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ニュースサイト 宮崎信行の国会傍聴記

元日本経済新聞記者の政治ジャーナリスト宮崎信行が3党協議を現地で取材したり国会中継を見たりして雑報を書いています。

【国会傍聴記】2大政党が激突 民主菅さんら4人、政府徹底追求 対案路線は封印か

2007年10月10日 22時30分38秒 | 第168臨時会(2007年9月~1月)法案の嵐作戦
 さあ、今日は衆院第一委員室の傍聴席に脚を運んできましたよ。TV画面に映らない質問席後ろの議員たちの動きもしっかりウォッチしました!
 きょうは民主党のエース級4人が続々登場。朝から自民vs民主の2大政党ががっぷり四つに組んだ大激戦で、「戦前の帝国議会のように2大政党制が復活したんだなあ」、と感慨に耽りました。
 衆院予算委の筆頭理事は岡田克也さん。各議員とも民主党案の紹介は控えめで、政府の姿勢を追求する、いい意味で野党らしい姿勢で臨んだ印象を持ちました。

■国会傍聴記 2007年10月10日(水)衆・予算委員会 基本的質疑2日目■

【民主党4人衆 代表経験者3人】

 民主党は菅直人さん(東京18区)、馬淵澄夫さん(奈良1区)、前原誠司さん(京都2区)、岡田克也(三重3区)と代表経験者3人を含むエース級4人が登板しました。テーマはインド洋での給油活動、入札制と天下り、政治とカネが大きなテーマでした。4議員間の連携はうまく出来ていました。

【前原さん、無駄遣い指摘 国交省の“競争入札”落札率は99%!】

 前原さんが質問に立つと聞いて、外交・防衛分野、今ならテロ特措法について時間を割くのかと思っていたら、税金のむだ遣い(「公共工事の入札・天下り問題」と「政令市をめぐる県庁と県議会のリストラ」)に集中しました。
 巷で言われている、小沢代表との安全保障に関する見解の違いが露呈することを恐れたのかもしれません。テロ特は菅さん(午前)、岡田さん(午後)が手分けして、外相と防衛相に猛攻撃をかけました。

 さて、前原質問。まずは「熊本県の川辺川ダムに3回行った。いまだにダムは出来ていないが、当初予算の350億円が、ここまでの総事業費が2043億円と6倍にふくれあがっている。地元・相良村の村長さんも『ダムはいらない』と言っている」と追求、冬柴国交相は「やはり作りたい」と答えました。
 前原さんは「人吉市の旅館に泊まったが、洪水の痕が残っている。ご主人に聞くと、『ダムができたことで、水の流れが変わって洪水が多くなった』と言っている」。冬柴国交相は「学識経験者が『できる』と言っている」。

 ここで予算委はお昼休みになりました。

  学識経験者・・・またしても第三者です。今国会の論戦で何度目の「第三者」でしょうか。政治団体の収支報告書は「第三者機関のチェックを受ける」(首相)、沖縄戦の集団自決では「教科書検定の審査会」(渡海文科相)、年金も地方制度もなにもかも第三者ばかり。そのうち第三者機関の整理・統合を審議する「第四者機関」でもできるんじゃないでしょうか。

 第一委員室をみて、きづいたことを書きます。

 50人の委員席の後ろに議員用の傍聴席が1列あります。

 自民党は小泉チルドレンたちが、やはり1回生の国対副委員長の指図で、席を外している委員の席に座り、傍聴していました。土屋正忠さん、小野次郎さん、猪口邦子さん、佐藤ゆかりさん、杉村泰蔵さん、葉梨康弘さんらです。

 一方、野党側の傍聴席には、民主党の羽田元首相や直嶋政調会長(参院)らが見守っていて緊張感がありました。

 与野党問わず、居眠りしている議員はいませんでした。

 国会珍プレーもありました。前原さんの質問で、冬柴国交相が答弁に行き詰まってしまったとき、国交省の役人が大臣に助け船の1枚紙を渡そうとすると、前原さんは「ダメだよ事務局!」制しました。
 しばらくすると、副大臣(与党の国会議員)が役人から紙を受け取り、冬柴さんに“バトンタッチ”。一瞬手で制そうとした前原さんに与党議員から「事務局ではございません」のヒトコト。前原さんも苦笑いするしかありませんでした。珍プレーというより好プレーでしょうか。議論の場にはこういうことも必要だと思います。

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【国会傍聴記】「ニッポンはおカネがあるのに」亀井久興・国民新党幹事長

2007年10月10日 09時08分10秒 | 第168臨時会(2007年9月~1月)法案の嵐作戦

(投稿日時 2007-12-03 14:45)

 さあ、これは2ヶ月前のだいぶ古い傍聴メモから起こしました。
 当日は国会議事堂で傍聴していたのですが、時間の関係から、帰りにラジオ中継で聞いていた部分です。
 年末はいつも慌ただしいのですが、今年は例年以上。自分も国会も社会も世界も。
 それがなぜかと考えると、やはり社会の血液であるマネーの配置がおかしい。

 そのことを国民新党幹事長の亀井久興さん(島根2区比例)が質問の形でとつとつと語りました。
 国民新党の基本姿勢は「郵政民営化凍結」です。下町の太陽は10/1付エントリをはじめ「郵政民営化はすなわち金融改革だ」との姿勢をとっていますが、亀井質問もこれを裏付けてくれる内容です。

 衆院事務局が作成した会議録を取捨選択して、お伝えします。

【国会傍聴記 2007-10-10 衆院予算委員会・基本的質疑】

亀井(久)委員 

(前略)

 ですから、私は、やはり需要をふやしていく、そしてGDPを大きくして、一人当たり国民所得をふやし、可処分所得をふやして、その個人消費の旺盛な力によって景気回復をさせるというのが本筋だというように思うんですね。

 今、可処分所得が、この六年間で十八兆円、毎年三兆ずつ減っているんです。その分皆さんは貯金を取り崩すしかしようがないから、個人貯蓄が十八兆、それとちょうど見合いの数字だけ減っているんですね。かつては、日本というのは貯蓄大国と言われた。その日本が、今や貯蓄率は一・八%まで落ちてしまった。貯蓄が全くゼロという、そういう世帯が全世帯のもう四分の一ということですね。

 こういう中で自民党政治がなぜ続いていったかといえば、やはり私は、一億総中流社会をつくったからだと思うんですよ。私はよく円盤形社会と言っておりますけれども、あなたはお金持ち、あなたは貧乏ですかということを聞くと、そんな金持ちじゃないよ、だけれども、そんなひどい貧乏じゃないな、まあ、中の下ぐらいですかな、まあ、ほどほどのところですかな、多くの人がそういう返答をされる。そういう社会というのを自由主義、市場経済を通じてつくったということが、日本の保守政治の誇るべきことだったと私は思いますね。その中間所得層が今どんどんどんどん下に落ちていくという危機感を持っているわけですね。

 それで、とにかく一年間額に汗して働いても年収が二百万にいかないという、そういう人が、もう一九・何%、二〇%近くある。これは私は、日本の保守政治がせっかくつくり上げていったものをこの六年間で完全にそれを崩し始めている、そういうことだと思います

 私はやはり、一億総中流社会というのはその中間層が大宗でございますから、その人たちが可処分所得をふやして思い切ってお金を使える、そういう状況をつくり出さない限り、今の経済の立て直しというのは不可能だというように思います。

 それから、財政のことについていいましても、財政再建、財政再建と言われるけれども、今、国が抱えております借金、これは八百三十六兆(円)と言われておりますけれども、しかし、国が持っている金融資産というのは五百八十兆(円)あるわけですから、その金融資産というものを引いてみれば二百五十六兆ですよ、純債務というものは。

 これは、OECDの国と比べてみても、GDPの五〇%ぐらいですから、そんなにびっくりするようなことではない。しかも、外国から金を借りているんじゃなくて、国内でそれをきちっと消化しているわけで個人金融資産はまだ千六百兆(円)あるわけですからね。

 だから、外国の私の友人等に言わせますと「日本はどうなっているの、自分でお金を持っているのに、そのお金を自国の経済のために使わないでアメリカの国債を買ってみたり外貨準備でドルを支えてみたり、ちょっとおかしいんじゃない」、「もうちょっと国内でその個人金融資産がうまく回るような、そういう政策をとるべきじゃない」のということを言われるわけですね。私は、まさにそのとおりだと思うんです。

 ですから、経済財政運営の基本が間違ってきたのではないか。いざなぎ景気を超える景気拡大が続いているといっても、あれは計算上のトリックみたいなもので、デフレのときに実質経済でもって表示をしたらばプラスになるのは当たり前なんですよ。それは、名目成長率からGDPデフレーターを引くわけですから、マイナスからマイナスでプラスになっちゃう。プラス八・五%の実質成長だなんて、そんなばかなことないですよね。

 ですから、もしそうだったら、何で消費税の増税だとか、増税の議論が出てくるのか。あのイザナギ景気のときには、二・五倍日本の経済規模が大きくなり、毎年減税をやったのに二・四倍税収がふえているんです。そういう流れをつくり出すということを真剣になってお考えをいただいて、思い切った政策転換をやっていただきたい、そのことを私の意見として申し上げまして、私の時間が参りましたので、終わります。

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【国会傍聴記】長妻さん、年金で具体的答弁引き出す 衆院予算委員会

2007年10月09日 17時06分44秒 | 第168臨時会(2007年9月~1月)法案の嵐作戦

 衆院予算委員会野党の先陣を切ったのは民主党長妻昭さん(東京7区比例復活)です。10月3日の本会議から中5日の登板です。
 民主党役員としては長妻さんは政調会長代理ですが、直嶋正行政調会長は参院議員ですから、長妻さんは衆院民主党の政策責任者ということになります。民主党「次の内閣」のネクスト年金担当大臣も兼ねています。 

■国会傍聴記 2007年10月9日衆議院予算委員会(第一委員室)総括質疑②■
(質問者のうち長妻昭さん部分)

【舛添厚労相、長妻議員との新しい約束は「1ヵ月後」】

 さて、きょうも長妻質問は立て板に水、怒濤の質問攻めでしたので一問一答形式でお伝えしましょう。

(長妻=長妻議員、舛添=舛添厚労相、増田=増田総務相、首相=福田総理)

長妻「消えた年金は問題だが、それ以前の問題を指摘したい。既に国民年金・厚生年金の受給資格が発生したのに、なぜか(受給)申請していない人が多いようだが。計算して欲しい」

舛添「私もなんとか(その数字を)出せないかと思ったが、今のシステムでは不可能だ」

長妻「がっかりだ」

(「申請しろよ!」「申請しない人が悪い」とのヤジあり)

長妻「そのヤジが悪しき申請主義の象徴だ。社保庁は数字をいつまでに出せるのか?」

舛添「“レガシー・システム”の(プログラムの)修正で、1ヶ月後には出せると思う

長妻「政権交代すれば、民主党は年金通帳を出す。それまで国民のみなさんには自分で社会保険事務所に照会して欲しい」
「次に(総務省が担当している年金問題の検証に関する)第三者委員会について。一番大切なのは(消えた年金記録の)5000万件のうち、(国・自治体にある)紙台帳のデータを既に統合されたオンライン記録にどれだけ入力したか(を把握すること)だ。そうすれば、入力漏れ1件あたりの平均金額を計算できる。総理、サンプル調査をやると約束してください」

首相「いずれにしても、年金の問題は関係省庁の対応のまずさがあった。根源は(長妻)議員の言う通り、国民視点の欠如にあった。できる限りやっていきたい」

長妻「自治体などにある紙台帳が8億4000万件あるとされているが事実か?」

舛添「マイクロフィルムも含めて、現在8億4000万件だ。(突き合わせ作業は)10月にテストラン(試運転)、12月からコンピュータを動かしてみる。(そのプロセスは)確実に公表しながらやっていくので、若干時間をいただきたい」

【増田総務相、「第三者委員会の委員、事務局増員」を明言】

長妻「(都道府県ごとに置かれている領収書などから納付記録を認定する)第三者委員会では救済の申請者1万6000人のうち、238人しか救済されていない。被害者の数はもっと多いはずで、見積もりが甘い。年金記録確認地方第三者委員会の人数を増やすべきだ

増田「体制を増強しなければいけないと考えている。第三者委員会の委員、事務局員を増員する

長妻「年金問題は国家の危機。国を信用しない国民がいる国は不幸な国だ。(年金救済の)実行部隊を全省庁、民間から集めて、国家的なプロジェクトとして取り組むべきだと思うが、総理の意気込みを聞きたい」

福田「『国家の危機だ』とおっしゃったが、そうだと思う。私が中心になって、この問題の解決にあたっていくことを今日の閣議(閣僚懇談会)で決めたところだ」(与党席から拍手あり)

【長妻さん「年金流用は特別会計膨張につながる」】

※ここからは長妻議員の独壇場になりましたので、改行を入れながらお伝えします。

長妻
 
年金保険料の流用を禁止すべきだ。(年金流用による広報活動などを認めると)年金PRセンターなどといった建物をたてて、そこに業務委託することになりかねない。天下り先の確保にもつながる。
 (年金制度発足当初から広報や事務などは税金でまかなっていたが、年金流用のしくみは)橋本内閣のとき、行政改革で税金を節約するために変わったルールなので元に戻せばいいだけだ。
 保険料は特別会計に組み込まれており、省庁は(税収と同じく)自主財源だと捉えている(=錯覚している)。
 特別会計からの保険料流用総額の約半分にあたる1000億円以上コンピューター(の購入など)に使われており、社保庁の役人がその(コンピュータ)会社に天下りしている。さらにその会社の出版物を特会で買い上げている。
 コンピュータだけですら、このように(特会からの支出が)膨張してしまうのだから、教育やPRに(流用を)広げたら、さらに膨張してしまうのではないか?福田総理は(野党に対して)『話し合い』を言うのなら、我々の主張を丸飲みしたらどうか?」

 福田首相は「特会は年金だけでない。しっかりやっていくことが必要だ」と述べました。

 この後、会計検査院の不当事項に対する未返金の問題と天下りの問題を取り上げました。

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News)消えた年金5千万件、保険料納付総額は2兆円超 社保庁試算

2007年10月09日 17時05分42秒 | 第168臨時会(2007年9月~1月)法案の嵐作戦

年金記録漏れ5千万件、保険料納付は2兆超す試算(読売新聞) - goo ニュース

 社会保険庁は9日、5000万件に上る該当者不明の年金記録漏れ問題で、保険料の納付総額について「機械的に計算すれば2兆3500億円になる」との試算を明らかにした。

 150件の年金記録をサンプル調査した結果、1件当たりの保険料が平均約4万7213円になることから算出した。ただ、社保庁は「サンプル調査は無作為抽出ではない」として、統計学的に実態を正確に反映したものではない、と説明している。

 社保庁が年金給付に結び付いていない保険料の納付額を示したのは初めて。9日に開かれた民主党の厚生労働・総務部門合同会議で社保庁が提示した。

 社保庁は約5000万件の記録のうち、氏名の記載がないなど欠陥があった約524万件から1000件をサンプル調査。この中で東京社会保険事務局分の150件について、民主党の求めで保険料納付額を明らかにした。

このエントリー記事の本文は以上です。

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【国会傍聴記】衆院予算委スタート、自民党・公明党政調会長が質問

2007年10月09日 15時48分05秒 | 第168臨時会(2007年9月~1月)法案の嵐作戦

 衆院予算委員会がスタート!(写真は共同)
 まずは全閣僚がそろって基本的質疑。本会議場から、50座席の第一委員室に舞台が移り、本格論戦の火ぶたが切って落とされました。

 今日の傍聴記はエントリーを2つに割ります。
 1つは谷垣禎一自民党)、斉藤鉄夫公明党)の与党政調会長の総論。それに関連した議員の各論。
 与党の質問はあまり面白くないのですが、参院選後&福田政権発足後最初の予算委員会です。
 政権与党の政調会長がトップバッターですから、政府・与党が今国会にのぞむ姿勢と争点が見えてくるはずですので、詳述します。

 2つめのエントリーはお待ちかねの長妻質問に絞りました(連日、多数のアクセス、コメントありがとうございます)。(【国会傍聴記】長妻さん、年金で具体的答弁引き出す 衆院予算委員会

■国会傍聴記 2007年10月9日衆議院予算委員会(第一委員室)総括質疑①■
(質問者自民党=谷垣禎一政調会長中谷元、中山成彬、細田博之 公明党=斉藤鉄夫政調会長、上田勇、赤羽一嘉)

【自民政調会長、「抱きつき戦術」強調」

 谷垣禎一さん(京都5区)は参院選後の国会運営の構図を、
「政府・与党の政策 は、衆院では通るけど、参院では通らない。逆に
 野党の皆さんの政策は、参院では通るけど、衆院では通らない。
 こんな風になりますと、現状は一歩も動かない」という表現しました。

「(自民党は)誠実に野党のみなさんと対話する。それを積み重ねていく」と福田政権の“抱きつき戦術(クリンチ戦術)”をうかがわせました。

 一方で、民主党の参院選マニフェストをフリップにまとめて、「15・3兆円の財源が必要だ」として、財源の手当てを自民党がターゲットにしていることを示唆するなど、対決姿勢も明確にしました
ちなみに谷垣さんはこのとき、フリップの向きを間違え、1分ほどTV画面からフリップの内容が見えない状態でした。総裁選に出馬した谷垣さんですが、大衆政治家への変身は難しいようですね)。

自民党質疑から見えてきた最大の争点はやはり「インド洋」】

 谷垣政調会長が取り上げた議題は、このほか、中央と地方の格差(地域再生)、年金問題、テロ対策特別措置法の問題など。
 テロ特に関しては、関連質問の中谷さんにお願いするとバトンを渡しました。

 自民党の中谷元さん(高知2区)は防衛大卒の退役自衛官で、衆院議員になってからは防衛庁長官も務めました。石破茂防衛相と並ぶ自民党国防族の中堅です。

 ○福田首相、「インド洋での給油活動は日本のシーレーン防衛」

 テロ特措法の延長(新法制定)に関して、福田首相はこのブログの10月1日付のエントリーの小見出し【インド洋給油活動継続は「シーレーン」防衛の】部分で指摘した通り、海上自衛隊のインド洋での活動は日本のシーレーン(海上輸送路)防衛であるという認識を示しました。
 福田さんは「(インド洋と日本を結ぶ)シーレーン(海上輸送路)は日本の生命線で、テログループが暗躍すれば安心して航海できない」と述べ、安倍前政権の「国際公約」論から、日本のエネルギー確保のためのシーレーン防衛という福田内閣としての新しいパラダイムを予算委でも提示しました。

 ○石破防衛相、「20万ガロン」を謝罪 「作業の単純ミス」強調

 中谷さんは石破防衛相とのかけあいで自衛隊のインド洋上での給油活動継続の必要性について強調しました。

 ここでも民主党の「今後の作戦計画」を想定した上での予防線がありました。
 まず次の記事に目を通してください。
9月21日の共同通信配信記事
 イラク戦争直前の03年2月、インド洋で海上自衛隊が米空母「キティホーク」に間接給油した問題で、防衛省は21日、約20万ガロンとしていた米補給艦への給油量を訂正し、実際は約4倍の約80万ガロンだったと発表した。
 20万ガロンは、政府が国会審議で「給油がテロ対策特措法の目的の範囲内」と説明するために引用されており、防衛省は陳謝した。


 20万ガロンならば、インド洋→イラクの途上で燃料として消費してしますのですが、80万ガロンだとイラクでの活動の時点でも残っていた可能性があります。この数字は当時の福田官房長官が明らかにした数字です。
 これは朝日新聞のスクープで明らかになりました。政府の故意かどうかは別として、政府は野党やマスコミ、そして国民に虚偽の説明をしていたことになります。

 当然、民主党は今後、この数字を攻めるでしょう。

 

 これに先手を打つ形で、石破防衛相は、「給油量訂正は入力ミス」だと陳謝し、「関係者を処分する」考えを表明しました。

【福田首相、「自民党に派閥はない」】

 中山成彬さん(宮崎1区)は「先日の
清和政策研究会(清和研の会合に8年ぶりに小泉元首相が出席した」と国会では異例の派閥の話から切り出しました。福田首相も「派閥は自民党にはない。政策研究グループだ」と答弁、中山さんも「マスコミも派閥という言い方を使わないようお願いしたい」と応じました。

 中山さんは「経団連の御手洗冨士夫会長と話していたら、あそこ(キヤノン)は大分に工場があるけど、『道路があれば宮崎にも作るのに』と言われた」として、九州の道路建設が必要だと指摘。「お金の使い方がまちがっている」と道路特定財源の問題にふれました。ひたすら地元の話をした中山質問はまさに戦後レジーム、あきれたのヒトコトでした。

 農業問題に関して中山さんは農業者の「戸別所得補償制度は前時代的。グランドデザインを示せ」と民主党案にかみつきました。
 教育予算の減少にも苦言を呈しました。

 午後は細田博之さん(島根1区)から。この人も清和研(町村派)です。
政治とカネの問題では「かつての角福戦争など(略)これまでの不祥事は反省する」としました。
 また、中央と地方の格差の問題では「島根をはじめとする“貧乏県”の実態に配慮すべきだ」と切り出し、増田寛也総務相に9月末に島根を訪れた際の感想や地方財政についてたずねました。
 このほか、原子力問題など、通産省(出身官庁)と島根県(父親から次いだ選挙区)という2つの基盤の話を延々としていました。

【公明党は「立党の精神」に立ち返って医療、年金中心に質問】

 続いて公明党政調会長斉藤鉄夫さん(比例中国)が質問しました。まずは「立党の精神」を紹介。連立与党・公明党が自らの存在意義、アイデンティティに悩んでいる姿が垣間見えました。

 公明党の立党の精神について調べたら、太田代表が自身のウェブサイトでこう述べています。

「公明党は真に大衆の心に共鳴し、庶民の汗と涙の分かる政党を渇望する民衆の声に応えて誕生した政党です。私は、今こそ、この立党の精神、原点に立ち返り、新出発する時であると強く思います」

 斉藤さんは産科医・小児科医不足高齢者の医療費負担増国民年金の低年金・無年金者の問題を取り上げます。公明党らしい質問で「立党の精神」に立ち戻った気がします。参院選の獲得議席は9(繰り上げ除く)とせっぱ詰まった公明党。

 舛添厚労相が「与党プロジェクトチームでの議論をお願いしたい」と述べるなど、閣僚は連立与党パートナー=公明党に配慮した発言が見受けられました。

 公明党に配慮し、民主党は配慮しながら攻める。福田内閣がベテランで固められているのも納得です。

 公明党からはほかに小選挙区当選者2人が質問に立ちました。
 上田勇さん(神奈川6区)は安全保障の問題として、拉致問題など北朝鮮問題から話を始めました。そして中小企業対策については福田首相から「大企業に比べて、復調が遅れている」との認識を引き出しました。
 「保育所を出た子どもが毎年50万人、小学校に上がっている」と指摘したうえで、小学校での学童保育の定員はその半数以下で、「施設も劣悪」と善処を求めました。

 赤羽一嘉さん(兵庫2区)は「教育費用の負担軽減こそ政治が取り組む最重要課題だ」として、奨学金制度の維持・拡充を要求。来年度予算での奨学金について質問するという生活に密着した具体的な質問で「概算要求する」(渡海文科相)との答弁を引き出します。さらに赤羽さんは「入学金も切実な問題」、「国民生活金融公庫から融資を受けられない人もいる。その人が民間から融資を受けられるはずがない」とたたみかけました。
 
まさに庶民の身方味方・公明党だなあ、と思うとともに、これだけ切迫した質問が予算委員会初日に出てくる世相に日本の危機を感じました。このとき、自民党議員席からときどき笑い声が出るのが不愉快でした。

 阪神大震災の体験を踏まえて、赤羽さんは「被災者生活再建支援法」も取り上げ見直しの必要性を指摘しました。
 ちなみにこの法律に関しては、民主党がすでに参院にの法律の改正案を民主党が参院に提出しています。
参考エントリー(民主党、能登・中越沖地震含めた被災者支援法案を参院に提出
 最後に「一刻も早い訪中」
を福田首相に要望して、公明党の質問は終わりました。

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民主党、子ども手当法案を参院に提出へ 概要固まる

2007年10月07日 22時07分42秒 | 第168臨時会(2007年9月~1月)法案の嵐作戦

 民主党怒濤の法案ラッシュ。今度は参院選マニフェスト「3つの約束」の2つめ、「子ども手当」です。

子ども手当2万6000円支給=民主、今国会に法案提出 (時事通信) - goo ニュース
外部リンク)
「子ども手当」政策を発表、月額2万6千円を義務教育終了まで支給(2007年3月20日付 民主党ニュース)


 子ども手当は中学校3年生まで(中学修了まで)の子ども全員に月額2万6000円を支給します。例えば1つの家庭に3人(9歳、6歳、4歳)のお子さんが居れば、月7万8000円、年93万6000円を支給します。

 民主党は「控除から手当へ」、「コンクリートから人づくりへ資源配分」を基本方針に、確定申告での(子ども向けの)扶養控除を廃止することなどで財源を捻出する考えです。ただ、それだけでは財源は足りませんから、補助金・交付金の削減なども進める方針です。

 今までは確定申告で、税務署に申告して、税金から引いてもらう方式でしたが、手っ取り早い現金給付に変更しようというものです。

 今日のタイミングで時事通信が配信したのは、「3連休の暇ダネ」の感もしますが、近く正式に参院に提出される運びです。

 民主党の少子化対策の目玉ですが、参院での審議では自民党から財源を同手当するのかツッコまれるでしょう。それを説明できて、参院での法案成立が見えてきます。与党・公明党の対応にも注目です。

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国会同意人事とテロ新法 自民党国対が民主党国対に「談合」もちかけ

2007年10月05日 23時22分11秒 | 第168臨時会(2007年9月~1月)法案の嵐作戦

 これは明らかな「談合政治」のもちかけですね。
 国会同意人事とテロ新法です。ともに参院での多数決が必要です。
 55年体制の「自社」の国対政治を思い出させます。村山自社さ政権と何も変わりありません。
 自民党の体質にはほとほと、あきれて天を仰ぎたくなります。ひどい。

同意人事、事前審査を拒否=民主 (時事通信) - goo ニュース

 民主党山岡賢次国対委員長は2日夕、国会内で自民党大島理森国対委員長と会談し、日本銀行総裁など国会同意人事について同党が提案した事前審査手続きを拒否した。山岡氏は席上、「野党は同一歩調を取る」と述べ、民主党だけが与党と協議するわけにはいかないと強調した。

 事前審査は、自民党の小坂憲次国対筆頭副委員長が同日昼、民主党の安住淳国対委員長代理に提案した。両党の衆参議院運営委員会の筆頭理事と、公明党を加えた3党の衆参国対筆頭副委員長ら計10人で構成する「国会同意人事両院協議会」を設置し、協議会の審査で了解された案件について国会に提案する仕組み。

テロ新法骨子案を提示、民主党は事前協議を拒否(読売新聞) - goo ニュース

 与野党の国会対策委員長会談が5日、国会内で開かれ、与党はインド洋における海上自衛隊の給油活動を盛り込んだ「新テロ対策特別措置法案」の骨子案を提示し、法案内容を事前に協議する与野党の協議機関の設置を要請した。

 しかし、民主党の山岡賢次国対委員長は「法案は(衆参両院の)委員会で審議すべきだ」として、事前協議に応じない考えを伝えた。

 また、共産、社民両党は給油活動の継続に反対する意向を示した。国民新党は骨子案を持ち帰って検討すると伝えた。

 法案提出前の与野党協議は困難な情勢で、町村官房長官は5日の記者会見で「法案の閣議決定のタイミングは参院予算委員会が終わった後にする」と述べ、衆参両院の予算委員会での野党質疑を法案作成の参考にする考えを示した。9日から17日にかけ衆参両院の予算委員会が開かれる予定で、政府・与党は今月中旬以降に、法案を閣議決定し、国会提出をする構えだ。政府・与党は11月上旬には衆院通過させたいとしている。

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【国会傍聴記】市役所パート出身の相原久美子さん、新人議員トップバッターとして代表質問 参院本会議

2007年10月05日 22時17分17秒 | 第168臨時会(2007年9月~1月)法案の嵐作戦

(写真は参院本会議で代表質問する相原久美子さん、NHK国会中継から)

 民主党は7月29日に当選したばかりの新人議員が登場。各党新人のトップバッターとしての重責を果たしました。格差問題をめぐり自治労出身の相原久美子さんの質問は内容が濃かったです。

 参院本会議での代表質問2日目。
 昨日は民主党参院議員会長、自民党参院幹事長でした。
 今日は公明党、日本共産党、社民党、国民新党の幹部が党の立場を説明しました。民主党の2・3人目、自民党の2人目の議員も質問しました。

■国会傍聴記 2007年10月5日 参議院本会議■
 福田総理大臣の所信表明に対する各党代表質問
         白浜一良(公明党)
         大石正光(民主党)
         椎名一保(自民党)
         相原久美子(民主党)
         市田忠義(共産党)
         福島みずほ(社民党)
         自見庄三郎(国民新党)■

 民主党の2人は潤沢な持ち時間のなかで、それぞれ政治家としての持論を述べながら、福田首相の政治姿勢をただしました。

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【自治労の相原さんが新人初登壇】

 相原久美子さんは全国比例代表でトップ当選。個人名で50万票を獲得し、民主党2位当選の候補と20万票もの大差をつけての圧勝です。

 相原さんはなぜ強かったのか? それは今年急に知名度が上がった「自治労」(全日本自治団体労働組合)の応援を受けたからです。安倍首相ら与党や一部マスコミが「消えた年金問題」の「戦犯」扱いした自治労ですが、逆境をバネにしたのか参院選で圧勝したのです。

 ちなみに自治労は「連合」傘下の産業別組合(産別)です。自治体職員がおもな組合員です。ではなぜ国の組織である社保庁職員が自治労なのかと言いますと、地方事務官の廃止など説明が長くなるのでこのエントリーでは割愛します。

 相原さんの質問は聴き応えがあるものでした。

 相原さんは北海道で1947年(昭和22年)に生まれた団塊の世代。
 1986年に札幌市役所に臨時職員(非常勤職員)として採用され「国民年金員」として長く働きました。つまりパートタイム労働者だったわけです。自治労がパートを参院選に擁立したのは初めてです。

 民主党は参院選を「国民の生活が第一」とのキャッチフレーズを掲げて、戦いましたが、相原さんは候補者に決まってから、全国を歩いて、生活弱者の声をたくさん聞き、それを今日、代表質問として福田首相にぶつけました。

【ワーキングプア、派遣労働、ネットカフェ―相原さん、市田さん】

 相原さんは「政府は最初に所得再配分政策に取り組むべきだ」と切り出し、経営者が多くの所得を得る一方、報われない報酬で働く人の格差是正を総理に迫りました。
 「(所信表明で)総理が言った通り、地方では構造改革が停滞し、活力が失われていく悪循環に陥っている」と強調。その理由として、「地方交付税の削減により、最低限の行政サービスを提供できない」自治体が出てきていることを示唆しました。ゆゆしき事態ですね。その処方箋として相原さんは「地方への権限、税財源の移譲を進め、地方(自治体)の財政確保と財政調整制度(例:地方交付税交付金など)を政府が保証する」よう要望しました。

 相原さんは自民党本部がつくった「参院選(敗北)総括文書」を取り上げ、「セーフティーネットの確立が必要以上に強調されている」とし、それは現在、働く人の「労働」に対する報酬などの「対価」が正当でないからだと論を進めました。

 そして昨年からその名が浸透した「ワーキングプア」問題について「ワーキングプアとは怠けている人ではなく、懸命に働き続けても生活水準が厳しい」中小の商店主、農家、睡眠時間を削り2つの仕事をかけ持ちするシングルマザーらだとする報道を紹介。「政府はまず、マスコミ任せではなく、政府自身によるワーキングプアの実態調査をすべきだ」と求めました。

 そして具体論として最低賃金の保障に監視、憲法25条に定められた基本的人権である「健康で文化的な最低限度の生活を営む権利(生存権)」を確保する上で、「平均年収200万円に満たないワーキングプアが生存権を脅かされているのではないか」と疑問を呈しました。

 相原さん自身が長年経験したパートタイム労働者について「1200万人に上るが、『働き方の選択の幅が広がった』と言われているが、(労働者がパートタイムとして働くことを)選択せざるを得ないのだということをご確認ください」と訴えました。

 派遣労働者についても「平均年収は300万円未満」と指摘し、「特に日雇い派遣スポット派遣は、派遣会社から携帯メールが来て、駅前で集合し、一日の仕事の終了後に賃金を得る姿をよく見かける。若者がこのような働き方をせざるを得なくなってきている」ため、「結婚、子どもを産み育てることもできません」と指摘。「将来の生活設計が可能な質の高い雇用が必要だ」と主張しました。

 落ち着いた話し方、まとまった質問内容など感心しました。さすがはトップ当選者です。組織から出てくる参院議員は、専門分野に詳しく時間的にも恵まれています。組織内のたくさんの人材から選ばれているので人柄もいい。仲間の定年の60歳を過ぎたら、あっさり引退してしまうことが多く残念ですが、きょうは「良識の府・参議院」を再認識でき、参議院の質が良くなってきている感じがしました。

○日本共産党書記局長、「雇用格差」に焦点

 雇用の格差については日本共産党市田忠義さん(全国比例)も多くの時間を割きました。「ネットカフェに寝泊まりしながら、日雇い派遣で働く人の実態調査が必要だ。こうした人に家賃補助と生活資金の貸し付けを制度として設ける必要がある」と提言しました。そして「若者を食い物にする日雇い派遣を廃止し、偽装請負を摘発すべきだ」と主張しました。答弁で総理は「悪質な偽装請負事例は摘発する」と約束しましたが、「悪質な」と限定したことが気になりました。(ちなみに市田さんはネットカフェ難民という言葉を使いませんでした)。

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【「日本外交の軸は環境問題」―民主党大石さん】

 民主党からはもう一人、大石正光さん(全国比例)も登壇しました。衆院、参院両方で環境委員長を務めたベテランです。
 大石さんは国連の地球温暖化に関する首脳級会合と、米国主催のポスト京都議定書に関する会議に関して日本の首相が自民党総裁選に伴う政治空白で出席できなかったことを問題視。
 「(地球温暖化問題をおもな議題とする2008年7月の)北海道洞爺湖サミットを前にしてなぜ参加者がなかなか決まらなかったのか?」と質問。これに対する答弁で福田さんは「国連会合には森元首相、米国主催会合には高村外相が出席した」ので問題がなかったとしました。
 大石さんは「日本の国際貢献の第一の課題は環境問題だ」と語りました。日本は環境問題を通じて国際社会で主導的なやくわりを果たすべきだという考え方で、日本の戦略的な外交のあり方として興味深いですね。共感を覚えました。ちなみに大石さんのお父さんは設立直後の環境庁長官を務めた人です。

【福田首相、自民党ヒゲの隊長の「かけつけ警護」発言は「違法」】

 社民党福島みずほ党首(全国比例)は、「所信表明で憲法改正に触れなかった以上、あなたの在任中は憲法改正はしないのですね?」と問いかけましたが、総理の答弁は玉虫色でした。

 また、自民党の佐藤正久参院議員(全国比例、通称・ヒゲの隊長)がイラク復興支援部隊隊長経験者として「他国の軍隊が攻撃をうければ、自衛隊もかけつける」との趣旨の発言をしたことを問題視。
 これに対し、福田総理(自民党総裁)から、佐藤議員にとっては極めて厳しい答弁が返ってきました。
 「いわゆる『かけつけ警護』は現行法令で認められていない初代イラク復興支援隊長のその発言の真意は理解していない」。
 佐藤正久議員の実名を出さなかったところが、かえって恐い感じです。これを聞いて、ヒゲの隊長は本会議場(という新しい戦場でも)冷静沈着でいられたのかどうか、気になります。今後、何らかの火種になるかもしれません。

【舛添厚労相「国民年金の事後追納期間5年間に延長」示唆】

 公明党参院議員会長の白浜一良さん(大阪選挙区)の質問に対して舛添厚労相は「国民年金保険料の事後追納(が可能な期間)を(現行の2年間から)5年間に延長することを検討する」と答弁しました。ぜひ実現して欲しいです。

 自民党の椎名一保さん(千葉選挙区)への答弁で福田さんは「自立と共生」という言葉を再び使いました。海上自衛隊のインド洋での米軍などへの給油活動について、石破防衛相は「日本の石油の9割が中東産で、ペルシャ湾は日本向けのタンカーが毎日、3~4隻通る」として活動の継続に理解を求めました。

 元郵政相である国民新党の自見庄三郎さん(全国比例)は郵政民営化に反対してきた党の姿勢を改めて示し、郵政民営化見直しを求めました

【関連エントリー】
参院代表質問初日(10月4日)輿石東、山崎正昭
福田総理大臣の所信表明演説  (10月1日) 

 来週は衆院第一委員室に舞台を移して、予算委員会の基本的質疑です。与野党の議論はより具体的で活発なものになっていきます。

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参議院事務総長に小幡幹雄さんが就任

2007年10月05日 15時26分09秒 | 第168臨時会(2007年9月~1月)法案の嵐作戦
参院事務総長に小幡幹雄さん

 参議院の江田五月議長は新しい事務総長に小幡幹雄さんを指名しました。10月5日の参院本会議で川村良典事務総長の辞職が許可され、事務次長だった小幡さんを昇格させました。事務総長は参議院が採用した役人で、国家公務員特別職です。後任の事務次長には橋本雅史議事部長が、議事部長には東海林壽秀人事課長がそれぞれ就任しました。

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民主党、政治資金規正法改正案を決定 参院に近く提出へ

2007年10月04日 22時20分53秒 | 第168臨時会(2007年9月~1月)法案の嵐作戦
「1円以上」に領収書添付=閲覧も可、規正法改正案を了承-民主 (時事通信) - goo ニュース

全ての支出に領収書の写し添付義務付ける政治資金規正法改正案を了承 拡大政治改革推進本部‐民主党ニュース


 民主党の怒濤の法案ラッシュ。参院選の潜在的な争点だった「政治とカネ」でも法案を参院に提出する方針です。

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 民主党は4日午後、党本部で政治改革推進本部(本部長・岡田克也副代表)の拡大会合を開き、政治資金規正法改正案を了承した。人件費を除くすべての政治団体に対して、1円以上の全支出に領収書の写しの添付を義務付ける(人件費を除く)。選管に提出する領収書を、現物でなく、写しとしたのは、「現物は政治家個人、団体が保管すべきもの」(同本部事務局次長の松本剛明衆院議員)と説明した。

 情報公開法・条例に基づく情報公開閲覧も可能になる。10日の「次の内閣」で正式決定し、今国会中に参院へ提出する考え。

 会合で、鳩山由紀夫幹事長は「政治とカネの問題は、世論の意見を聞くことに尽きる。参院で法案を可決し、世論のバックアップがあれば、成立は決して不可能ではない」と強調した。

 松本事務局次長が法案の骨子を説明し、交通費、冠婚葬祭費などの扱いをめぐる質疑の後、了承された。

 本部長の岡田さんは、「民主党が参院選で国民に約束したことをベースにした法案。我々は野党で権力をもっていない。どこから突かれても大丈夫なように、法令順守を念頭に置いてもらいたい」と述べた。

 会合後、岡田本部長は報道陣に、「法案の提出時期は他党との調整もあり、状況を見て判断する。法案の中身については参議院選挙での国民と約束したことが重いので了解してもらった」と述べた。

 法案は、領収書添付以外に、政治資金収支報告書の虚偽記載、領収書の偽造など違反がある場合は、総務大臣、都道府県選管に検察庁への告発を義務付けている。
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【国会傍聴記】全質問者が沖縄戦の教科書検定に言及 衆院代表質問

2007年10月04日 19時55分36秒 | 第168臨時会(2007年9月~1月)法案の嵐作戦

 衆院での代表質問2日目。

 きょうは公明党代表の太田昭宏さん(東京12区)、日本共産党幹部会委員長の志位和夫さん(比例南関東)、社民党の照屋寛徳さん(沖縄2区)、国民新党・そうぞう・無所属の会の下地幹郎さん(沖縄1区)。

 4人のうち2人が沖縄県選出です。やはり4氏とも沖縄の問題を大きく扱いました。今日の傍聴記は、「沖縄」に絞って、まとめます。

■2007年10月4日衆議院本会議 福田総理の所信表明に対する各党代表質問 太田昭宏(公明党)、志位和夫(共産党)、照屋寛徳(社民党)、下地幹郎(国民新党・そうぞう・無所属の会)■

【「9・29沖縄県民大会」の衝撃、じわり国政各党に】

 「沖縄問題」とはもちろん、高校歴史教科書の「軍が民間人に集団自決を強要した」とする記述を、来年度使用分から削除するよう文部科学省が行政指導した問題です。
 4人の質問に関して、福田首相と渡海紀三郎文科相の答弁は「文科省単独ではなく、審議会に諮らなければ判断できない」という趣旨で一貫していました。

【4議員とも取り上げた「沖縄歴史教科書問題」】

 共産党の志位さんは、福田総理就任などに関した前置きを一切述べず、いきなりこの問題を切り出しました。9・29検定撤回県民大会を受けて、「島ぐるみの問題であり、この問題を起こした責任は政府・文部科学省にある」と断定しました。

 社民党の照屋寛徳さんの質問を聞いて涙を流してしまいました。照屋議員の公式ウェブサイトによると、照屋さんは1945年、サイパン米軍捕虜収容所で生まれた人だそうです。

 照屋さんは沖縄の離島にする宮川スミ子さんの経験談を紹介しました。
 宮川スミ子さんについては9月29日付の沖縄タイムスが報じています。
 宮川さんは沖縄の離島、慶良間諸島の(沖縄県島尻郡)座間味村の人です。隣の渡嘉敷村は700人余の島です。以下、沖縄タイムスからの抜粋です。

 1945年3月25日、宮川さんは当時、座間味国民学校の五年生でした。米軍が座間味島を空襲した3月23日に、母のマカさんとともに家族で造った内川山の壕に避難していた。
 25日夜、マカさんが「忠魂碑の前に集まりなさいと言われた」とスミ子さんの手を引き壕を出た、20~30分後に現場に到着。その際、住民に囲まれていた日本兵一人がマカさんに「米軍に捕まる前にこれで死になさい」と言い、手榴弾を差し出したという。
 マカさんは「家族がみんな一緒でないと死ねない」と受け取りを拒んだ。二人はその後、米軍の猛攻撃から逃れるため、あてもなく山中へと逃げた。聞き取りが当時の大人中心だったため、これまで証言する機会がなかった。
 スミ子さんは「戦前の誤った教育が『集団自決』を生んだ。戦争をなくすため、教科書には真実を記してほしい」と力を込めた。

(抜粋おわり)

 照屋さんは「座間味村は阿鼻叫喚、ありったけの地獄を集めたような修羅場と化したのです」と表現したうえで「総理、お答えください。なぜ沖縄だけに(在日米軍基地など)安全保障の犠牲を強要するのですか?」と迫りました。



「県民大会」出席のため沖縄本島に向かう「座間味村旗」(座間味村役場公式ウェブサイトから)

 沖縄県内の地方議員らでつくる政党「そうぞう」の代表、下地幹郎さんは「従軍慰安婦に関する河野談話のように、沖縄戦に関する総理談話を出してください」と要求しました。

【乗り遅れた公明党】

 公明党の太田さんも「重要なのは沖縄戦の史実を後世に伝えること」としながら、政治が介入すべきではないという考え方も示しました。一方で「沖縄の心に重きを置かなければならない」とし、最終的には「総理のお考えをうかがいたい」と総理にボールを投げました。

 公明党に関してはけさの読売新聞のベタ記事を読んで、アレッ?と思いました。

公明幹事長、教科書検定問題できょう沖縄訪問
 公明党の北側幹事長は、沖縄戦の集団自決をめぐる教科書検定問題で意見交換するため、4日に沖縄県を訪問する。仲井真弘多知事と5日に会談する方向で調整している。

 私が北側事務所に問い合わせたところ、「本会議終了後に沖縄に向い、(本会議がない)明日の早朝から動きたい考え」とのこと。「最終便のキャンセル待ち」だというのですから、慌ただしい動きです。

 この慌ただしい動きに予感はありました。

 9月30日付の沖縄タイムスを読んであることに気付いたからです。

 「11万人県民大会」には民主党の菅直人代表代行が参加、4段抜きの写真で報じられています。
 市田忠義共産党書記局長の感想も報じられています(写真はなし)。
 社民党は地元の照屋副党首はもちろん、本部からも保坂展人平和市民委員長が参加し、感想を述べています。
 一方の与党。遠山清彦公明党宣伝局長が「県民が怒るのは、文科省が学問的、客観的に運用した検定制度と、戦争体験者の体験がずれているからだ」と述べています。とはいえ、野党3党はナンバー2が来ているのに、公明党の遠山さんは7月の参院選で2回目の当選を果たしたばかりの若手。他党に比べて格下の感はいなめなません。

 公明党は第44回総選挙で全国で10人の公認候補を
小選挙区に立てましたが、沖縄1区だけ負けました。
 私は9年前、沖縄本島の最南端の道路に浜四津敏子代表代行のポスターが張ってあるのを見て、公明党の沖縄での組織力に驚いたことがありますが、与党公明党は、この問題で完全に乗り遅れたといっていいでしょう。北側さんは出遅れを取り戻すため、沖縄に向かったのだと思います。

 県民大会に関してですが、自民党本部からの出席者はいなかったようです。
 琉球新報に沖縄県選出・出身の国会議員のコメントが載っています。自民党で最も当選回数の多い7回生の仲村正治さん(比例九州)が「会場に向かっていたが大渋滞に巻き込まれて参加できなかった」とのコメントを寄せていますが、これは本当でしょうか?
嘉数知賢、西銘恒三郎、安次富修の自民党衆院議員3氏は出席したと思われるコメントを寄せています)


「私は渡嘉敷島北山の『集団自決』の生き残りです」と「県民大会」で証言した渡嘉敷村の吉川嘉勝さん(68)=9月20日付沖縄タイムス

《関連エントリー》もごらんください
10月4日(木)の衆院本会議には沖縄選出2人が総理に質問

【教科書問題は審議会政治の終焉か?】

 日本政治の特徴として「審議会政治」という言葉を政治学で使います。大臣の諮問機関である審議会を隠れ蓑にして、官僚の意見がお墨付きを得て、国会での議論よりも影響力(power)を持つ政治です。
 政治家は閣僚を辞任したり、議員を辞職したりします。では、審議会の責任者はだれでしょう? だれも責任を負わないシステム、それが審議会政治です。
 沖縄教科書問題は審議会政治というシステムの終焉を告げているようにしか思えません。

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【国会傍聴記】輿石会長、逆転国会で参院民主党の攻勢を予告 参院代表質問

2007年10月04日 14時00分29秒 | 第168臨時会(2007年9月~1月)法案の嵐作戦
■国会傍聴記 2007年10月4日参議院本会議 福田総理大臣の所信表明に対する各党代表質問 輿石東(民主党)、山崎正昭(自民党)■

 参院でも代表質問が始まりました。
 トップバッターは輿石東さん(こしいしあずま=民主党・山梨選挙区)。輿石さんは民主党参院議員会長で、民主党本部の4役の一人(代表代行)です。
 私は輿石さんの演説を初めて聞きましたが、参議院らしく落ち着いた威厳のある口調でした。そのためか、福田康夫首相も前日の衆院本会議よりも落ち着いてていねいに答弁しました。

【「逆転国会」の意義を強調】

 輿石さんは「私は今ここに、江田参院議長の前で、代表質問ができることを誇らしく感じるとともに、極めて感慨深いものがあります」と切り出し、議員から万雷の拍手を浴びました。

 今は映像の時代ですから、民主党出身の江田五月議長を背にして、民主党参院議員会長が代表質問の口火を切るその姿の歴史的意義を強調したわけです。《写真は中日新聞ウェブサイトから》

 質問内容は当然のことですが、安倍政権と、その後の政治空白への問題から始めました。安倍首相辞任について「私だけでなく国民すべてがあ然としました」とした上で、現在の自民党総裁として福田さんに責任を問い質しました。

 2007年夏以後の日本政治の歴史の特徴のひとつは、民主党が参議院を通して、「国政調査権」を発動することができるようになったということです。
 輿石さんは「国政調査権を積極的に活用し、これまで政府が隠し続けてきた様々な都合の悪いことを明るみに出す」。国会同意人事に関しては「衆院と参院は同じ権限だ」と強調。日本銀行(にっぽんぎんこう=日銀)の総裁人事(来年3月)などに厳しい態度で臨むことを予告しました。

【タブーになりつつある松岡農相自殺事件にふれる】

 輿石さんは松岡利勝元農相の自殺についても質問しました。みなさんも感じているでしょうが、松岡事件について触れるのはタブー視されている感じがあります。そこであえて、松岡事件に触れた輿石さんは立派だと思います。
 「まず政治とカネをめぐる問題についてお伺いします。“なんとか還元水”で物議を醸した松岡農相」が「説明を拒否する松岡大臣を安倍総理がかばい続けた後に戦後初めて現職大臣が自殺するという悲惨な事件が起きてしまいました」と述べました。
 最近では、政治とカネの問題は「領収書は1円から必要か?」という会社員経験のある私からすれば、当たり前の問題に論点がすり替えられてました。しかし、2007年の政治とカネをめぐる象徴的事件である松岡事件をしっかり見すえた上で、自民党も取り組むべきです。

 都市と地方の格差をめぐる問題。
 民主党は参院選マニフェストで「農業の元気で、地域を再生する農業者戸別所得補償法の創設」を掲げました。輿石さんは「大規模化・集約化によって農業の効率化を図ろうとした結果、海外から入ってくる安い農産物に太刀打ちできず、人々は農業に希望を失い農山村の人口は減少し、打ち捨てられた田畑や山林は荒れる一方で、環境上極めて貴重な里山の風景はどんどん失われている」との認識を示し、環境、食料安全保障の観点からも農業者戸別所得補償法の必要性を訴えました。     

 沖縄戦での集団自決に関して「軍の関与があった」との記述が削除された教科書検定問題。「9月29日、党派を超えて抗議するために集まった11万人に上る沖縄県民のこころを総理はどう思うか?」と質問。福田首相は「9月29日の県民大会には多くの人が参加したと承知している。また、仲井真弘太なかいま・ひろかず沖縄県知事の要請を受けて、文部科学省が対応する」と答えました。

 輿石さんは教員出身。「民主党は教育予算の拡充なくして教育再生はあり得ないと考えている」「教育は人なりと言われる通り、教員に優秀な人材を集める必要がある」として、「部活動についても土日の指導には十分な手当が支給されておらず、教員の熱意と犠牲によって支えられているのが実態」などと指摘し、勤務実態の把握につとめるよう要請しました。

 「民主党としてはテロ対策特別措置法に反対の姿勢を明確にしている。国連の直接的な決議のない戦争日本がこれ以上加担することはできない」とし、「(仮に政府が新法を提出したとしても)テロ新法に賛成するつもりがないことを申し上げる。国会承認がないのはシビリアン・コントロールの観点からもとんでもないことだ」と明言しました。
 これに対する答弁で総理は「海上自衛隊の活動は国連安保理決議1776号にある通り、高く評価されている」と述べました。国連安保理決議がインド洋上での活動を継続しようという日本政府の思惑があったということを、日本の首相が自ら証明してしまったことになるのではないでしょうか?ロシアの懸念の通りだったことを浮き彫りにしてしまった格好だと思います。
 この点に関しては9月21日のエントリー(国連安保理決議についての雑感)も参考にしてください。

 輿石質問、最後のシメです。「私の政治信条を申し上げる。民主党は政治とは生活であると申し上げてきた」として

 自民党=「美しい国」「戦後レジーム」
 民主党=「政治とは生活である」「国民の生活が第一」
と訴えて、参院選を戦い、「国民は民主党を支持した」と強調。

 「国税庁の調査で、9年連続で働く人の給与が減っている(略)特に年収200万円以下の人が1,020万人」の大台に乗った現状から、「政治とは愛である」とし、弱肉強食から取り残された人を救うことが政治だと強調しました。

【山崎参院自民党幹事長「和をもって貴しとなす」「話せば分かる」】

 一方、自民党参院幹事長山崎正昭さん(福井選挙区)は、聖徳太子の「和をもって貴しとなす」という言葉で与野党の話し合いの大事さを強調。犬養毅首相の最期の言葉とされる「話せば分かる」(「五・一五事件」)などをひもとき、「厳しい議会運営だが、総理をお支えします」とし、参院執行部も“背水の陣”であることを強調しました。

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News)公明党幹事長「政治資金で公明党が独自法案骨子も」

2007年10月04日 09時59分42秒 | 第168臨時会(2007年9月~1月)法案の嵐作戦
「政治資金 自公が個別に骨子も」(NHKニュース 2007年10月3日 18時11分)

公明党の北側幹事長は、記者会見で、政治資金の透明性を高める具体案について、自民党との協議がまとまらない場合は、自民・公明両党がそれぞれ政治資金規正法の改正案の骨子を示し、野党側に協議を呼びかけることもありうるという考えを示しました。

 政治資金の透明性を高めるための具体策について、自民党は独立した第三者機関を新たに設置して政治団体のすべての支出の領収書などを検査するとし、領収書の公開については、現行の5万円以上を念頭に協議する考えを示しています。

 これについて、公明党の北側幹事長は記者会見で、「第三者機関が公正中立な機関として国民から理解されるのであれば1つの考え方だが、公開は従来どおり5万円以上でよいということにはならない」と述べ、あくまで1円以上のすべての支出を公開の対象にすべきだという考えを示しました。そのうえで、北側氏は「与党の作業チームで具体案をできるだけ詰め、問題点を明らかにする。

 そのうえで、自民党は自民党、公明党は公明党の考えを法案の骨子としてまとめ、野党側に早く示すことが大事だ」と述べ、自民党との協議がまとまらない場合は、両党がそれぞれ政治資金規正法の改正案の骨子を示し、民主党など野党側に協議を呼びかけることもありうるという考えを示しました。また、北側氏は、民主党が独自の法案を参議院に相次いで提出していることについて、「民主党から出される法案については、誠心誠意しっかり検討させてもらいたい。いいものは自民党に働きかけることがあってもよく、柔軟なスタンスで取り組んでいきたい」と述べました。
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長妻質問の参考) 自民党の「年金 ご安心ください。」はデタラメ!

2007年10月03日 23時30分00秒 | 第168臨時会(2007年9月~1月)法案の嵐作戦

 長妻昭さんが10月3日の衆院本会議で指摘した、「年金 ご安心ください。」(自民党本部ウェブサイト)を見てびっくり仰天しました。こんなものをいまだに載せている自民党の危機管理能力はどうなっているのでしょうか!
 これを福田内閣が受け継いでいるとしたら、この国民との約束を果たせるわけがない。「詐欺だ!嘘つきだ!」と罵られながら、政権から転落していくことでしょう。
 上記ページをテクスト化下上で、要約してみました。具体的な期日がはいている部分は赤字で強調しました。

【2007年10月3日の各党代表質問(衆院本会議)】の傍聴録はこちらをクリックするとごらんになれます


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 年金記録問題が国民に大きな不安・不信を呼び起こした5月末からほぼ1ヶ月。政府・与党は、国民の年金に対する信頼を回復するため、文字通り“不眠不休”で真剣に検討・議論を続けてきました。 この間、野党はそろって批判の大合唱をしただけ。やっぱり政治は実行力。自民党が皆さんの年金を守りました!!
 
安心で、確実で、信頼できる新・年金システムが完成します!
5000万件の年金記録の名寄せもスピードアップします。
領収証などが無くても、「第三者委員会」が国民の立場で判断します。
 
自治労から最大級の支援を受ける民主党は、社保庁職員のぬるま湯体質、怠慢を一掃できません。
そして平成22年1月、やる気、能力のある職員だけを再雇用して「日本年金機構」がスタートします。
国民の大事な老後の支えである大切な年金。もう、これからは安心です!!

20年5月までに名寄せするとしていた5000万件の年金記録。これを今年の12月から来年3月までに前倒しして終了します。
「1430万件」、「36万件」のデータも、20年5月までにすべて名寄せし、結果も通知します。

5000万件を名寄せした結果、記録が結びつくと思われる方全員に、今年の12月から来年3月までにお知らせします。
それ以外のすべての方にも加入履歴をお知らせします。
すでに年金を受け取られている方 → 今年(平成19年)12月から来年5月頃までにお知らせします。
20歳以上のこれから年金を受け取る方 → 今年(平成19年)12月から来年10月頃までにお知らせします。

住民基本台帳ネットワークと連携し、住所変更や結婚、亡くなられた場合など、すべての住民異動を確実に、すみやかに年金管理記録に反映する新たな仕組みを23年度中に構築します。

国民の皆さんの怒り、不満をなおざりにすることは絶対にありません!!



【上記自民党本部ウェブサイトの内容を以下に掲載します】





すばやい。1ヶ月ちょっとで迅速な対応。
  • 年金記録問題が国民に大きな不安・不信を呼び起こした5月末からほぼ1ヶ月。政府・与党は、国民の年金に対する信頼を回復するため、文字通り“不眠不休”で真剣に検討・議論を続けてきました。
  • その成果が今回の包括的な対策に結実しました。
  • この間、野党はそろって批判の大合唱をしただけ。
  • やっぱり政治は実行力。自民党が皆さんの年金を守りました!!

やれることは次々に。充実・万全の対策を。詳細
  • 安心で、確実で、信頼できる新・年金システムが完成します!
  • 5000万件の年金記録の名寄せもスピードアップします。
  • 「ねんきん特別便」で全ての方に加入記録をお知らせします。
  • 作業の経過もしっかり公表します。
  • 領収証などが無くても、「第三者委員会」が国民の立場で判断します。
  • 身近な市町村や会社でも気軽に相談できるようになります。
  • 住民基本台帳ネットワークとリンクして、住所移転、婚姻などによる変更も即座に反映させます。
  • 社会保障電子通帳(カード)」で年金、健康保険、介護保険を自分で管理できるようになります。
  • 年金記録問題の原因、責任は、検証委員会が徹底的に明らかにし、再発を防ぎます。
  • 「年金業務・社会保険庁管理委員会」が社会保険庁の仕事をチェックする体制をつくります。(7月17日から全国309ヶ所すべての社会保険事務所で受け付けが始まっています。)

7月6日から時効で消滅していた5年以上前の年金を増額する受付がはじまりました。
  • これまでは、年金記録の間違いが発見され、訂正されて年金額が増額した場合でも、5年以上前の増額分については時効で自動的に消滅していました。
  • それが、先の通常国会で、与党の議員立法による「年金時効撤廃法」が成立し、5年の時効が撤廃され、記録訂正の増額分は、過去何年でもさかのぼって全額支払われるようになりました。
  • 野党は「与党が強行採決した」と主張していますが、野党が国民のことを第一に考えて協力していれば、もっと早く実現していたことです。
  • やっぱり政治は実行力。批判ばかりの野党に政権を任せることはできません。

民主と自治労に社保庁は、変えられない。
  • 自治労から最大級の支援を受ける民主党は、社保庁職員のぬるま湯体質、怠慢を一掃できません。
  • 政府・与党は、社会保険庁を解体して廃止します。「働かない」、「傲慢」と国民の批判・不満のまとだった社会保険庁職員は全員いったん解雇します。
  • そして平成22年1月、やる気、能力のある職員だけを再雇用して「日本年金機構」がスタートします。
  • 国民の大事な老後の支えである大切な年金。もう、これからは安心です!!



やれることは次々に。充実と万全の対策を。
5000万件の年金記録の名寄せをスピードアップ!!
  • 20年5月までに名寄せするとしていた5000万件の年金記録。これを今年の12月から来年3月までに前倒しして終了します。
  • 「1430万件」、「36万件」のデータも、20年5月までにすべて名寄せし、結果も通知します。

すべての人に加入記録を。「ねんきん特別便」が届きます。
  • 5000万件を名寄せした結果、記録が結びつくと思われる方全員に、今年の12月から来年3月までにお知らせします。
  • それ以外のすべての方にも加入履歴をお知らせします。
  • すでに年金を受け取られている方   → 今年(平成19年)12月から来年5月頃までにお知らせします。
  • 20歳以上のこれから年金を受け取る方   → 今年(平成19年)12月から来年10月頃までにお知らせします。

作業の経過もガラス張り。だから安心です。
  • すべての記録をコンピューターの記録と計画的に突き合わせます。 社会保険庁が保管する国民年金の特殊台帳の記録 市町村が保有する国民年金の被保険者名簿の記録 社会保険庁が保管する厚生年金の被保険者名簿・原票の記録
  • どれだけ進んだか、半年ごとにしっかりと公表します。

領収証などが無くても、国民の立場に立って判断します。
  • 「社会保険庁の対応に不満」、「厚生労働省の社会保険審議会は機能していない!」との国民の皆さんの批判を受け止め、総務省に「年金記録確認第三者委員会」を設置しました。
  • ここで国民の立場に立った判定の具体的な基準をつくりました。「不合理な点がなく」「一応確か」であれば、全て認めていきます。
  • 47都道府県に設置する「年金記録確認地方第三者委員会」で親身に対応し、相談者と一緒に手がかりを探して判定します。

身近な市町村や会社でも気軽に相談できるようになります。
  • 今年の7月から、すべての市町村で社会保険労務士さんが協力する巡回相談を実施します。
  • 日本経団連、日本商工会議所、全国商工会連合会が協力し、自分の会社や商店街の一角でも相談ができるようになります。

転居しても、結婚で姓が変わっても、安心です。
  • 住民基本台帳ネットワークと連携し、住所変更や結婚、亡くなられた場合など、すべての住民異動を確実に、すみやかに年金管理記録に反映する新たな仕組みを23年度中に構築します。

年金も、健康保険も、介護もカードで。国民を守る社会保障を自分で管理できるようになります。
  • 社会保障電子通帳(カード)」を23年度中に導入します。いつでも自宅のパソコンや社会保険事務所で自分の年金記録が確認できるようになります。
  • ICカードならプライバシーも安心。個人情報すべてを記載する民主党の「年金通帳」と違い、安心と信頼のシステムです。

年金記録問題の原因、責任を徹底的に明らかにします!
  • 「社会保険庁や厚生労働省では信用できない」との声に応え、原因と責任の所在を追及する「年金記録問題検証委員会」を総務省に設置し、厳しく検証しています。
  • 今年7月には中間報告を公表します。国民の皆さんの怒り、不満をなおざりにすることは絶対にありません!!

「お役所仕事」もそのままにはさせません。
    これも総務省に、新たに「年金業務・社会保険庁監理委員会」を7月中に設置します。社会保険庁が仕事を適正に、確実にしているか、「お役所仕事」を監視します。




ご自身の年金記録に不安や疑問をお持ちの方は、遠慮なくご相談ください。
年金記録照会専用「ねんきんあんしんダイヤル」0120-65-7830
後日、改めて回答票をお送りいたします。
さらに詳しいお問い合わせやご相談に関しては、以下までご連絡ください。
各社会保険事務所の窓口/「ねんきんダイヤル」0570-05-1165
また、すべての市区町村でも年金相談窓口を設けています。企業や商工会議所でも、順次、年金相談窓口を設けていきます。
年金記録を確認する際に大切なこと。
  • 窓口にお越しの際は、年金証書、振込通知書、年金手帳や健康保険証など、ご本人と確認できるものをお持ちください。
  • 結婚、就職、転職、引越しの年月日などを整理し、すぐ提示できるようにしておくと確認がスムーズにいきます。
  • コンピュータ上に記録がないと言われた場合は、元の台帳もチェックするよう要請してください。
  • 難しい漢字や、読み方が複数ある名前の方は、全てのパターンで記録を確認するよう要請してください。
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【国会傍聴記】鳩山、長妻両氏が怒濤の質問攻め 参院選の余勢そのまま民主党に(衆院代表質問)

2007年10月03日 23時27分08秒 | 第168臨時会(2007年9月~1月)法案の嵐作戦

 きょうとあすは衆院本会議で福田首相の所信表明演説に対する代表質問。「参院選(7月29日)から2ヶ月経ってやっと「国会論戦」スタートです!《写真は衆院本会議で質問する長妻昭さん(民主党website)》


■国会傍聴記 2007年10月3日衆院本会議 福田総理大臣の所信表明に対する各党代表質問 鳩山由紀夫(民主党)、伊吹文明(自民党)、長妻昭(民主党)■

【長妻昭さん、怒濤の質問攻め】

 今日は長妻昭さん(東京7区比例復活)に尽きます。まず、3番手だった長妻さんから書きます。長妻さんと言えば参院選で「ミスター年金」として応援弁士にひっぱりだこ。選挙後はネクスト年金担当大臣を務めています。
 とにかく、長妻質問は具体策ばかりの怒濤の質問攻め。およそ50項目!私が聞いた国会質問の中で最高の出来だと思います。
 まず、長妻さんは前の内閣から引き継ぐ政策と引き継がない政策をきっちり仕分けることを福田さんに求めました。例えば「戦後レジームからの脱却」という安倍さんの言葉を引き継ぐのかどうか。

 次に基礎年金番号に未統合の5000万件(「宙に浮いた(消えた)年金記録」)の名寄せ作業を本当に完了できるのか? 何年何月までか? これに対して福田首相は答弁で「平成20年(2008年)3月までに名寄せを完了すると明言しました。

 さらに「市町村などに残っている手書きの紙記録とコンピューターと完全に照合すべきだ」との長妻さんの主張に対して、福田さんは「社会保険庁が調査中だ」と答えるにとどまりました。

 ここで長妻昭さんが指摘した自民党ウェブサイトにある年金 ご安心ください。は驚くべき内容です。ぜひ見てください。いずれ削除される可能性がありますので、次のエントリー長妻質問の参考) 自民党の「年金 ご安心ください。」はデタラメ!」】に証拠として保存しておきます。

 長妻さんは腐敗の5つの要因を頭文字でまとめた「HATKZ」(ハットカズ)を紹介しました。
「(H)ひも付き補助金」
「(A)天下り」
「(T)特別会計」
「(K)官製談合」
「(Z)随意契約」の5つです。
 社会保険庁からの天下りなど多くの具体的な腐敗事例を挙げて、福田さんに答弁を求めました。福田さんはかなり細かく回答しました。


【「福田マニフェスト」対「小沢マニフェスト」 鳩山民主党幹事長】

 
トップバッターは鳩山由紀夫さん(民主党幹事長、北海道9区)でした。鳩山質問は、「福田マニフェスト」対「小沢マニフェスト」という構図で徹底していました。

 冒頭、「参院選後の2ヶ月余りの政治空白そのものが、大政治スキャンダルだ」として、国民の信任を受けていない福田内閣が最初にすべきことは「まず解散することだ」と総理に決断を迫りました。当然、あいまいな答弁が返ってきました。

 そのうえで、「改革と成長はクルマの両輪」との福田さんの所信表明は小泉成長路線の継続だとし、所信表明のしめくくりに述べた「自立と共生の社会」の実現と相容れない考え方だとバッサリ断定しました。

 そして参院選で勝利し、参院第一党となった民主党は「小沢マニフェストを確実に実行(法案化)していくだけだ」と強調したうえで、「一刻も早く、福田マニフェストを示してください」と迫りました。

 これはホントにうまいですよねえ。だって、小沢マニフェストは1年かけて練りに練ってきた上に、参院選で国民の信託(期待?)を受けたんですから。小沢マニフェストをかざしながら、「福田マニフェストを出せ!」と迫る――土俵に例えれば、民主党が横綱、自民党が大関という相撲をとっているわけです。

 この後の鳩山質問はほぼすべての項目で「民主党はこういう案(小沢マニフェスト)だが、自民党(政府)はどうか?」という構図で質問していました。怒濤の質問攻めです。

 年金に関しては「政府与党の“100年年金安心プラン”の安心は2、3年しか持たなかった」と痛烈に批判し、「与野党の協議を言う前にしっかりとした与党案を示せ!!」。

 農業に関しては「私は地方を回るたびに(略)農林業は地域社会を支える柱だと感じる」として、経済効率のため合理化(大規模集約化)を図る自民党の路線と対峙しました。

 「消費税は引き上げるのか?」との質問に、福田総理は「消費税に関しては、歳入歳出一体改革の考え方の下、(略)、消費税を含む税体系の抜本的改革を検討する」と強調しましたが、消費税引き上げに関してすぐに具体化する雰囲気ではない答弁でした。

 海上自衛隊の給油活動継続などテロとの戦いをめぐっては、鳩山さん自身が「私も2回アフガニスタンに行ったが、首都カブールですら、SP(警護官)なしでは歩けない」「以前はクルマでも日本の国旗を立てていれば安心だったのに」と治安悪化の現状を経験談を交えて披露。
 「テロは絶対に許さない」との前提の下、「テロの根源は、貧困と差別、社会の疲弊によるものだ」として、日本は別の方法で貢献していくべきだとの認識を示唆しました。

 鳩山さんに対する福田さんの答弁は「はぐらかしの帝王」という意味でも小泉路線を継承しており、特筆すべきことはありません。

 気になるのは福田さんが「自立と共生」という言葉を封印するかどうかです。
 鳩山さんは「自立と共生はもともと民主党の政策の基本方針だ」として、福田首相の所信表明演説は「理念にほど遠いものだ」としました。たたみかけるように鳩山さんは、「予算を組みかえてください。それができなければ、『自立と共生』は使わないでください」と言いました。もしも、今(10月)、当初予算の組みかえをしたら、霞が関の役人が倒れます。無理です。それを分かっていて、鳩山さんは言ったのですから、“民主党のパクリである自立と共生という言葉は二度と使うな!”という強烈なパンチです。

【グランドキャニオンには柵がない 伊吹文明には策がない】

 自民党幹事長の伊吹文明さん(京都1区)の代表質問。総理を支える立場ですから、質問の形で総理を助けたり、民主党を攻撃したりしました。それは当然のことです。一つだけ、極めて不愉快に感じたことがあったので指摘します。

 伊吹さんは15年前、講談社から出てベストセラーになった『日本改造計画』(小沢一郎著)を引用しながら、民主党を攻撃しました。それはいいのですが、はしがきに「米国のグランドキャニオン(大峡谷)には柵がない。米国は自助努力の国だからだ」と書いてあることにくどくどと触れました。
 私はグランドキャニオンに行ったことはないのですが、行った人によると、柵があるそうです。ではなぜ『日本改造計画』には「柵がない」と書いてあるのか? 大蔵省主計局(財務省主計局)の官僚によると、『日本改造計画』のテクストを執筆した官僚による勉強会のメンバーが「読む人が読めば、この本は変だなと思う」ことを意図して、はしがきに事実誤認を書いたそうです。
 これは財務省主計局などの幹部官僚では有名な話ですから、大蔵官僚出身の伊吹さんは当然、知っていたはずです。ただ、このエピソードは随分古い話で、このことに触れたコラムは読売新聞でも、毎日新聞でも読んだ記憶があります。
 こういうことを蒸し返す伊吹さんのセンスはいかがなものか。野党批判をするのなら、政権与党しか取れない情報で攻撃した方がいいのではないでしょうか?
 グランドキャニオンには柵がないが、伊吹文明には策がない、と私は感じがしました。そもそも、質問の前段で『日本改造計画』での湾岸戦争の記述を引き合いに出して、「小沢一郎の変質」を批判したことのに、それと矛盾しています。もう一ひねり欲しかったです。

[参考エントリー]
■国会傍聴記 2007年10月1日衆院本会議 福田首相の所信表明演説■

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