今日から仕事始めですが、相変わらず冬芽ネタです・・・
今回はメグスリノキです。ムクロジ科カエデ属の高木ですが名前のとおり目薬に使われたり、肝臓薬として有名になったりして一時期は乱獲されてしまい減少してしまった木です。

葉はミツデカエデとともに3出複葉ですが、メグスリノキの方が、葉が厚く毛深くなっています。1年生枝や冬芽も毛深くて直ぐにメグスリノキと判断できてしまうほどです。
冬芽は紡錘形で頂生側芽を伴うことが多く、褐色の毛が密に生えた10対の芽鱗に覆われます。枝先には、葉柄だけが残って居ることが時々ありますが、これが落ちると少し盛り上がった葉痕が現れます。

葉痕は鈍角のV字型で3~5グループに集まった小さな維管束痕を持っています。
ところで、カエデ属ですが最近の研究で、カエデ科として独立していたものがムクロジ科に移されたそうです!
DNAの解析結果で植物の分類体系が大きく変わったそうで、他にはイイギリ属がヤナギ科に、シナノキ属がアオイ科に・・・などなど沢山の変更があったようです。しばらくは憶えるのに頭を悩ませそうです。
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