日本舞踊 西川鯉男 お稽古場

伝統芸能の日舞を楽しく学ぶお稽古場の雰囲気をお伝えしたいと思います。鯉絵の「独り言」も織り交ぜて、、、

長唄 舞妓

2021-04-14 09:40:19 | 日本舞踊

だらりの帯にぽっくり。

お馴染みの姿で京都の四季を艶やかに舞ってみせる舞妓さん。

桃色桜、緑の薫風、山を染める赤や黄色の木々、四方を白く染める雪。

移ろう季節の中で舞い踊りながら、舞妓さんは大人への階段を少しづつ昇っていくのでしょう。

 

土橋さんはご家族の「良い機会だから」との後押しで、入門して2年足らずながら国立の舞台に立つことにしました。

素直で真面目な踊りは初々しい舞妓さんにピッタリで、ぱっちりした目のお顔立ちは、本当に可愛らしく、祇園に出たら売れること間違いなしです。

コメント

清元 鳥刺し

2021-04-11 10:06:26 | 日本舞踊

もともと、忠臣蔵の歌舞伎芝居の合間に挟まれた物。

祇園町茶屋の座敷。

賑わいの最中、幇間が酒宴の座興にと鳥刺しの風を踊るご趣向。

長い枝の先に鳥もちを付けて小鳥を捕る様子を見せながら、朝帰りのお大尽や頬被りで忍んでくる客など、色街の風俗を洒脱に踊り尽くして宴席を沸かせます。

 

西川鯉好

何度目かの再演、十八番といってよい演目です。

が、何と言っても米寿目前、しかも久し振りの大舞台とあって、観客の年齢を感じさせない舞台だとのお褒めの言葉にも、「イヤイヤ、思ったように踊れてない、次こそは!」と申してました。

コメント

長唄 藤娘(藤音頭)

2021-04-09 09:49:46 | 日本舞踊

二番目の演目「藤娘]とほとんど同じ曲ですが、こちらは、真ん中に「藤音頭」という曲を挟んでいまう。

これは西川の先々代家元鯉三郎師の手になる振りで、舞台を対角線状に横切りながら踊るところがとても新鮮でした。

潮来出島に比べて、こちらは少し大人っぽい藤の精と言えましょう。

 

西川雅司

6歳から日本舞踊を習い続け、名取さんになるタイミングが地方の大学院進学と重なり、通えなくなってしまいましたが、子育ての一段落から復帰したのが一昨年末のこと。

年明けに会があるなら出たいとの申し出ながら、例の緊急事態宣言でお稽古が出来ず、実質6月からのお稽古でここまで仕上げてきたのはさすが!

身に付いた芸は当人は忘れたつもりでも、しっかりと離れません。

コメント

清元 流星

2021-04-06 20:50:53 | 日本舞踊

「ご注進、ご注進」。

牽牛、織女、年に一度の七夕の逢瀬に割って入ってきたのは流星。

雷夫婦の喧嘩噺を面白おかしくまくし立てた挙句、雲に乗って帰って行ってしまいます。

全編軽妙洒脱、外連味に溢れた演目。

特に、雷一家、夫、女房、子供、姑を一人で演じ分ける部分は拍手の来るところ。

流行の端唄も入って、江戸の洒落っ気満載です。

 

西川鯉匠  

祖父鯉男が得意とした「流星」を同様に素踊りで挑戦しました。

雷婆が難しいとされますが、一番苦労したのは流星の軽い踊りやちょっとお狂言風な言い回しの台詞でした。何とか合格点まで行けたのでしょうか、見巧者の歌舞伎友達がかけ声を掛けられないので、拍手で認めてくださったので。                    

 

コメント

長唄 英執着獅子

2021-04-05 20:49:23 | 日本舞踊

名披露目 西川はつ桐

獅子と言えば「鏡獅子」を想う方も多いでしょう。「鏡獅子」では、御殿で奥女中が舞を乞われ踊るうち、獅子を手にしたのを機に獅子の精へと変化し勇壮に舞い踊るのですが、これよりずっと昔に出来たこちらの演目では、踊り手はお姫様。そして獅子へと変化しても赤姫の着付けのままという所が最大の違いです。姫のたおやかさと獅子の勇壮な狂い、全く違う二つの要素をどう撚り合わせて表現するか、難しい所ところです。

はつ桐さんは赤姫に憧れ続けて、やっと念願叶いお姫様になれました。綺麗なお姫様なだけでなく、名取さんにふさわしい踊りでした。マスクをつけた毛振りのお稽古なんてこなした人は希少です。

コメント

清元 吉野山

2021-04-03 21:19:34 | 日本舞踊

忠信 渡部さん

仕事帰りの特訓は時には2時間にも及び、きつかったと思いますが、見事達成しました。

最後は板付きでなく、長唄さんにお願いして、花道を狐で引っ込みました。会主からご褒美の演出です。

コメント

清元 吉野山 

2021-04-01 21:26:18 | 日本舞踊

源義経伝説のひとつを舞台にした演目です。

家来佐藤忠信を供に奥州へ落ちていった義経を追う妻静御前。

長道中の慰みにと、春爛漫の吉野山で忠信は壇ノ浦での兄継信軍物語を始めますが、忠信は実は、、、

歌舞伎でもよく上演される演目なのでご存知の方も多いでしょう。

山桜一杯の舞台面は華やかの極み。

派手な軍物語の最後にはちょっとしたご趣向も待っています。

何度見ても飽きることにない傑作です。

 

「静」富澤さんの素直な踊りは多くの人に伸びしろを感じさせ、どれほどの踊り手になれるか楽しみな期待の若手です。

 

コメント

長唄 君が代松竹梅

2021-03-31 21:09:20 | 日本舞踊

「松竹梅」とは、本来人のあるべき姿の例えとか。

「松」では美保の松原での天女の気高さを、「竹」では謡曲井筒から情の深さを、「梅」は娘の純粋さを、それぞれ踊り分けるところが見所です。

あくまで品良くご祝儀としての格が必要です。

舞台を見たご家族から「一人立ちと聞いていたのに笠を被って登場した「梅」ではあまりに若々しくて別の人が踊っているのかと思った」と感想を言われたそうです、つまりしっかり踊り分けできたって事ですね。

コメント

長唄 藤娘(潮来出島)

2021-03-31 20:40:06 | 日本舞踊

江戸時代、東海道中、大津のお土産として大人気だった大津絵。藤の枝をかたげ「藤娘」は、その代表的な絵柄でした。

この大津絵からこの世へと抜け顕れた藤の精。

舞台一杯に咲き誇った藤の中で恋への憧れに胸躍らせますが、そこは人ならぬ身の因果、夕暮れと共にまた藤の中へと消えていくのです。

 

荒巻さんは入門して日は浅かったけど、鯉男会への出演を迷わず決めて、以後、一所懸命お稽古に励みました。

結果、見事に可愛らしい藤娘を踊りきりました!

コメント

やっと更新しました

2021-03-30 15:00:15 | 日本舞踊

HMの右上「鯉男会」の「鯉男会の歴史」に先の12月の32回をアップしました。

ご覧くださいませ。

 

序幕 清元「四君子」   清水晶子

 

四君子とは高潔な植物として梅、欄、菊、竹に与えらえた総称。

天岩戸の故事から始まるこの演目では、宮中の雅事を唄い込みながら、四君子に代表される四季の風情を典雅に舞い分けます。

鯉男会の幕開けを典雅に寿ぐに相応しい演目といえましょう。

 

清水晶子さん談「会で踊る事は思ってたよりずっとに楽しかったです!」

コメント