華麗なるオーストラリアンライフ

渡豪10年。職業・看護師。
白熊のようなオージーの旦那1人とワンコ2匹で
ニューサウスウェルス州の田舎町で生息中。

出国直前

2009年07月18日 16時20分53秒 | Weblog
あと30分以内に実家を出る。そして一路関西国際空港へ。もうほとんど荷造りは終わったけど、スーツケースの重量を5キロもオーバーしているので、これからなんとか減らそうと努力をする予定。

たくさんメールや電話をいただいて、まっこと幸せ者。みなさん、ありがとうございます。先ほど携帯電話を解約してしまったので、もう番号は使えません。これからはPCアドレスに連絡をお願いします。

では。たくさんの夢と希望と不安とともに行ってまいります。
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出国前夜

2009年07月18日 01時21分35秒 | Weblog
明日、いやもう日付は変わったので今日、豪州へ発つ。明日の今頃は飛行機の中。さすがにちょっと緊張気味…というかナーバスである。今の気分は、興味本位でジェットコースターに乗ったはいいけど、ゆっくりと高いところまで上がっていって、もうすぐガクーンと落ちるとこあたりで、「なんで乗るって言ってもたんやろー!?」と後悔しているようなカンジ。

今も友人・知人から激励のメールや電話をもらう。本当にありがたい話。
その中でよく「すごい!!」と言ってもらうことが多い。しかし、生意気かもしれないけど、私は全然自分をすごいとは思ったりしない。っていうか思えない。
勢いで(!?)会社を辞めて留学したものの、多少経験を積んだだけで社会的に特別役に立つ人間になれたわけでもなく、この不景気を前に沈没。そして再留学。本人の語学や海外で暮らすことへの興味が尽きなかったことが最も大きい理由とは言え、正直に言って、今回の選択は必要に迫られた部分がある。

看護師=食いっぱぐれなし=「一人でも生きていけそう」。

やはりこの方程式は強い。
ただ、私が自分をとてもラッキーだと思うのは、この強い方程式が今後自分のやりたいことにうまく添っていてくれたこと。
40代に実現したい目標は英語圏と日本語圏の橋渡しになること。私は以前、日本で病院へ行った時にアメリカ人のお医者さんに診てもらったことがあった。そこに50代と思われる看護師さんが先生と私の言ってることを通訳する姿を見て、「すげー。私もこんなんになりてー」と思ったことがずっと忘れられなかったのである。何せ言葉の壁で困っている人の助けになりたい。これが40代の目標。ちなみに50代は、それまでの知識や経験を通じて何か執筆できたら…と思っている。やっぱり書くことは好きみたいなんで。そしてそして。その延長線上にある最後大きな目標は

“夢の印税生活”

えらく大それた夢やけど。
タモリがよく言っていたこのフレーズ。子供のころからずっと気になってて、自分もそうしたいと思っていたけど、まさか現実にこれが目標になるとは思わなんだ。
ちなみに通訳は小学校6年生の時の、看護師は高校1年生の時の、物書きは高校3年生~大学生の時の夢。私が今思い描いている予想図をすべて達成できたら、子供の頃に見た夢はすべて叶うことになる。後付けで気がついた偶然でちょっとびっくりした。ついでに書いたら「有名になる」という漠然とした夢も持っている。根がミーハーなもんで。

閑話休題。

このように、実に行き当たりばったり、適当に生きているため自分をすごいと思わない。ただ、人よりちょっと思いきったかもしれないぐらいで。以前に読んだB'zの松本さんの記事で、彼はギタリストとして成功し友人たちにうらやましがられたけど、それは彼がギタリストになりたいという夢が譲れなかっただけ。そしてまた友人たちはうらやましそうなことを言うものの、実はサラリーマンである自分たちも幸せなんだということを知っている…というようなことを書いてあった。その状況と似てんのかな、と思う。私は会社人として働いている時代も幸せだったけど、ほかの世界を見てみたいという好奇心がすこーし人より強かったよう。自分のしたいことをしていてたら現状に至った。それだけのこと。実際、もし今、私が2年前の自分に声をかけられるなら「会社辞めないほうがいいよ」と言うかもしれない。だってこんなに不況とは思わなかったんやもん。貧乏の上に安定した何かを持たないことに引け目すら感じていて、自分の“場当たり主義”の性格をうらみがましくも思う。まぁしかし、今さら「たら・れば」を言っても仕方がないので、前進あるのみ!である。丑年だから前にしか進めないのねん。

ささ。明日は身の回り品の荷造りをして部屋を掃除しなくては。
ちなみにフライトは関西国際空港20時55分発、ゴールドコースト7時着(日本時間6時)。皆さまには、「飛行機失踪」というニュースが日曜日の朝に流れないことを祈っていただきたい。
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