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森の散歩道

四季の自然・野鳥・花・生き物など

夏の名残の蝶たち アオスジアゲハ ゴマダラチョウ

2012-09-18 | 昆虫

まだ暑くても、夏の終わりを感じているのでしょうか?惜しむかのように飛ぶ蝶の姿ががあちこちで目に入りました。

よく使った翅も痛んで欠けています。以前から撮りたかったアオスジアゲハとゴマダラチョウが撮れたので最近撮ったものと一緒に集めてみました。

ヤブコウジの花に吸蜜する「アオスジアゲハ」  ブーメランのような形のブルーが綺麗に出なかったのですが。

 

 

「ゴマダラチョウ」を見るのが初めて感激! 黒褐色と白の模様に、口吻の黄色が鮮やかに目立ちました。 

風を避けるように、榎の葉の陰で休んでいました。

 

 

ミドリヒョウモンは、人の足音にもすごく敏感で近付くと飛び立ってしまいました。

 

翅の裏が緑色です 

 

 

ヒカゲチョウ 

 

 

キチョウ ♂  ベニバナボロギクの花がまだ蕾ですが、蜜があるのでしょうか?

 

ウラギンシジミ  開いた時のきれいな翅はめったに見れません。

 

 

セスジツユムシ  地面から葉の陰にピヨ~ンと飛んで隠れました。

 

 

ヨウシュヤマゴボウが色付いて来ました。 

 

キンミズヒキ 

 

コサメビタキにまた会えました。フライイングキャッチで餌とり、枝に戻った所です。

 

 

昨日は県内平野部にフェーン現象が起き、異常に暑い日でした。 ヒヨドリも暑そうにしていました。

 

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希少生物の保護活動 船橋体験

2012-09-16 | ねいの里

 9月16日(日)午前中は、自然博物園ねいの里で「希少生物の保護回復事業と園内整備」の行事が行われ、参加しました。

県OB会高岡支部の皆さんと自然塾の会員が一緒に、「ヒメカンアオイ」と「ササユリ」の植栽や外来植物の除去などをして、気持ちの良い汗を流しました。

 

クサギ

展示のヒバカリ

展示館で、初めに職員の方から説明があり、その後マムシやスズメバチを見せて頂き、噛まれたり刺された時の手当の方法を学びました。 

 ササユリの植栽

園内整備 

 

 囲炉裏で豚汁を作って、お昼にOB会の皆さんと一緒に頂きました。お土産に頂いた焼き芋も焼いています。 

 

 

ミズアオイ

 

「レッドデーターブックとやま」が、初版から10年余りが経過したことで内容が見直され、8月に改訂版が出版されました。

学校関係などにも配布され、今後は広く活用が期待されています。(県民会館書籍売り場で購入出来ます)

 

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 第三日曜日は環水公園の日で、カヌー、ウオーキング、船橋体験などのイベントが賑やかに行われていました。

午後から公園のボランティガイドで、船橋体験をお手伝いしました。

江戸時代初期から明治の中頃まで、神通川では船を浮かべてその上に板を乗せ、鎖でつないだ船橋が架けられていました。

船橋の模型を、渡って体験してもらうものです。

安全のため、小さい子供さんにもライフジャケットを着用してもらいます。 

船頭さん姿のお兄さんが人気がありました 

 当時の船橋の写真

 

江戸時代初期、加賀藩二代藩主前田利長が隠居して、富山へ入ってから作らせたのが始まりと言われ、中期以降は、64隻の舟を鎖でつなぎ、

板も7枚に、長さは470mあったと伝えられ、日本一の船橋の評価が定着していたとのことです。

神通川船橋は越中国の東西を横断する北陸街道のルートになっていました。立山を 背景にした、名所図会や浮世絵版画が多く描かれています。

 カイツブリ親子

 

 

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コサメビタキとホトトギスに会いました(^^)

2012-09-15 | 野山の鳥

いつまでも残暑厳しいですね。暑くてもヒタキ類の話題も聞かれるようになり、昼の暑い時間帯でしたが用事も手伝って近くの丘陵の森へ入ってみました。

木陰に入ると少し涼しいですが、やぶ蚊がどうしようもなく近付いて来て逃げ腰になり、手袋も忘れてボコボコ刺されてしまいました。(-_-;)

でも可愛い「コサメビタキ」に出会えてよかったです。

 

  

 

なんてことでしょう・・・オオルリが飛んで来たのです。でもピントが全く合いませんでした。残念(ーー;)

 

この子もひどい枝かぶりで した。逆光で始めはアオゲラが飛んで来たのかと思いましたが、ホトトギスでした。

ホトトギスは、ここでは以前春の渡りの時にも見たことがありました。

 

 

 

シジュウカラの幼鳥も、暑そうです。

  

まだ白い幼羽が残っているハシボソガラスの幼鳥  じっとしていると、カラスなんだけど大丈夫かな?と思いました。

 

 

こちらの丘陵では、アサギマダラを見るのが初めて。1頭で南の島まで飛んで行けるのかな?

 

オオケダケ タデ科

 

 

 

今日は特別ピントが合いづらいと思ったのですが、自分の未熟さと思い、車の所へ戻ってカメラを片付けようとした時・・・ガ~ン

蜘蛛の巣がカメラフードに張り付いて、こんなにひどいことになっていたのです。 トホホ・・・なんとも間抜けな鳥見でした。

見た鳥は、コサメビタキ、ホトトギス、シジュウカラ、ヤマガラ、ヒヨドリ、ハシボソガラス 、トビ

 

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仲良しトウネン 砂浜のだんご屋さん

2012-09-14 | 水辺の鳥

 9月8日(土)の海岸で、珍しいシギ・チは 見られないのですが、この日はトウネンと近い距離で会うことが出来ました。

防波堤の隅に座って見ていると、2羽で波打ち際を行ったり来たりして、仲良く採食する様子が可愛らしかったです。

浜風も気持ちよかったので、30分ほど見て遊びました。

 

 

 

幼鳥のようですね 

 

ねえねえ そんなに顔を突っ込んで…何があるの~? 

 

何もないヨ! 

 

小さな虫のようなものを捕らえたようです。

 

 

右の子がちょっと苦しそうで、ゴミが喉に詰まったのかと思いました。 

 

でも、また元気に飛べてよかった!

 

不審者と思われたのかしら。ヒソヒソ話 ・・・

 

 

 砂浜では、小さなカニさんたちの姿もありました。 体長3cmほどの「スナガニ」のようです。

ハサミを交互に動かして、餌を口に運んでお食事しています。

 

ズームして見ると、作ったお団子が山になっています。

砂の中の小さな生き物を食べたあと、砂を丸めて吐き出すので、このような砂団子がいっぱい出来ました。

近付くと警戒して、ササッと巣穴へ隠れました。

 

 

 

少し移動した場所の海岸でも、5羽ほどのトウネンの群れを見ました。左の赤いのはカニの集団です。

 

 

カニはトウネンがいても全く平気なようすで、ぞろぞろ動いていました。 

大きなシギさんにはご馳走なのでしょうね~。早く来るといいのに。。。

  

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立山3 弥陀ヶ原のベニヒカゲ

2012-09-13 | 立山

午後、弥陀ヶ原へ着いた頃には少し雲行きが少しあやしくなって来ましたが、帰りのバスに乗るまで雨が降らなくてよかったです。

先ずは富山平野と富山湾の展望から…遠くに見えるのが能登半島です。晴れていればもっと綺麗に見えるのですが。

 

湿原では、ワタスゲの白い穂が終わって、「イワショウブ」の花が見頃となっていました。 

 

 

ワレモコウも咲いています。 

 

湿原のあちこちで、「ベニヒカゲ」がイワショウブの花に吸蜜しています。

開張47㎜ 亜高山帯で見られる蝶です。上の写真にも何頭か写っています。

 

 

ゴマナの花にも吸蜜 

 

 

シモツケソウの花がまだ少し咲いていました。

 

 

 前回7月中旬頃に訪れたときに見た、ビンズイやヒバリの姿はなく、秋の気配を感じました。

 

バス停に戻る頃に少し霧が出て来ました。アオモリトドマツの針葉樹林帯が美しいです。

 

 

 

植栽ですが、立山荘前の、「ヤナギラン」が見事に咲いていました。

  

 ナナカマドの葉も少しずつ色付き始めていました。

 

麓の駐車場近くで、ピンク色のツリフネソウが珍しかったので撮りました。

 弥陀ヶ原では生き物は、ベニヒカゲしか撮れませんでした。

それでも初めて撮った蝶で、最初に湿原の入り口手前で見つけた時は嬉しくて葉に隠れている蝶を何枚も撮っておりました。

それから湿原に入ると、あちこちにたくさん飛んでいるのを見て、ちょっと気が抜けてしまった感じでした。(/_;)

風景が多くなってしまいましたが、これで立山の写真を終わります。 見て頂きありがとうございました。

 

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立山2  ライチョウさんの羽衣

2012-09-11 | 立山

 季節に合わせて衣替えをするライチョウさんは、秋の装い。草の陰でじっとしていると何処にいるのか全くわからないほどです。

この頃の♂と♀は、とてもよく似た羽の色をしているので見分けがつきにくくなります。

夏羽、秋羽、冬羽と一年に3回冠羽をして、11月中旬頃までには白い羽衣となって冬の準備が整います。

今も換羽中なので、背中の羽が複雑な模様になっています。周りの風景に溶け込む保護色が改めてすごいと思いました。

 

ライチョウさんが、「クウ クウ・・・」と鳴いています。誰かを呼んでいるようです。

 

石の陰になっていた一羽が現れました。親子だと思いますが、体はもう大人と変わらないくらい大きいです。

もう安全だからお食事しましょ、と話してたのでしょうか。ウラジロタデの葉を啄み始めました ^^

 

右の若い子は目の上に細い赤色の肉冠が見えるのでオスのようです。

 

お母さんも、石の上にいると絶対敵に見つからないですね。 

 

 

 

時々風に乗って、地獄谷からガスが上がって来ます。

有毒ガスの影響でハイマツが枯れ、周辺では紅葉したように赤くなっています。

今年は地獄谷への道が通行止めとなっていますが、ライチョウさんたちに影響がなければよいと思いました。

 

 

大日岳とミクリガ池

 

立山とミドリガ池

 

 タテヤマアザミ

 

 オヤマリンドウ

   

ハンゴンソウ 

 

イワオトギリソウの紅葉が始まっていました。

 

チングルマの種とイワイチョウの黄葉 

立山の風景は、日ごとに色付いて来ているようです。

ホシガラスとライチョウに出会えたので、午後から1時間ほど弥陀ヶ原も見て来ました。

 

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立山1 ホシガラス

2012-09-10 | 立山

 9月9日(日)ホシガラスに会いに、立山へ出かけました。

この日は曇り空で、気温は12℃ じっとしていると少し肌寒かったですが、歩いている時はブラウス1枚でちょうどでした。

山ではもう初秋の装いでした。下旬頃には、美しい紅葉の絨毯が見られそうです。

 

奥の方に、雲が少しかかった剱岳が少し見えます。

 

ワレモコウの群生が美しく、観光客の皆さんが足を止めて見られていました。 

 

間もなく、ホシガラスのお出迎えがありました。ハイマツの種子を目当てに、今頃になると山で飛んでいるのを見かけますが、

白い班の模様が和風的な印象を受けます。 

 

 

 

種を取り出して、喉にたくさん溜めこみ、決まった場所へ運んで食べるようです。

実をもぎとって、運んで行く姿も見ました。種をたくさん集めると木の隙間や地中に隠したりもするようです。

ホシガラス カラス科 35cm

 

木の根元に隠れてお食事をしています。 

 

 

 

実を啄んだと思われる跡

 

 

所々に、小さなハイマツが育っているのを見ました。ホシガラスの食べ残しや糞から排出されたものが芽生えることが多いようです。

 

室堂ターミナルの屋上展望台で、9日午前中まで「立山黒部アルペンフェステイバル」が開催されていました。

 

400㎜の望遠レンズを持って行ったのですが、ホシガラスは目の前にいてくれたので、その必要もなかったです(^^ゞ

すれ違った方が、「あそこにライチョウがいたよ!」と嬉しそうに教えて下さるので、このあとライチョウのいる場所へ急ぎました。続きは次回に。

 

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イソヒヨドリさん カモの一陣が到着しました ^^

2012-09-09 | 水辺の鳥

 先日、イソヒヨドリの♂に出会った海岸で、その後♀にも会えました。

舞台を変えて、美しい囀りを披露してくれました~♪  観客は1名だけ(笑)

 

拡声器の上で、高らかに歌うイソヒヨドリさん。 ピヨ ビイピイ チイ・・・  

 

 

 

 

実は、このジャコウアゲハが撮れなくて苦労していた時に、イソヒヨドリさんが慰めに来てくれたのです。

ジャコウアゲハは2~3頭いたのですが、一度も止まってくれないのでこれであきらめました(ーー;)  幼鳥の食草はウマノスズクサです。

  

昨日8日 海王丸パークを見て来ると、渡りのカモが数羽到着していましたー( ^^

イソシギと一緒に、採食するコガモ

 

ケリとコガモ

 

 

ヒドリガモ   渡って来たときは、皆さんエクリプスで地味な色をしています。

 

ハシビロガモ

 

夜は県教育文化会館ホールにて、お友達の「はーとふるコンサート」が開催されました。

素敵な女性合唱団の歌声を楽しませて頂きました。

今日は、ホシガラスに会いに立山へ出かけてきました。 次回ご紹介したいと思います。

 

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ゴイサギの群れ カンムリカイツブリ

2012-09-08 | 水辺の鳥

 6日の夕方、まだ空が明るいので遠回りして土手を通って帰りました。

その時、河口の方から上流に向かって群で飛んで来る鳥の姿がありました。

 

先導しているリーダーがいるようです。もう渡り鳥?などどちょっと期待して見ていると、だんだん近付いてきます。

でも何だかサギっぽい飛び方なんですヨ^^;

 

 

V字を描いて、夕日に向かって飛んで行ったので、ここで見えなくなりました。 

 

トリミングして見ると、ゴイサギの群れでした。これから餌場へ飛んで行くところだったのでしょうか? 

30羽ほどで飛んで行きました。でもゴイサギの群れを見たのは初めてかも。

 

 

 

 

川ではカンムリカイツブリが、夏羽から冬羽に移行中

 

 

8月上旬に見たカンムリカイツブリ  この頃は赤い頬の夏羽でした。

 

 

カワラヒワの幼鳥も塒へ帰るようです。

 

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7日昨夜は、来週環水公園でイベントが行われるための、ボランティアガイドの事前研修と懇親会に出席しました。

久しぶりに駅裏を歩いて通りました。ホテルの前で、人工の霧のサービスが涼しそうでした。

 

夜はさすがに店じまいです。

ライトレールが北口駅に入って来ると、つい撮ってしまいます。 

7日は、二十四節気の一つで、秋の気配が深まる頃とされる「白露」はくろ 

秋の虫の鳴く声も一段と大きく聞こえてくるようになりましたが、日中はまだ暑いですね。

 

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コゲラ ヤマガラ

2012-09-06 | 野山の鳥

午前中少し涼しい時間帯だったので コゲラが元気よく枝を伝って餌を探していました。 

お馴染みの鳥ばかりですが会えるとそれなりに嬉しいです。2日の公園で撮った在庫はこれで終わりです。 

 

 

 

枝をコツコツ突く時は目を閉じてますね。餌の虫がなかなか見つからないようです。

 

 

 

ヤマガラも飛んできました。 ヤマガラも時々キツツキのように枝を突いて虫を取り出してますね。 

 

 

常駐のセグロセキレイ

 

 

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