華麗なるオーストラリアンライフ

渡豪10年。職業・看護師。
白熊のようなオージーの旦那1人とワンコ2匹で
ニューサウスウェルス州の田舎町で生息中。

図星

2009年07月13日 22時53分36秒 | Weblog
「図星を突かれると腹が立つ」
とはよく聞く話だ。

私は今、おそらく人生の岐路に立っている。いや、すでに左右どちらの道を選ぶかを決め、一歩を踏み出したところ。悩んでいる間、相談した人もいればさわりだけ話した人、結果だけ伝えた人とさまざま。圧倒的に後ろ2タイプの友人・知人が多い。なので、すでに一歩を踏み出したんだけど、私の下した決断に関して意見をしてくれる人がいまだ多々ある。だいたい割合としては好意的9に対して否定的1。

否定的な意見を聞かされるとやっぱり腹が立ってしまう。私としては悩んで悩んで出した結果なのに、あっさりダメだしされたり、「できんの~?」や「なんか違うと思う」的なことを言われると、まぁ、腹も立つし傷つきもする。

そこで今夜、風呂につかりながら考えていた。「なんで腹が立つのだろう?」と。そして思った。“図星を突かれてるから”だと。

ケロリと書いているように見えるかもしれないが、私は正直、かなりビビっている。35歳から5年計画。40歳でモノにならない可能性アリ…という条件下でビビらない人がいるなら、その人の心臓に生えている毛は大泉洋並みのフサフサ天然パーマに違いない(あまり意味のない修飾)。私はどちらかというと打たれ弱く、“豚もおだてりゃ木に登る”“ほめられて育つ”タイプ。でも今さらどうしようもないので、自分で自分をおだててカリン塔(「DRAGON BALL」参照)ほどもある高さの木を登り続けているのである。ちなみにいまだに神殿どころかカリン様のお住まいですら見えていない(しつこいが「DRAGON BALL」参照)。

というわけで、ダメだしをくらうと弱い私が一瞬で顔を出し、でももう引き返せないからどうすることもできなくて、そのどうすることもできないことを突っ込まれるから腹が立つ…ということに気がついた。ビビってる自分をもっと素直に受け入れられたら、自分の決断を否定されても腹が立たなくなる…かどうかは知らない。でも腹が立つ原因はわかったような気がした。

否定的な意見を言われた時「アンタ、アタシの何知ってんのよ!?」とか思ったけど、某友達いわく、友人は私の知らない私を知っているものらしい。図星を突かれようが、そういうのも全部受け止められるようなオトナになれるのは一体いつになることやら。
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