華麗なるオーストラリアンライフ

渡豪10年。職業・看護師。
白熊のようなオージーの旦那1人とワンコ2匹で
ニューサウスウェルス州の田舎町で生息中。

忘れちゃいけない

2012年05月31日 20時37分26秒 | Weblog
今日も相変わらずの荷造り。朝は質屋へ不要電化製品を売りに、ホームセンターへダンボールをもらいに行った。現在部屋はダンボールが積み上げられている。やはりダンボールがあると仕分けが進む。私のものは9割方終わった。Dのものはまだ半分ぐらいで、日用品はまだあまり手がついていない。ほんまにトロいわぁ。
しかし今日はあまりDの尻を叩かなかった。というのも彼の体調が悪そうだったので。「ボクは白熊だよ!?(ノルウェーの血を引いていることを誇るときに白熊を強い生き物の象徴として引用する)。風邪なんかひくわけないし!!」と普段から豪語するD。しかし、さすがに旅行から帰ってすぐに荷造りに追われて疲れを見せている上に、10年以上住んだBrisbaneを離れることに漠然とした不安を抱えているよう。私が横でゴホゴホやっているので、いま風邪菌に漬け込まれたらあっという間だろう。なので今日は私一人で荷造りに精を出していた。ちなみに私はまだ咳が残っているけど体はだいぶ楽になった。

今回の引越しは私の都合によるものでしかない。私が看護師の仕事をWoy Woyで得なければ今回の引越しはなかっただろう。
そもそもなぜWoy Woyという遠くはなれた田舎町で就職することを選んだかというと、ここでしか新人研修付の内定が取れなかったから。私が就職活動をしたのは、全国の病院が新人研修付の募集を出していた去年の7~8月(年に2回。3~4月にもある)。当時は結婚の話が何となくあったものの確定はしていなかった。オーストラリアに在住できるビザを取るにはIELTSもさることながら正看としての就職も必要事項。Dとの交際は正直二の次で、IELTS(=看護師資格)さえ取れたらオーストラリアのどこへでも行くつもりで、Brisbaneに限らず全国へ履歴書を配りまくっていた。その結果、唯一内定が出たのがこの病院だったのである。
この内定は正直奇跡的だった。というのも私は大学を卒業していたのに看護師資格が取れていないという中途半端な状況(現地学生は卒業と同時に資格が取れる)。加えて日本人=英語が第一言語ではないというハンデ。それらを知った上で病院は内定を出してくれた。さらには先にも書いたけど、2月の研修開始時までに資格が取れなかったのに、IELTSの点数が取れるよう3カ月も待つと言ってくれた奇特な病院だったのである。
IELTSが取れた3月。すでに結婚してたため看護師として働かなくてもオーストラリアで住む権利を持っていた。なので一瞬内定を断り、近くの病院に応募することも考えた。
しかし
1.現在Brisbaneでは看護師の就職先が少なく、新人研修付の就職はもとより、通常の就職でも経験のない新人看護師が仕事をみつけるのは難しいこと。
2.仮にBrisbaneで就職が見つかっても十中八九それは“新人研修付”ではなく、即戦力と見なされるため、期待値と実力が伴わず苦労すること(そもそも私は卒業後一年経つので、多くの病院でもう“新人研修付”に応募することができない)。
3.看護師としてキャリアを積む方が生活に困らないし、将来も食いっぱぐれる率が低いこと。
4.通常3年かかるところを編入だったため2年で卒業した、知識量も低く成績もとても悪い私に内定をくれた上に、IELTS獲得を3カ月も待ってくれた病院に「行かない」というのは義理が通らないと思ったこと。
5.看護師にならずに他の職業を探す場合、何の資格も持たない異国人となるので就職自体が困難なこと。仮に見つかってもお給料や待遇は期待できないこと。
を理由にこの内定を受けさせてもらうことになった。

でもこれらは全部私の都合で、Dにはまったく関係ない。メリットと言えば1.私の給料が安定=2人の生活も安定する、2.Sydneyに近いので彼の職業柄ビジネスチャンスがBrisbaneよりもあるかもしれない、というだけで、あとは彼は持ち家があるにも関わらず引越し(しかも田舎へ)、多額の引越し費用、そして荷造りをはじめ引越しに関する様々な雑用、新しい仕事の人脈探し等、今回に引越しでDにそこまで旨味があるわけではない。実際私が「この内定を受けたい」と言ったとき多少言い争いとなり、Dママも交えて話した結果、単身赴任という方向で決まっていた。しかしDは伴侶として私の挑戦をそばで支えるためと自分の新しい可能性に賭けるために、最終的に一緒に引越ししてくれることを決めてくれた。

もう10年以上Brisbaneに住み、さらに気ままな一人暮らしを同じ部屋で約5年も続けた不惑の男性が、たいした理由もなく生活基盤を変えることは大きな決断だったと思う。また以前はSydneyで働きそこそこ実績を残していたとは言え、離れて10年も経っていれば、淘汰の激しいクリエイティブ業界で感覚を取り戻すことに不安もプレッシャーもあることやろう。私は自分のことばかり考えて不安になったり緊張したりしていたけど、今回の引越しがDにとっても挑戦になることに気づいてなかった。「在宅の仕事なんだからどこでやっても同じでしょう?」ぐらいに考えていた。
もちろん今回のこと(私の就職)を夫婦の問題として考えてほしいと思う気持ちはあるけれど、自分のことで精一杯でDへの感謝の気持ちを忘れていたことを思い出した今日。彼が少々しんどそうにしていたこともあって、今日はヤイヤイ言わずに黙って荷造りに取り組んだ。

ちょっといい話の後になんやけど、正直一人でやるほうがはかどった。その結果リビングにはダンボールが積みあがり、Dママ宅で預かってもらうもの、後から郵送してもらうもの等の仕分けも進んでいる。Dのものがほとんどなので捨てるにもいちいち聞く必要があるけど、Dがやると雑な上に効率が悪く、見ていて「私にやらせろ!」と思ってしまうので、自分でやるほうがストレスレベルも低い。
感謝の気持ち。とっても大切。忘れずにいるってとっても大変。

明日も頑張ろう。
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誰よりも君をアイス

2012年05月30日 20時27分36秒 | Weblog
相変わらず遅々とした荷造り。しかしあまり心配そうに言い続けると「僕を信用してないの?」とイライラするD。なので今日は「“私たち”大丈夫かなぁ?」と言ってみた。すると「ちゃんとできるから大丈夫だよ!」と私を励まし(!?)、片づけを頑張ってくれた。
何度か引越しの経験からして、得てして荷物というのは自分の予想以上にあるもの。Dはこの部屋で一人暮らしをして5年以上になるらしいので、彼の想定している荷物の量ははるかに超えると思われる。そこが心配なんだけど、引越し経験値の低い彼がそれに気づくのは最後の荷造りが終わったときだろう。ヤイヤイ言ったところで実際体験しないとわからないものはわからないので、ここはDよりも引越しの経験がある私がうまく立ち回るしかない。処分できるものは処分し、荷物を小さくまとめることに力を注いでいる。
経験の差もさることながら、物事の進め方の感覚もDと私では違うよう。「日本に帰る準備もしないとねぇ」と言うと、いきなり旅行の荷造りを始めるD。「いや、それ、今することじゃないやん?」「スーツケース広げられてもジャマなだけやし」と思っても、そこに突っ込みを入れるとシュンとして結果的に機動力が落ちる可能性があるので、何も言わずに博多人形のような優しい微笑を返しておいた。いまだになんで旅行の荷造りを始めたのかはナゾやけど、DはDでやり方があり、ノリの低い私に違和感を感じていることやろう。
Dの頑張りに加え、私の体調がマシだったので、幸い今日は少し進んだ。明日は不要なものを売りに行く予定。足並みが揃わないという不安要素は残るけど、週末にDママが荷台付の車で応援に来てくれるので不要物をガッサリ処分できるはず。一気に荷造りが進むことを願っている。

ところで話は前後するけど、今日起きたら風邪はずいぶんマシになっていた。しかし残る頭痛と喉のイガイガ。このイガイガはどこから来るんだろう?とネットで調べたところ、ばい菌が喉で悪さをしているとのこと。そしてそれをマシにするには「アイスクリームを食べるといい」とあった(もっと違うこともたくさん書いてあったけど)。今日はたまたまバイト先の女の子たちから連絡をもらって休憩時間に会うことになったので、「喉のためにアイスクリームを食べないと」と例のジェラートショップへ行くことを提案。これが最後のジェラートかもしれないので、他のみなが“いつもの”メニューをオーダーする中、私は食べたことのないさくらんぼのアイスクリームを注文。

ブォーノ(イタリア系のお店なので一応)。
写真がちょっと悪くて見えないけど、チェリーがホイップクリームの下にゴロゴロ。アイスクリームもとっても美味しかった。おかげで喉もスッキリ。おしゃべりに精を出してまた喉を疲弊させてしまったけど、「Dのために」という口実で買ったテイクアウトのアイスクリームもまだ冷凍庫に眠っているので、この喉のイガイガをスッキリさせるためにこの後活躍してくれることだろう。

もう少し後片付けをして、今夜も早く寝る予定。Dもこのところ早寝早起き。明日も一日荷作りデー。頑張らないと。
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荷造り、そして荷造り

2012年05月29日 18時55分00秒 | Weblog
今日は公言していた通り、朝から荷造り…の予定が、日本での予定についてメールを送ったりしているとあっという間に時間が経ってしまってお昼時。体調はちょっと悪くなっていて、何をするにもスローなスタート。喉の痛みがひどく夜中に目覚めるほどだったので、マスクをしながら作業。

Dはほら穴で、私は寝室。失敗したなーと思ったのは洋服から始めてしまったこと。来月日本に帰るときに持っていく服等もあるので中途半端な荷造りしかできず、散らかるだけ散らかって片付かなかった。それはそのまま置いておいて、次はキッチンのまだ見ぬ(!?)収納扉。私も物を置いているけど、一部のスペースのみ。あとはDの歴史を感じるナゾの品々がぎゅうぎゅうに詰まっている。何が出てくるんやろう?と恐る恐る片付け開始。主なものは日付の古いインスタント食品。食べ物をほかすのは抵抗があったけど、今後食べるとも思えなかったので、思い切ることにした。あともう少し残っている。このブログを書き終わったら、この戸袋は片付けきってしまう予定。

さて。
Dはというと、ほら穴の“整理”はしているようやけど、あまり“荷造り”をしているようには見えない。部屋を空にせんとあかんってわかってんのかしら? 今はオンラインゲームに勤しんでいる。理由は「新居は田舎だからネット環境が悪いかもしれないでしょ? だから今のうちにやっておかないと」。ええんか、それで? Dと私の作業の進め方が違うので、正直ストレスが溜まっている。それはDも同じことやろうけど。

ところで日本ではすっかり市民権を得ているマスク。こちらで一般の人が着用しているところを見かける機会はまったくないと言っていい。私のマスクは日本から持ってきたくちばし型の使い捨て。近くのコンビニに買出しに行くときに着けていたら、まぁジロジロと見られたこと。オージーからしたら「何や、あれ?」ってなもんなんやろうなぁ。私からしたら風邪ひいて咳をしながら菌を撒き散らす方がどうかと思うけど、ある友人にこの話をしたら「自分が吐き出した菌をまた飲み込むの?」とのこと。「自分が良ければ他人がどうなってもいいの?」とは思ったけど、あえて議論はしなかった思い出がある。ちなみに病院でも患者さんから感染の恐れがある以外、マスクを着用することはない。こちらは衛生面についてうるさいけど、日本とはどこか違う。

さぁ。ブログを書きながら現実逃避してないで、もう少し頑張ろうかな。Dもそろそろバーチャルな世界から帰ってきてもらわないと。薬が効いてきているのか体調は少しずつ良くなっている気がする。今寝込むわけにはいかない。気合いで乗り切ったんでー。
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今じゃない

2012年05月28日 21時18分52秒 | Weblog
今日は朝と昼、別の友人2名に会っていた。どちらも看護師。
朝会った人は一学年先輩で、学生の時に相談係として学校から紹介してもらった人。お互いが卒業してからもメールのやり取りが続いており、今日は私が引越しするので会うことになった。彼女はとても面倒見の良い人で、普段からいろいろとアドバイスをくれていた。もちろん就職が決まったことは伝えてあったので、今日の話題は主に新人研修がどんなものかとその心構えについて。その話は私を興奮させ、また緊張させるもの。看護師デビューまで一ヶ月を切り、またちょっと不安になってきてしまった。彼女は「いつでもメールしてきて。困ったときは相談にのるからね!」と力強く応援してくれた。彼女もまだ2年目の看護師で、新人の気持ちがわかる状態。こういう人のアドバイスは本当にありがたい。困ったときはまた連絡させてもらおうと思う。

昼からはおなじみ、韓国人の友達。今日は借りていた本を返すために会っていた。すでにいろんな人にお別れを告げ始めているけど、彼女に会うのも当面の間これが最後になるかもしれない。腹を割って話せる人と会えなくなるのは寂しい。メールもあるけど会って話すのはまた別物だしなぁ。何はともあれ、またいろんな話題に花を咲かせ、再会を約束して別れた。

楽しい時間を過ごして夕方前に帰宅。そして気づく喉の痛みと鼻水。どうやら風邪を引きかけているらしい。昨日あたりから「やばいかも」と思っていたけど、それがどんどんひどくなっている。ニューサウスウェルス州では雨に降られた上、寒かった。そこにストレスが重なって、ホッとした今どうやら風邪菌につけ込まれたらしい。ビタミン剤を飲み、夕食はニンニクをたっぷり入れた韓国風鍋にした。まぁ、これがいいんかどうかわからんけど。

日本への帰国予定日は6月6日。そして21日にこちらに戻ってきて、22日か23日には引越しをする。なぜなら25日から仕事なので。ちなみに旅行の日程の方が先に決まっており、それを病院に告げたところ、この開始日となった。本当は5月からとも言われていたところを待ってもらったので、もう少し時間がほしいなどとは言えなかった。
もとい。
というわけで5日までにこのDの荷物で溢れるユニットを片付けなくてはならない。なので今寝込むわけにはいかない。ただいま10時過ぎ。今夜はしっかり寝て、明日に備えよう。
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怠けちまったぃ

2012年05月27日 22時34分55秒 | Weblog
今朝は日曜日でしかも旅疲れも残っているというのに7時に目が開いた。というか、旅行中、プレッシャーで早く目が覚め、夜は疲れて早く寝てしまうという生活をしていたので、どうやら早起きが軽く習慣になっているらしい。それでも少々ベッドで粘って8時ごろに脱出。

まずは溜まった洗濯物を洗濯機に。
このごろめっきり寒くなってきて、一日で洗濯物が乾かなくなってきた。ましてウチは猫の額程度の、昼までしか陽が当たらないベランダなので、たくさんの量を干すと必然的に間隔が狭くなる。なので干す作業は、どうやったら少しでも乾きやすいかを考えながらやらなくてはならない。
洗濯ができ上がったときに私がちょうど手が放せなかったので、Dに干してくれるよう頼んだ。すると意外と素直にお手伝い。「あら、素敵」と思いながら彼の作業を見ると、ビックリするぐらい非効率な干し方をしていた。まず袖が身ごろの中に包まったままでちゃんと広がってないところから論外。しかし手伝おうとしてくれた姿勢は嬉しかったので、「あとは私がやるね」「ありがとうね」と伝えて干しなおした。全部やってもらっていたらどうなっていたことか。

さて。
本格的に引越し準備にかからないとダメなんだけど、何となくまだボーっとしていたい状態。Dに至っては4日間も家を空けたことが大冒険だったらしく「ボクにはまだ休養がいるんだ」と言って、ほら穴でゲームに勤しんでいた。私もゴソゴソとやるべきことがあり、気がつけばあっという間に午前中終了。
冷蔵庫を空にしようと買出しをしていないので、食べるものがなく、D友達がくれた割引券を使用できる、街のハンバーガーショップへ。こちらの食べ物はたいがい大味なのでそこまで期待はしていなかったけど、このお店のバーガーはなかなかおいしかった。また全部食べきれずに少々残してしまうぐらいボリュームもたっぷり。

ただ割引券がないと行かないかな。ハンバーガーひとつが1000円強ではちょっとお財布が痛い。

街で特に用事もなかったので、食後、ちょっとウロウロしてから帰宅。まだ夕方で明るい時間帯だったけど、怠け者の私達は何となくダラダラ。夜になって私は少々やる気が出たんだけど、9時を過ぎたばかりの頃にDが「もう寝る」と言い出し寝室へ。私の荷物のほとんどは寝室にあるので何もできなかった。キッチンを少々片付けたけど、ほとんどがDのものなので何を捨てていいかもわからず、結局何もしていないに等しい。明日は所用で出かけるし、あと本当に少ししか時間がない。頑張って片付けていかないとなー。

ただいま夜11時。何もしていないのに身に付きかけの早寝の習慣のせいか、もう目が閉じそう。
もう少しだけSydneyの写真をアップだけする。校正はまた明日。


ハーバーブリッジ。


私の体で自分の巨体を隠すD。

寝よ。
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ただいまQLD

2012年05月26日 23時03分01秒 | Weblog
3泊4日の旅から無事に帰宅。疲れた~。iPhone4で書いたブログの原稿がダルダルやし、誤字・脱字があることも知ってるけどもう直す元気なし。お目汚しすみません。

正式に書いてなかったけど、私達の新天地はニューサウスウェルス州のUmina Beachという田舎町に決まった。私はこの隣町のWoy Woyで働く。ちなみに新居から職場までは車で約10分かかるかどうか。
Woy Woyは海に囲まれた小さな街。島というわけではないけど、地図を見た感じでは、細い道路がつなぎとなって本土にぶら下がっているような、やや奥まった閉鎖的な土地。訪れた印象ではちょっと鄙びた海辺の町という感じだろうか。空を見上げるとさえぎるものが何もなく、大きな空を眺めることができる。シドニーの中心地からは車で90分ほどらしいけど、渋滞等を考えると2時間ぐらい。また電車でも同じぐらいかかる。アジア人を見かけることはほとんどなく、また人口の平均年齢は60歳を越えるのでは?と思うぐらいご老人が多かった。
新居から歩いて5分ほどで、地元の人が行くというビーチがある。これから夏は遠出をしなくても海水浴が楽しめそう。

さて。
私達はそのWoy Woyという地域から車で15分ほどのGosfordという街に泊まっていた。Woy Woyを淡路島だとしたら明石みたいな場所。泊まったホテルはとても安かったんだけど、その代わりトイレとシャワーは共同。エレベーターも今時手動で開けるものだった。部屋にトイレとシャワーがないことに予約の時点で気づいてなくて、着いたときに軽くショックを受けたけど、とてもキレイに清掃されていたので大きな問題ではなかった。部屋に戻るときに時々シャワー終わりのおじいさんを見かけ、何が嬉しゅうて風呂上りでパンいちのじいさんの姿を見なあかんねやろ?と思ったぐらい。

今朝はそのGosfordを9時前には出発。11時にはレンタカーを返却し、それからD友人(女性)とランチを食べに行った。それから一緒にSydneyの中心地まで行き、ハーバーブリッジとオペラハウスが見える美術館・Musium Contemporary Arts内にあるカフェでお茶。現在オペラハウスでは光の祭典が開かれており、夜になるとオペラハウスをスクリーンにしてさまざまな映像や創作物が映し出される。昨日の晩に無理して出てこれないこともなかったけど、もう疲れきっていてそれどころではなかった。今日のフライトが6時半だったので祭典が始まる前には街を離れねばならず今回は残念ながら見送り。今日会ったD友人も「すごいらしいよ」と言っていた。私たちが越してくるころには終わっているらしい。無念。また来年やるかなぁ?
ところでシドニーに来るのは3度目だけど、やっぱりお約束のおのぼりさん写真。


この後D友人宅へ。Dも以前住んでいたことがあるらしく、昔話に花が咲いていた。そして友人に空港まで送ってもらい、一路Brisbaneへ。

帰りの飛行機内で近くに座る双子の赤ちゃんが泣き止まないというトラブルがあったとはいえ、おおむね良好のフライト。電車とタクシーを乗り継いで9時半ごろに帰宅した。
2人とも疲れてて、片付けはすべて明日まわし。しゃべる元気もなく、無口なまま思い思いのことをやっている。

結婚してからDと毎日一緒にいるけど、旅行はプチハネムーンのゴールドコーストに続いてまだ2回目。今回、家探しという大仕事があったので必要以上にストレスがあったことは間違いない。しかし大小含めてよくケンカした。というか、お互い不機嫌になって口をきかない時間がたくさんあった。来月日本へ帰国するんだけど、そのときは一体どうなるんやろうなぁ。
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燃え尽きたー

2012年05月25日 21時47分26秒 | Weblog
家探し3日目。
Dも私も疲れている上に、家が見つかるかどうかわからずストレスを溜めていたので、朝から些細なことでケンカばっかり。しかし、モーニングコーヒーを飲んでいると、私たち二人が最も気に入った家から契約のお知らせ。大急ぎで手付金を払いに不動産屋へ。肝心の契約書は、本来なら今日ではなく書類の準備ができる近日中のはずだったようなんだけど、私たちは明日ブリスベンに帰ると伝えたら夕方までに用意してくれるという。
今日も朝から不動産屋に飛び込んでいくつかの家を見せてもらう予定をしていたのに、契約が取れたので予想外のフリータイム。海辺を少々歩いたけど、結局ホテルに戻ってゴロゴロしていた。

ちなみに新しい家は内装が新調されたばかりの、町はずれにある小さな3LDK。二階建ての二階で、一階にはニュージーランド人のご夫婦が住んでいるらしい。庭は川に面しており、アヒルやガチョウが自由に歩き回っている(柵なし)。どうも下のご夫婦が餌付けをしているようだ。とにかく大満足の結果。引越しをするのが楽しみになってきた。

さて。
家探しのストレスから解放されたにも関わらず、繰り返されるケンカ。夕方になって契約書のサインが終わってもなんとなく距離感が。だけどとりあえず良かったということで祝杯をあげに出かけた。

行き先は初日の晩夜にも行ったピザ屋さん。食べている間になんとなく仲直り。イタリア人オーナーの作るのピザはとても美味しく、Dと「こちらに引っ越して来たらまた来ようねと話した。
後はバーでワインを一杯だけ飲み、部屋へ戻った。最近飲んでなかったのと、疲れやストレス等もあってか、今はもうまぶたが引っ付きそう。シャワーも浴び終わってるし、これを書き終えたら寝る。

明日夜Brisbaneに帰る予定。早く用事も終わったことだし、明日はSydneyでD友達に会ったり、少し観光ができれば…と思っている。今日も天気が悪く、寒かった。明日はマシだといいなぁ。
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NSW 2日目

2012年05月24日 19時40分42秒 | Weblog
今日は朝から雨のニューサウスウェールズ州・Woy Woy。昨日下見した家の申し込みをするために不動産屋へ。Dも私も書類に関して準備が不充分で、必要書類を集めたり、電話をかけたりでバタバタ。これだけで十分グッタリ。
しかし!
この後、新しい職場となる病院に電話をかけたところ「見にいらっしゃい!」と言われ、急きょおじゃますることに。ドキドキしながら病院へ。
これまで電話とメールでしかやり取りしたことがなかった人たち。会うのが恥ずかしいやら怖いやら。だけど、近い将来の上司や同僚は、いきなり現れたにも関わらず、とても親切に応対してくれた。ちょっとした田舎町の小さな病院。ここが私の新しい職場になるかと思うととても緊張。帰り際、初日に着ていくべきユニフォームももらって、改めて新しいキャリアをスタートさせること実感した。頑張らなくては。

さて。この後はまた2軒の下見へ。どちらも素敵な家だったので、申し込むために不動産屋を訪ね、手続きをしてきた。オーストラリアでは住宅賃貸の際、大抵数組の競争相手がいる。ゆえに申し込みをしたからといって賃貸の権利が確実に獲得できるわけではないので、いくつか申請するのが一般的。この申請手続きがまた骨が折れる。家を見て、申請をして…不動産屋が閉まる5時過ぎには2人して無口になっていた。

疲れた身体を引きずってホテルに戻ると、レストランのスペシャルディナーが$12のステーキだという。「ガッツリ食べて力つけよう!」ということでオーダー、モリモリ食べた。低かった期待値とは裏腹に、満足度の高いボリュームとお味。これは毎週木曜日のスペシャル。こちらに引っ越してきた後は常連になりそうな予感。
ビールも一杯引っ掛けて、幸せ気分で部屋に戻り、ただいまテレビ鑑賞中。もうシャワーも浴びたし、後は寝る。明日は最後の一日。早起きして気にいる家探に奔走しなければ。

ところで。
このブログはiPhone 4Sの音声聞き取り機能を使って書いている。時々面白い変換もするけど、概ね上々の結果。現代の文明とは素晴らしいのう…。
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ただいまNSW

2012年05月23日 22時01分00秒 | Weblog
ただいまニューサウスウェールズ州。
今朝は5時半起き。8時過ぎの飛行機に乗り、10時ごろにシドニーに着いて、それからレンタカーに乗り一路北へ。車を走らせること約二時間。ナビ係りのDが何度も道を間違えるのでイライラ。悪びれるどころか、人の運転にケチをつけるので、2人の間に思いっきり険悪な雰囲気を漂わせながら、目的地であるWoyWoyという街に着いた。

予約を入れていた不動産屋と連絡が取れないというアクシデントに見舞われながらも、今日は四軒見てまわることができた。もうそれだけでクタクタの私たちは早めの夕食をとって、7時過ぎから部屋でゴロゴロしている。
夕食にはピザを食べたんだけど、本場イタリアンの人が作っていてとってもおいしかった。泊まっているホテルはツッコミどころが満載なんだけど、それはまた家に帰ってからおいおい書くとしよう。

さっきうたた寝したけど、もう寝るとする。明日も少しでも多くの家を見て回れるといいなぁ。

ところで、このブログはiPhoneで書いているので誤字脱字が多いかもしれない。Brisbaneに帰ったら校正するので、ミスを見つけてもスルーしておいて下さい。
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たべものがかり・D

2012年05月22日 20時12分52秒 | Weblog
今日もすこーしだけパッキング。しかし「まだ日があるし」と遅々として進まず、相変わらず部屋は無秩序のまま。

明日から引越し予定先へ新居を探しに行く。そのために何件かの不動産屋に電話をかけて、家を見せてもらうように頼んだ。私のような外国人とオージーだったら、オージーに貸したいとオーナーも思うもの。だから電話をかけてと頼んだところ、明日一件のアポを取ったところで満足するD。三日間も行くのだし、できるだけ数多くの物件を見たい私は「もっと予約とってよ」とせっついたけど、後はテコでも動かない。本当に交渉ごとが嫌いやねんから(怒)。仕方ないので私のたどたどしい英語で何件かに電話し、もう少し見られるように手配した。

お昼前からDの用事で少々お出かけ。それらを済ませてからバイト先のレストランへユニフォームを返しに行った。お昼時だったこともあり急遽ランチをそこで食べることにし、2人してお寿司を食べた。いつもお客様に提供するだけだったメニュー。とっても美味しかった。そしてリーズナブル。このレストランの人気の理由を再確認。Dはというと大満足で「あぁ!」「おお!」と鼻の穴をフワフワ~っと広げながら感動している。引越し貧乏ゆえにこの店でディナーを取ることはあきらめたんだけど、Dは新居下見から戻ってきたらまた行きたいらしい。お財布と相談せねばなぁ。

一度帰宅して、もう少しパッキングをしてからシェフDによる夕食。その後は所用でスーパーへ出かけた。
もう食料をそんなに買い込むわけにいかないので、朝食用にシリアルを購入。それもDお気に入りのチョコレート味。そして「旅行にはお菓子が必要だよ」と言い出すD。いやいや、今アナタはアメちゃん禁止期間でしょ?と言うと、ショボーンと耳と尻尾を垂らす。ミントのガムだけ手にとってアメちゃんセクションを通り過ぎようとすると、「そうなんだ、ボクは今食べちゃダメなんだ」「もうここには用はないもんね。早く通り過ぎなくちゃ」「あと2週間だもんね」等たくさんつぶやきながら、アメちゃんの夢を見てはいけないことを自分に言い聞かせるD。切なそうな様子に結局根負けして「いいよ、じゃあもう買いなよ。その代わりセールの品をひとつだけやで!」と購入許可。「本当~!!」と嬉しそうな顔をしたかと思うと、さっきまで垂れていた耳と尻尾がピンっと立ち上げ「このアメにしようかなぁ」「グミも捨てがたい」「チョコレートでもいいし…」と真剣な顔でお菓子売り場をウロウロしている。
想像してほしい。
190センチ以上、タヌキ腹のおじさんが腕を組んで真剣にお菓子を吟味している姿を。私は彼の年齢を知っているけど、5歳児を見ているような気分だった。
「これにする~」とグミキャンディを手にしてレジで支払い。すぐに袋を開けようとするので「それは旅行用。今夜はダメ。ついでに行ったら、旅行の3泊4日間をこの一袋で乗り切ること!」と制止したら「えぇ~」と不満そうにしていたけど、今のところ素直に従っている。怖い顔をしておいたけど、その行動ひとつひとつが本当に子供のようで、内心実は大笑いしていた。

帰宅してアメちゃんはガマンしているけど、大好きなシリアルはガマンできなかった様子。晩御飯はもう食べたのに、買ったばかりのシリアルに牛乳をたっぷりかけて幸せそうに頬張るD。こんなことで幸せそうな顔が見られるのならたくさん買い与えてあげたいところだけど、健康のこともあるので心を鬼にして止めなくてはいけない。この辛さ、この白熊くんはわかっているのだろうか?

さて。
何度も書いたように、明日から新居を探しに3泊4日の旅に出る。行き先はニューサウスウェル州のWoy Woyという地域。気に入る家が見つかるといいなぁ。

iPod2を持っていくけどブログを更新できるかどうかは不明です。
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