華麗なるオーストラリアンライフ

渡豪10年。職業・看護師。
白熊のようなオージーの旦那1人とワンコ2匹で
ニューサウスウェルス州の田舎町で生息中。

Dumplings!

2012年09月30日 23時08分30秒 | Weblog
今日はあかんかった。予定の半分も実行できず。夕食に餃子を作ってワインを飲んだら後はソファでダラーッ。繕い物もあったのになぁ。

久々に餃子作ったけど、塩味がなくてもうひとつの出来。だけど久しぶりだったので感動しながら食べた。

枝豆もつけて酒飲みモード全開。

後片付けもそこそこに、今夜はすでにベッド。目が閉じそう。明日もゆっくり眠れて嬉しいわぁ。
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珍しく

2012年09月30日 11時17分46秒 | Weblog
午前中更新。
遅めの朝ごはんを終えて、まったり中。そろそろ洗濯ができあがるので干しに出る。掃除機もかけたいし拭き掃除もしなくては。あとでアジアンスーパーに買出しにも行きたいし、ジムも逃せない。

この頃よく赤ワインを飲んでいる。気に入っているのはTAYLORS(会社)が出しているCabernet Sauvignon(カベルネ・ソーヴィニヨン)。DVDを見ながらカシューナッツを片手に頂いている。ただ少々値が張るのが難点(30ドル=2500円ぐらい)。なので買うときには勢いがいる。昨日は勢いなく酒屋に言ったものだから、同じカベルネ・ソーヴィニヨンだけど違うブランドの半額ぐらいのボトルを買った。

味、違いまんがな…

ちなみに先月にも違うブランドの超安いものを買って飲んだけど、味がいまひとつなのはもちろんのこと悪酔いして次の日も気分が悪かった。お高めもボトルではそんなことは皆無。やっぱりお値段だけのことはあるんやなぁとしみじみ。とりあえず今週はこのボトルを空けるとして、次回購入時はお財布と相談しよう。

ところで。
昨日、Brisbaneにいる日本人の友達の結婚式だった。私たちは遠くにいるため出席できなかったけど、FBで写真を見て幸せ気分をおすそ分けしてもらっている。実は先週にも別の友達の結婚式。先月もあった。全員Brisbane在住の日本人女性で相手はオージー。みな白いドレスを着ている。かくいう私も6月に日本で食事会をして白いワンピースを着たけど、今更ながら「ウェディングドレスが着たかったなぁ」なんて思っている。そこまで強い憧れがあったわけじゃなかったけど、一生に一度のチャンスだったのに…と。白無垢で写真撮影をした際、当初は洋装での撮影も予定していたけど諸事情によりキャンセル。泣く泣くドレスをあきらめた経緯があっただけに、みなの幸せそうな様子を見ているとうらやましくなってくる。

来月10月末で結婚一周年。先日この話をDとしていたら彼は日時すら覚えていなかった。かくいう私も27日か28日であやふやだったぐらい(確か28日のはず)。仏滅だったことはよく覚えてるんだけど 相変わらずロマンスとは程遠い夫婦。

さて。
ウェディングドレスなどという夢見がちなことを語ってないで、洗濯機で待っている洋服たちを取り出してくるとしよう。Dにはキッチン掃除をやってもらうとしよう。
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お休みって素敵

2012年09月29日 21時40分27秒 | Weblog
昨夜はブログの後ベッドへ行き、目をつぶった途端に寝ていた。やっぱり疲れていたんやなぁ。今朝は早起きの癖がついてしまったのか6時頃に目覚めたけど、9時ぐらいまで寝ていた。
先日お給料をもらったのでブランチは豪華に外食にしよう!と2人のお気に入りのカフェへ。エッグベネディクトというカロリーの高いメニューをオーダー。このコッテリした味付けが疲れた体にしみるわぁ。


ブランチの後はなんとなく住宅見学へ。土曜日は多くの不動産がオープンハウスをやっているので、それらを見つけては入っていった。Dが営業マンと話している間に私は家の中をウロウロ。家を見るのって好きやなぁ。私たちが家を買うのは夢のまた夢やけど、「もしもここが自分家だったら…」と考えながら見てまわった。

お昼からはまたジムへ。仕事の疲れが残っていたので今日は筋トレをお休みしてプールへ。3日間運動しなかったためナマッたのか、単純に疲れているかわからないけど500メートルを泳いだ時点で息が上がった。うーむ、情けない。サウナとスパもなんか集中力が続かなくていつもよりは短めの利用時間。明日は頑張ろう。

夜は病院で知り合った日本人女性とその旦那さん(オーストラリア人)と一緒にご飯を食べに行く約束になっていた。私の誕生日会をしてもらったタイレストランが美味しかったので、今夜もそのお店へ。旦那さん同士が盛り上がってくれたので、私は日本人女性と日本語で話に花を咲かせていた。日本語で話せるって本当にいいなぁ。おいしい料理に舌鼓を打ちながら2時間ほどの楽しいひと時。いい気分転換になった。いまだにこの地域“新人”の私たち。このご夫妻が今度私たちをいろんなところへ連れて行ってくれるとのこと。ありがたいなぁ。良いご縁が広がっていくことを願う。

帰宅した今は2人してソファでまったり。というか私はもうかなり眠いし、Dは高いびき。今夜は少し冷える。温かい布団にくるまって寝るとするかな。明日はちょっと家事を頑張ろう。
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やったった

2012年09月28日 22時31分36秒 | Weblog
ダブルシフト3日目。昨夜ベッドに入ったら秒殺で寝ていたところを見ると疲れていたんだと思う。目覚めは少々だるかったけど不思議なもので病院に着いてしまえばどうということはない。みんなに「疲れているでしょう?」と言われたけど結構平気だった。体力的な疲労より精神的なものの方が大きかったなぁ。ずっと何かに追われていたので、それで疲れたかも。

今日の担当は昨日と同じ7名。午前中に3名が退院。夜勤の看護師が書類のほとんどをやっていてくれて助かったけど、それでも3人がほぼ同時刻に退院とあっててんやわんや。加えて1名が別病棟に移るというのでその片付けも。なので午前中は嵐のようだった。
お昼になって担当患者が3名になりホッと一息。「今日は楽な午後を過ごせるかも」とか思っていたら甘かった。私は担当する3名がいる4名部屋を担当していたんだけど、気がついたら見覚えのない女性が空きベッドに座っている。「えーっと…??」と思っていたら「Yoshimi、新規入院よ~」。

さいでっか

退院手続きはだいぶ慣れたけど入院はまだまだ。しかも今日は病院一字の汚いドクターが回診していて、この患者さんの診断や治療方針、薬のチャート等を記入したので読むのにひと苦労。泣きそうになりながら解読に取り組んでいたところ、見かねた先輩が手伝ってくれた。英語なのにタイ語みたいな字。本当にここに載せたいぐらいすごい字。芸術の域。

それでもやっぱり15時間あると時間配分に余裕がある。いつもなら9時過ぎまでやっている作業を8時過ぎを終わらせ9時には帰る準備ができていた。ありがたいことに長時間働いていたんだから、と先に申し渡しをやらせてもらって9時半には病院を出た。いや~、3日間よく働いたわぁ。

帰宅してからも常に頭の中で“ポーンポーン”というナースコールの音が繰り返し鳴っている。このままだと夢の中でも働いてそうやなぁ。もう何を書いているかわからなくなってきた。多分疲れているんやと思う。明日はゆっくり眠るとしよう。
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ダブルシフト2日目

2012年09月27日 21時57分15秒 | Weblog
今日も15時間労働。7人を担当。今日は本当に忙しかった。とても疲れた。通常の業務はもちろんだけど、明日3名が退院するのでその書類処理や薬の準備にてんやわんや。加えて輸血患者が一人いたのでこちらにも時間を取られた(輸血の際は書類準備もあるし、また15分おきに血圧やら脈拍をはからないといけない)。常にやることがある状態。本当に忙しかった。
でもそれは私だけではない。今日はみんな忙しかった。例えば循環器病棟では1時間のうちに4名の胸痛を抱えた患者さんが入院(胸痛は心筋梗塞や心不全の疑いがある)。ただの入院でもやることがたくさんあるのに胸痛付き。なのに看護師は1人。本当に大変そうだった。

先輩看護師と3日間ダブルシフトの話をしたら「あんた、そんなんやったらアカンで!」と言われた。もっと自分を大切にしろという意味で。ただでさえダブルシフトは疲れるので3日間というのはかなり異状らしい。私は「お給料たくさんもらえるしぃ」ぐらいの軽い気持ちで引き受けた。確かにしんどいけど3日間ぐらいならそこまでキーキー言うほどのものではないと感じている。日本で働いている頃、締め切り直前だとこんなのわりと普通だったし。先にも少し書いた、こちらの人は長く職場にいると損に感じているような雰囲気があるので、ここまでガツガツ働くこと事態が理解できないよう。お給料より充実したお休みの方が重要なんやろうな。このあたりの考え方の差が日本人は勤勉(もしくはエコノミックアニマル)と言われるところなんやと思う。
ちなみに先輩看護師は、スローワーカーの私が今回このような長時間残業を言われたのは私の時給が先輩方より安いからだろうとのこと(このとき先輩は人事のあり方に文句を言っていた)。まぁ、それはそうやろうな。残業したら時給倍ぐらいになるし。私と先輩ではおそらく10ドルぐらいの差があるから、数万円は違うはず。なんとなく気づいてはいたけど、そういわれてちょっと寂しかった。

明日働いたら3連休が待っている。週末休むのは久しぶりやなぁ。明日は15名中4名が最低でも退院するので週末はこの週末は忙しくないと思う。うぅ、働きたかった…。

守銭奴モードにスイッチをいれてないでとっとと寝るとしよう。
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ダブルシフト初日

2012年09月26日 22時51分43秒 | Weblog
ダブルシフト初日。今日は7名を担当。うち5名が身の回りの世話がいる人でてんてこ舞い。アシスタントが1人いたけど、彼は全15名をアシストして回るので、私の担当分ばかり世話するわけにもいかず、ヒーコラ言いながら働いた。
とはいえ午前シフトだけならいつも時間に追われているけど、一日を通じてお世話をするので時間調整がきく。そういう意味では精神的には少々楽だったかも。だけど今日、ひとつ投薬エラーを犯してしまった。幸い大事に至るエラーではなかったけど、上に報告に行かねばならず、別の意味ではバタバタしたし、精神的にすごいストレスだった。それにしてもエラーに気がついた瞬間、一気に汗が噴き出た。反省。ほんまに気をつけよう。

ただいま11時。そろそろベッドに向かわないといけない。この3日間のことを考えて昨日のうちにカレーを仕込んでおいたので、明日も明後日もカレー。カレー好き。だけどさすがに昼も夜も食べる気にはなれないので、ランチはサンドイッチでも買うことにする。
布団に入ったらすぐに寝るかな? そこまで疲れた!と思ってないんだけど。気が張ってるだけかな。この疲労感の少なさはこのところのジム通いのおかげではないかと思うんだけど、どうかしらん?
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This is insane!

2012年09月25日 19時28分41秒 | Weblog
先ごろ告白したように、私たちは今、階下の人(50代後半の夫婦)ともめている。
私たちの家は2階建てで1階は彼らが、2階には私たちが住んでいる。私たちの住むこの2階は以前、大家さんの別荘だったそうで、一年を通じて数回しか使われていなかったらしい。しかし諸事情により貸し出すことにしたところ、たまたま私たちが見つけ移り住んだ。その一方で階下の人はここに4年以上住んでおり、今回初めて彼らの上階に人(私たち)が住むことになった。
これがバックグラウンド。

引っ越して2週間ほど経った日のこと。初めての上階の居住人が立てる音が気に入らなかったらしく階下の人が苦情を言ってきた。それにイラッとしたDが言い返したのが最初。お互いに不動産屋、警察に電話をし、険悪な状態になった。
これからがストレスの始まり。

家にいてもちっとも落ち着かない。洗濯干し場がある庭を共有しているので、洗濯を干す際も気を使う。この時点では相変わらずカッカしているDを横目に「なんで言い返すねん? 普通に“悪かったね。気をつけるね”で済む話違うのん?」とDを責める気持ちでいっぱいだった。

そんなある日、私たちの騒動を見かねて不動産屋が大家に連絡。お互いの家を訪ねて問題の収拾に努めてくれた。仲直りをすることを勧められ、もうストレス満載だった私は「そうしようよ!」と渋るDを説き伏せ、一週間以内に相手の郵便受けに手紙を入れることで話し合いがついた。私は勝手に先方も同じように考えていると思っていた。

が、この勝手な予想はアッサリと裏切られることに。まさに手紙を書いてそれに添えるためのチョコレートを買ったその日、先方は裁判所に「Dに暴力行為を行われ、日々おびえながら過ごしている。この男(D)を自分たちから遠ざけてくれ」と訴え出ていた。
その訴えを記した文書が警察によって届けられるまで私は自分たちが何か悪いことをしたのだろうか?とヤキモキしていたけど、そんな気持ちは一気に吹っ飛んだ。それと同時に「この人たちは難癖をつけたいだけ」と悟った。暴力行為を受けたとか言ってるくせに、彼らのやっていることは大音量で音楽をかけたり(しかもスピーカーは外、しかも私たちの階段の真下に設置)、庭に要らないものを持ち込んだり、パーティーを開いて招待客に「下に降りてこいよ」と叫ばせたり、ウチのインターネットをハッキングしようとしたり(コンピュータオタクのDにより阻止)と、嫌がらせの総合デパート状態。どこが“おびえて”過ごしてるねん!?

相手がしょうもないことを重ねるたびに「ウチが悪かったのかも」と自分を責めるストレスは減ったけど、もう彼らの存在を感じるだけでストレス。今のこの家を気に入っているから出て行きたくはなかったけど、こんなにストレスを感じながらここにしがみつく必要はないとDとも話し合って、不動産屋に「契約を破棄してでも引越しさせてくれ」と申し出たところ、先ごろの回答(双方契約更新なし)が戻ってきた次第。

住まいに関して一応の解決をみたけど、彼らが法の場所へ訴えた問題は今も継続中。私たちは話し合いによる和解を申し出たけどそれすらNO。今日、裁判所へ行き調停の日が決まった。ちなみにこれまでお互い文書で言い分を提出しているんだけど、本日先方がさらなる言い分を提出してきた。文書を読んだところ絶句。言いがかりとしかいいようなない内容。法を扱う場所でなぜこんなに堂々とウソがつけるのかと本当に信じられない思い出いっぱい。幸いこの訴えが事実と異なることを証明する確たる証拠を持っているので問題はない。先方が墓穴を掘っただけの話。

“盗人にも三分の理”ともいうし、私たちが100%正しいとは言わない。相手を不快にさせる要素は持っていただろう。だけどこの状況はやや狂気じみている。こんな話はドラマの中だけで、まさか自分がこんな事態に巻き込まれるとは思わんかったなぁ。

一連の騒動のおかげで使い始めた英語がある。
“Insane(インセイン)”。
“狂気じみた”“非常識な”“ばかげた”という意味がある。

This is insane!

いや、もう、本当にさ。

ちなみにInsaneは好意的に使うこともある。日本語にすると「すごい‼」かな。使い方は“ヤバイ”と似てるかも。

ところで。
話は全然変わるけど、今日病院から電話がかかってきて、なんと明日からダブルシフト(朝7時~夜10時勤務)を3日間こなすことになった。勢いで「YES」って言っちゃったけど、しんどいやろうなぁ。やれやれ。This is insane too.
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ダラダラ

2012年09月24日 22時06分12秒 | Weblog
今日はお休み。2日ぶりにジムへ行った。時間があくとモチベーションもあがるらしい。今日は筋トレと3キロジョグをこなした。まだ喉の痛みと咳が治ってなかったんだけど、それでも体は軽かった。お休みって必要なのねぇ。運動の後はサウナとスパで小一時間ほどボーッとして帰宅。

お昼ごはんは鶏むね肉とたっぷり野菜の韓国風炒めとご飯とおみそ汁。野菜炒めを料理と呼ぶのかどうかは謎やけど。仕事の日、それも午前勤務の日は、疲れていて帰ってから料理をする気になれず適当な食事になることが多い。このごろ午前シフトが続いていたこともあって、まともにキッチンに立ったのは久しぶりかも。
このごろDがマメに料理もキッチンの掃除もしてくれるので助かっている。しかしDが掃除機や洗濯、拭き掃除、片付けなどの家事をほとんどしない。おそらく彼の“掃除しなくちゃ”レベルに達する前に私がやってしまうからだろう。なので三連勤明けは部屋が雑多に散らかっている。今日は簡単な片づけはしたけど、私もスーパー主婦ではないので夜になった今もまだ散らかっている。

先ほど「明日頑張るかぁ~」とボンヤリ考えていたら、例のくだらない理由で裁判所へ行かないといけないことを思い出した。貴重なお休みがムダに費やされることほど悔しいもんはない。ちなみに拘束時間は未知。前回は3時間待って10分で用事が終わった。おそらく明日も同じ。まさかそんなに時間を食うとは思わず何の用意もしていかなかった。明日は絶対本を忘れないようにしなくては。このごろDVDを見ているため放ったらかしになっている「Hunger Games」を持っていこう。ストーリー、覚えてるかしら?

そういえば明日の出廷に備えてDが先ほどヒゲを剃った。私はヒゲのあるDの顔が好きで、ヒゲがない顔はまったく好みではない。また伸びるまで待たないと。とにかくこういうムダな案件をとっとと済ませ、好きなものに囲まれてリラックスしたいものやわ。
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ボーッ。

2012年09月23日 20時08分14秒 | Weblog
今日も午前シフト。午前シフトの前夜は10時をめどにベッドに向かうようにしている。昨夜は11時には寝ていたと思う。ところがDが12時頃にベッドに来た際にうっすら起きたのを皮切りに一晩中何度も目が覚めた。私は一度寝ると朝まで滅多に起きないのでこういうことは珍しい。このところ喉が痛くて咳が出ていたこととそのせいで喉が渇いていたためかと思う。目覚めてはウトウトすることを繰り返し、浅い眠りの中で見る夢は仕事のことばかり。昨日担当していた患者さんのことや申し渡しで言い忘れたこと、または同僚との会話など。

全然休まりゃしねぇ。

元々朝型人間ではなく、5時40分という起床時間には苦労している。今朝はアラームがなった時点で十分疲れていて、仕事に行かないといけないことがしばらく信じられなかったぐらい。
ダルい体でベッドから這い出し、「忙しくありませんように」と願いながら病院へ向かった。

着いてみると日曜日なのに3人の正看。そして患者の数は14名。日曜日なのになんと私の担当は4名だけ。しかも1人をのぞく3人が自分で自分のことができる人たち。

スッテキー

投薬、シャワー、シーツの交換という作業を終わらせるのがお昼前になることも良くあるのに、今日はなんと9時には終了。朝のお茶もお昼ご飯もきちんと摂ることができた。しかもドクターや同僚とおしゃべりする時間まで。午前シフトなのに。病棟の片づけまでする時間があるという今まででもっともゆっくりとした朝だった。
しかしここまでヒマだと逆に時間が経たずにそれはそれでしんどい。なかなか思うようにはならないもんだ。

忙しくなかったおかげで定時に帰宅。午前シフト3連発に加え昨夜の寝不足でもう寝る気満々。軽食をお腹に入れてベッドに向かったら数分で眠りに落ちていた。
7時半ごろに目覚めても頭はボーッ。咳のせいもあってしんどうそうに見えるのか、Dがかいがいしくお茶やゆで卵(D好物)を持ってきてくれた。ありがたや、ありがたや。

体がしんどい日に仕事が忙しくなくてよかった。ちょっと寝たけどまだダルい。今はボーッとしながら映画「Speed」をテレビで観ている。名前は知っていた。初めて観るけど疲れる映画や。適当にうっちゃって寝るとしよう。
明日・明後日はお休み。何をして過ごそうかなぁ。
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個人と社会

2012年09月22日 20時50分06秒 | Weblog
今日は初の12時間シフトをこなした。朝7時から夜7時まで。週末であるがゆえに基本のケアのみで、そこまで忙しくなかった。午前シフトはやることがたくさんあるのでいつも時間に追われるけど、12時間シフトだと時間配分に少し余裕ができる。今日は一人で7名担当。やるべきことはなんとか終わらせることができた。12時間シフト。そこまで大変だと思わなかったな。平日だともっと違うのかしら?

さて。
そう、今日は7時で終わる予定だったんだけど、申し渡しをする看護師が忙しそうにしていて、申し渡し自体を7時から始めた。そうこうしているうちにナースコールが2件。私ともう一人しかスタッフがいなかったので、私もひとつのコールに答えて病室へ。一人で歩くには注意が必要な患者さんがトイレに行きたいというので連れて行った。そしてベッドに戻るころ同室の、少々認知症の気がある患者さんも行きたいという。「じゃぁ行きましょうかー」と立ち上がるのを待っていたら、もう一人のスタッフがやってきて「もう7時30分。早く帰りなさい!!」という。「だったら代わってくれよ」と思うけど、代わりに患者さんを補助する風でもないので「この作業が終わったら帰ります」と言ってトイレへ行き、結果的に7時半過ぎに病院を出た。

こちらの人は時間きっちりに終わることに命を賭けているようなイメージがある。一分一秒でも早く帰ろうとするというか。予定時刻を過ぎて職場にいたら損しているかのような印象。これは個人の権利を守ろうとするこちらの文化なのだろう。
そこを行くと日本の文化は滅私奉公が良しとされている風潮があるし、会社や社会に貢献することが美徳と捉えられているところがあると思う。私個人的には10分、20分程度の残業ぐらいなんでもないし、それで残業代を申請しようとも思わない。しかも一人でトイレに行けない患者さんを置いて帰ることは私にはできない。老いと病気の一環とはいえ、排泄行為を他人に頼らざるを得ない事実を患者さんが恥じている可能性は高いし、その結果粗相をしてしまったら自尊心が傷つくのではないか思う。“誇り”というのは人を支える。患者さんがなるべく“普通”の生活を送れるようにするのは大事だと私は考えるので、いつもいつも迅速に対応できるわけではないけど、患者さんがトイレに行きたがっているときは、その作業を優先するようにしている。

もとい。
私の志はおいておくとして、ここで私が自分の美徳を追及してヘタに奉仕残業なんかを始めてしまったら、そうすることが当然という空気が生まれ、他の看護師の仕事にも悪影響を及ぼすかもしれない。もしくは個人の主張が強い国なので私の行動は理解されない場合も。加えて私自身が事実以上にスローワーカーだと見なされる可能性もある。今日は、就業時間を守ることが大切なこちらの文化における、時間の使い方と滅私奉公、そして人の尊厳について考えさせられた。

ささ。
そうこうしているうちにまた寝る時間(10時)。明日も午前シフト。静かな一日だといいなぁ。
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