今日は12時間シフト。
昨日夕方、昼寝をしたもんだから寝つきが悪く、そして今朝の寝起きもきつかった。アカンとわかってるのにやめられない。
さて仕事。
先輩と2人で10名担当。手が要る時は助け合うけど、私はフルケア1名&認知症2名に集中し、他の7人は先輩が引き受けてくれた。
昨日も書いたフルケアの患者さん。今日も罵倒を浴びながら、シャワーに食事にと一応一生懸命お世話をした。このおばあさんは認知症でもあり、さっきまで話していたこともすぐ忘れてしまう。だから一度の食事中で自分がどこに入るのか、何をしているのか、また私たちスタッフの名前などを何度も何度も聞いてくる。そして外国人である私たちには出身国も。
お昼時、食事をせっせと口に運んでいると、また「どこから来たの?」と聞かれた。
「日本です」。
「うぇぇ~」。
最初は何を言っているのかわからなかった。
しばらくしたらまた「どこから来たの?」。
「日本です」。
「げっ」。
そして私からの食事を拒否。どうやら今日は“日本”という言葉に反応している。
どうやら90代のこのおばあさん、第二次世界大戦のことを根に持っている様子。
「オーストラリアと戦争した」
「私の兄はあんたたにち殺された」
「日本人? うげー」
他の罵詈雑言はスルーできるけど、これは無理。あまりにカチンときて「あんた、ケンカ売ってんの?」「殺したのは私じゃないわ」「そういう態度は改めてもらわないとお世話なんてできな」と言い返した。しかし、一瞬ひるむだけで、すぐに忘れてしまう。
どうせわからないのだから別の国の人のフリもできたけど、それは日本人としての誇りが許さない。この後も同じような会話を繰り返しているうちに心が折れてきて、“しっかりお世話をしないと!”という現場の緊張感を保てなくなっている自分に気づいた。今日は長時間労働。ガマンしたくなかったので、午後からは担当替えをお願いした。
2名の認知症患者さんも絶好調。あっちでウロウロ、こっちでキョロキョロと他の患者さんに迷惑かけまくり。何を言っても理解されず、逆に意味不明の話を延々と聞かされる始末。上記のことがあったためか、忍耐力が切れ気味でとてもストレスを感じるシフトだった。加えて12時間の長丁場で終わったらドッと疲れた。
しかし、だからといって家でダラッとする気分でもなく、Dが誘ってくれたこともあってビーチへ散歩へ出かけた。家を出た7時半すぎはまだ周囲が見えるほど明るかったのに、歩いているとあっという間に真っ暗。“秋の日は釣瓶落とし”そのもの。風が気持ちよく、潮の音と匂いを感じながら小一時間。気持ちいいウォーキングで、ウツウツとした気持ちもちょっとマシになった。
自然に簡単に触れられるところが田舎暮らしのいいところよね。
明日は午後シフト。朝はゆっくりできるのが嬉しい。シフトワーカーである以上、朝型人間になるのはなかなか難しいわ。
昨日夕方、昼寝をしたもんだから寝つきが悪く、そして今朝の寝起きもきつかった。アカンとわかってるのにやめられない。
さて仕事。
先輩と2人で10名担当。手が要る時は助け合うけど、私はフルケア1名&認知症2名に集中し、他の7人は先輩が引き受けてくれた。
昨日も書いたフルケアの患者さん。今日も罵倒を浴びながら、シャワーに食事にと一応一生懸命お世話をした。このおばあさんは認知症でもあり、さっきまで話していたこともすぐ忘れてしまう。だから一度の食事中で自分がどこに入るのか、何をしているのか、また私たちスタッフの名前などを何度も何度も聞いてくる。そして外国人である私たちには出身国も。
お昼時、食事をせっせと口に運んでいると、また「どこから来たの?」と聞かれた。
「日本です」。
「うぇぇ~」。
最初は何を言っているのかわからなかった。
しばらくしたらまた「どこから来たの?」。
「日本です」。
「げっ」。
そして私からの食事を拒否。どうやら今日は“日本”という言葉に反応している。
どうやら90代のこのおばあさん、第二次世界大戦のことを根に持っている様子。
「オーストラリアと戦争した」
「私の兄はあんたたにち殺された」
「日本人? うげー」
他の罵詈雑言はスルーできるけど、これは無理。あまりにカチンときて「あんた、ケンカ売ってんの?」「殺したのは私じゃないわ」「そういう態度は改めてもらわないとお世話なんてできな」と言い返した。しかし、一瞬ひるむだけで、すぐに忘れてしまう。
どうせわからないのだから別の国の人のフリもできたけど、それは日本人としての誇りが許さない。この後も同じような会話を繰り返しているうちに心が折れてきて、“しっかりお世話をしないと!”という現場の緊張感を保てなくなっている自分に気づいた。今日は長時間労働。ガマンしたくなかったので、午後からは担当替えをお願いした。
2名の認知症患者さんも絶好調。あっちでウロウロ、こっちでキョロキョロと他の患者さんに迷惑かけまくり。何を言っても理解されず、逆に意味不明の話を延々と聞かされる始末。上記のことがあったためか、忍耐力が切れ気味でとてもストレスを感じるシフトだった。加えて12時間の長丁場で終わったらドッと疲れた。
しかし、だからといって家でダラッとする気分でもなく、Dが誘ってくれたこともあってビーチへ散歩へ出かけた。家を出た7時半すぎはまだ周囲が見えるほど明るかったのに、歩いているとあっという間に真っ暗。“秋の日は釣瓶落とし”そのもの。風が気持ちよく、潮の音と匂いを感じながら小一時間。気持ちいいウォーキングで、ウツウツとした気持ちもちょっとマシになった。
自然に簡単に触れられるところが田舎暮らしのいいところよね。
明日は午後シフト。朝はゆっくりできるのが嬉しい。シフトワーカーである以上、朝型人間になるのはなかなか難しいわ。