」(衆議院修正=参で再修正することを自公が表明済み)の審議は8日目で、集中審議2本目「物価高・経済、通商政策」。

 森本真治さんは「今国会の重要テーマは政治の信頼回復です。私は参議院の政治倫理審査会の委員です」「その中で、昨日の報道でございます。総理が自民党議員を公邸に招いての食事会ということで、そのお土産としての商品券10万円ですね。非常に大きな額のお土産を配布をされた」としました。首相は「私費で行っております。それは議員を40年近くやっておりますと、それなりに自由に使えるお金というものはございます。それはもう官房機密費とかそういうものではなくて、長いこと少しずつ積み重ねているものもございます。あるいは、これも収支報告は出しておりますが、亡くなった親の遺産もございます」と答弁しました。

 週明けの月曜も9時から集中審議7時間。石破茂さんにとっては胸突き八丁の国会中継となります。現時点で、立憲は商品券を攻めない見通し。れいわ新選組の山本太郎代表も登場しますが、代表として「1期生でなく国民に10万円を配れ」とタイムリーに談話を出しており、この線で攻めるかもしれません。切り抜き動画が参院選前後まで拡散されるかもしれません。

【衆議院国土交通委員会】
 「半島振興法を10年延長して改正する法律案」(217衆法  号)が起草されました。討論なく採決されましたが、賛成多数で決まりました。賛成しない会派の意図はわからないところですが。南房総、能登の被災を受けて現行法の「半島防災の振興」に「地域経済の円滑な運営の阻害防止」を加えたり、「物資の流通確保」に「交通施設の整備及び保全」を加えたりする包括的な改正がなされました。「二地域居住の促進」の法文が出入のどちらか気になるところですが。立憲は党内ワーキングチームはこの委員会の次席理事の森山浩行さんを座長として、役員室の災害危機管理担当の石川3区・近藤和也さんの知見もあわせて超党派の立法に盛り込みました。

【衆・財務金融委】
 「関税定率法改正案」(217閣法6号)を全会一致で政府原案通りに可決すべきだと決めました。本会議へ上程。

【衆・法務委】
 「裁判所職員定員法改正案」(217閣法14号)は自公立などの賛成多数で可決すべきだと決めました。共産は討論で、非正規職員に配慮して、純減法案どころか、むしろ純増すべきだとしました。

【衆・震災復興・災害対策特別委】
 「地震防災対策強化地域における地震対策緊急整備事業に係る国の財政上の特別措置に関する法律を5年延長する改正法案」(217衆法 号)を全会一致で本会議に提出することを決めました。

【衆・文部科学委員会】
 きのうの本会議でつるしがおりた「大学修学支援法改正案」(217閣法8号)が趣旨説明され、法案審査1巡目の前半、与党のみの質疑がありました。ところで、自公維3党の「高校授業料」に関する法案は今国会では予定されていません。

【衆・経済産業委員会】
 大臣所信に対する一般質疑1日目。自民党は三重4区で得票率60・2%で当選した鈴木英敬さん。立憲は三重3区で得票率60・9%で当選した岡田克也さんが質問に立ちました。
 岡田さんは武藤容治大臣の訪米で、自動車関税の追加25%検討の議定書について確認したか問いました。武藤大臣は前の通商代表の「アルトハイザー」さんを「ナイトハイザー」と間違えるなど、たどたどしさを見せました。岡田さんは「仮に自動車で追加関税25%が課されると、我が国の経済に大きな影響がある」として、国会法104条第1項にもとづき委員会として省に訪米議事録の提出を求めるよう委員長に求めました。
 岡田さんは閣議決定された第7次エネルギー基本計画で「原発依存度を低減する」との文言が削られたと指摘。大臣は「GXとDXの推進が国際競争力にかかわる」と答弁。岡田さんは「ソフトバンクの孫さんが、5000億ドルのスターゲート計画をやっている。これから4年間集中的にやろうとしているので、原発再稼働は間に合わない。実際、ソフトバンクは原発でなく再生可能エネルギーを使うと計画に書いている」と指摘。巨大官庁・経産省の職員にとっては耳の痛い指摘だったように感じます。

【衆・厚生労働委】
 「大臣の所信的あいさつに対する質疑の1巡目の後半、2日目」という相変わらずの旺盛ぶりで、動き出しました。

【衆・環境委】
 所信に対する質疑。この後の議事は協議されていましたが、そのまま散会しました。

【衆・地域こどもデジタル特別委】
 伊東、三原、平3大臣の所信に対する質疑・
【参・地方創生及びデジタル社会の形成等に関する特別委】
 2大臣(伊藤、平)の所信的あいさつ。
【参・災害対策特別委】
 坂井防災、赤澤防災庁設置準備の2大臣の所信的あいさつ。

【衆・政治改革特別委】
 企業・団体献金の審議。法案は、大串博志さんら立有参の「216衆法10号」と、小泉進次郎さんの自民単独の「217衆法4及び5号」、青柳政調会長らの維新単独の「217衆法14号」の4法案の質疑がありました。
 この中で、小泉さんが労働組合をめぐって立憲、国民に対する挑発的な答弁を繰り返すさまを、維新の質疑者がとがめる場面がありました。週明け月曜日も午後2時から再開。有名4教授の参考人質疑で、採決はそれ以降。

【参議院本会議】
 「地方税法改正案」(217閣法2号)と「地方交付税法改正案」(217閣法3号)が村上誠一郎総務大臣から趣旨説明されました。ことしも重要広範議案に指定されておらず、登壇物ですから、大臣が答弁しました。

 会議の冒頭で、中央選挙管理会委員に、城島光力さん、魚住裕一郎さんら、予備委員に元宿仁さん、豊原昭二さんらを充てる人事が決まりました。会議の最後に「参議院規則の改正案」「参議院憲法審査会規定の改正案」がはかられ、参考人のオンライン出席ができるように決まりました。衆側でも同様の議事がはかられます。

●定例金曜日ですが、衆議院本会議は開かれず、議運理事会もありませんでした。

●来週の予定 国会同意人事第2弾の採決があることから、立憲民主党は次の内閣を水曜日に1日繰り上げます。

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