高知市中ファンクラブ

高知市中地域の活性化を図る取り組みをします

沖縄・竹富島へ行ってきました・・・その2  町並み保存

2008-11-28 | 個人会員でーす
沖縄・石垣島へ行ってきました・・・その1の続きです。


竹富島の町並み保存と持続可能な観光スタイル!

竹富島は、石垣島から6キロのところ。

観光客を乗せた複数の会社の高速艇が1時間おきくらいに運行されているようでした。

それだけ観光客が多いようです。


竹富島は、珊瑚礁で出来た平べったいお盆のような島で、山も川もなく、直径は約3キロ、周囲わずか9.2キロ。

赤山公園の丘の上に立つ展望台(なごみの塔)の高さが24mあり、島の最高地点とか。

平均気温24度、平均雨量2400ミリ。


世帯数169戸、人口345人(今年4月比4人増)、民宿・旅館13軒、土産品店9軒、食堂・喫茶9軒

島全体が国立公園、集落部分が"町並み"保存地区。

120以上の舞踊・狂言、300以上の歌謡伝承、種子取祭には二日間で約80点もの芸能を奉納すると言う芸能の島。

天然素材を植物染料で手染めして、手織りするミンサー・芭蕉布・麻布など民芸の島。

345人中65歳以上は92人、いたって健康・元気という長寿の島。

古い沖縄の良さを一番残していると言われる竹富島です。


島に着くと、港には観光客送迎用のミニバスが何台か待ち構えており、予約をしていない人も自由に選んでおり、私たちは婿たちの知り合いのバスに乗車。

まず30分の「水牛車観光」(一人1、200円)に出かけました。

10メートルくらい(20人乗り?)の荷台車を大きな角の水牛がゆっくりと引いていくのです。

水牛は、町並みの狭い四つ角もロングボディの荷台車を塀にこすらないように、実に上手に回っていきます。私たちの運転よりはるかにうまいねーと話していました。

のんびりと動く水牛と、たずなをもつ案内人のおじさんの呼吸はぴったり。

その案内人のおじさんは、現場を見せながら町並み保存の取り組みを説明するので、臨場感があります。
"町並み"保存地区では、屋根は赤瓦以外はダメ、サンゴの白い砂を敷き詰めた道以外はダメ、もちろん舗装はダメ、塀もコンクリートはダメでサンゴの小石を積み重ねたもの。

サンゴで出来た島なので材料は沢山あり、昔からやってきた風に強い家づくりとか。

防風・防火対策に、フク木・ガジュマルなどの亜熱帯植物を庭に植えています。

婿は、昔から"福木の花が咲いたらフエフキダイが釣れる"と言われている、と話していました。

塀の周りには、真っ赤なハイビスカス、年中咲き乱れるブーゲンビリア、パパイヤなど。

案内人のおじさんは、屋根で大口を開けて目玉をむいで力んでいる魔除けのシーサー(唐獅子)、役人が見初めたとクヤマと言う娘さんの話など巧みに語ります。


そして、三線(さんしん)片手に荷台車の天井に歌詞が手書きされている竹富民謡「安里屋(あさどや)ユンタ」を歌います。

実に調子が良いので「サーユイユイ」の合いの手が、観光客から自然に出てきて、見知らぬ同士が盛り上がります。

降りるときには、一人1、200円(送迎付き)の乗車料金満足で、又乗りたいと思いました。

二台の水牛車は、水牛を入れ替えて、またお客さんを乗せてゆっくりと出て行きました。



休憩がてら立ち寄った民宿をやっている喫茶店では、年配の人懐こいおばあさんが話し相手で、もっと話して居たいなと思い、泊まるのだったらここにしたいと思いながら店を出ました。

話では、一泊2食付で5,200円、組合ではそのうちに値上げをすることを話しているとか。

3泊4日で、のんびりと滞在していくして人が多いですよ!と話していました。


私たちも1日ではもったいないと思いながら、あちこち急ぎ足で回りました。

滞在するとなれば、国立公園でキャンプは禁止の島ですから、民宿・旅館に泊まります。でもこの値段なら滞在しやすいと思いました。

夕方私たちが竹富島を後にするとき、2艇の高速艇からはかなりの人が降りてきました。

食堂・喫茶も沖縄そばなど種類も豊富で、"よその釜の飯は美味い"だけでなく、しかも安いと思いました。

サンゴの白い砂を敷き詰めた道は、住んでいる人が毎朝掃いているとか。あちこちにほうき目が残っていました。


お金をかけるのではなく、あるものを保存し受け継ぐ(町並みや文化・芸能を守る竹富町民憲章)、また訪れた人と人との心の交流(絆)が、持続可能な観光資源となり、

地元にある食材を活かしたオリジナル料理は安くておいしく、手頃な料金は長期滞在を生みやすく、のんびりとした交流が絆となりリピーター作りの条件ともなるのでは・・・

"癒しの時代"注目度は一層高まるのではないかと思いました。


高知にも、おいしい料理やおもてなしの心があり、よさこい踊り、優れた歴史上の偉人や文化が沢山あります。

高知らしい"持続可能な観光スタイル"をみんなで紡いで行けたら良いなーと思いました。


次回は、今でも交流の続く高知の旧日本兵(大石隊)と竹富島の住民の話です。

HN: 龍馬


沖縄・石垣島に行ってきました・・・その1

2008-11-26 | 個人会員でーす
先日、妻と3泊4日で沖縄・石垣島へ行ってきました。

来年1月に高知からの直行便がなくなることもあり、石垣島に居る孫たちの顔を見に行くことにしたのです。


沖縄・那覇空港で乗り継ぎに1時間ほど時間があり、

かって同じ職場で仕事をした、高知の出身で東京でジャーナリストをしていて、

3年前に退職し、沖縄に住み着いているSさんご夫婦と空港内で会うことができました。


高知では趣味でトロンボーンを吹いていましたが、今は三線引きながら歌を歌って老人施設などにボランティアで行っているとのこと・・・


県民所得最下位で人口が増えている沖縄!
私は、県民所得最下位の沖縄(199万円)と下から二番目の高知県(215万円)だが、高知は人口が減っているのに、沖縄だけは増え続けている。

どこに違いがあるのかを調べて、高知の活性化の参考にしたいのでまた力を貸してくださいとお願いして別れました。


那覇空港から石垣空港の飛行機は満席でした。

婿が料理長をしているホテルで3泊し、休暇をとって家族全員が案内してくれました。



町並み保存で観光客が沢山来ている竹富島!
前に来たときは、西表島などを案内してもらっていたので、今回の狙いは町並み保存で観光客が沢山来ている竹富島でした。



竹富島は、石垣島から高速艇で10分ぐらい。この町並みの赤瓦の屋根が有名ですが、婿のお父さんが「しっくい職人」として、保存会の依頼を受けて仕事をしてきたそうです。

73歳になり屋根に上るのが危険になり、1昨年引退したそうですが、シーサーは時々造っているとか・・・

屋根の上に魔除けとして置かれているシーサーも、お父さんの作品が沢山あり、婿はその特徴からあちこちで私たちに紹介してくれました。


昼食で入ったレストランで、店内に置かれていた 「うつぐみの竹富島」大塚勝久写真集(琉球新報社発行)を漠然と観ていたら、婿がお父さんが載っている!とびっくりしていました。

新聞には載ったけど知らなかったと、発見を喜んでおり、私も1冊買って帰りました。

次回は、竹富島の町並み保存と地元にお金が落ちる仕掛け!と今でも交流の続く高知の旧日本兵(大石隊)と住民の話です。

HN: 龍馬

アシロ自然の森 オープンイベントのお知らせ

2008-11-15 | その他

「アジロ自然の森」お披露目 
  11月29日(土)10時オープン
イベントに家族でご参加下さい。
 高知市朝倉にある、アジロ山は今が紅葉の季節です。
  「アジロ自然の森」は山桜が咲く美しい「里山」で、昔は山内家の殿様が狩りをした由緒ある山で、ふもとには宇佐から鰹を天秤で担いで走り、お城下で売った「かつお街道」もあります。
 この歴史ある自然を残し、子供達の体験学習の場たいと、高知県と話し合いを進め、九月一日付けで高知県知事と無償借入契約を交わし、四国銀行「絆の森」の補助金を受けて「遊歩道」の整備を進めてきました。
 夏の炎天下、森林ボランティア「森の助っ人隊」の仲間と地域住民の手で、チエンソーで道を切り開き、鍬で道造りを行い、遊歩道には階段の丸太を敷いたり、安全ロープを張ったりして子供達が安心して山には入り、自然観察が出来る様にしています。
 又、塚地森林インストラクターの協力で樹木の調査も行いました。遊歩道沿いの樹木は六四種以上有り自然豊かな里山です。
 道路沿いには、朝倉第二小学校の子供達が描いた、「ゴミをなくそう」の手書き看板も設置しいますので是非ご覧下さい。
 又、大谷公園には、環境に優しい木の遊具(ブランコ・木渡り・シーソー)も作成し高知市に寄贈しています。是非子供さんと遊んでください。
こうした事業の区切りとして、11月29日には 「アジロ自然の森」のお披露目イベントを行うことに致しました。
 内容は「体験の森ウオーキング」と子供が楽しめる「マイはし作り・丸太切り大会・竹とんぼ作り」や「森の音楽」「みんなで豚汁を食べよう」などを計画していますので家族そろってご参加下さい。


    高知市朝倉己83-12    TEL 843-8533
 「アジロ山の自然と環境を守る会」




こちらの画像をどうぞ!

相 互 住 宅 です

2008-11-12 | 下知地域の情報
はじめまして

相 互 住 宅 です

高知市を中心に●売地●売家をご紹介しています。

情報量№1をめざして日々努力しております。

1000件以上ご覧頂けます。

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ゆったりと演奏聴きながら、昼食楽しめました!COMO ダイニング

2008-11-08 | 飲食店・喫茶店等
ゆったりと演奏聴きながら、昼食楽しめました!COMO ダイニング



11月8日昼前に、妻と買い物を兼ねて高知駅の東にあるマルニ高知店(北本町3丁目・テレビ高知の西側)の二階にあるCOMO ダイニングに寄りました。

旬のオリジナルメニューが楽しめるお店なので、近くへ来たときは寄らせてもらっています。

中をのぞくと、写真のお二人が音合わせをしているのが見えたので、食事をしながら演奏が聞けるのではないかと、早い目の昼食にしました。



店長の紹介によると、お二人は高知マンドリンクラブのメンバー(土曜日会)で、アコースチックギターの矢野彩穂子さんとマンドラ(マンドリンの大型?)の中村章子さんとのことでした。

カントリーロード、日曜はダメよ、・・・ルパン三世のテーマなどを食後のコーヒーを飲みながら、ゆっくりと聞けました。

店長の一柳久子さん(090-9770-0147)の説明では、「初めての取組みですが、今後このような機会を作って行きたいと思っています」と言うことでした。

偶然とはいえ、旬のオリジナル料理(ランチ850円+コーヒー150円)を食べながら、こんな演奏が聞けたことに感謝しながら、次回の計画が決まったら教えてくださいと店長に話してきました。

この場でも皆さんにお知らせしたいと思います。

お二人の楽しい演奏がまた聴けたら良いなと思いながら、お腹も心も満足でお店を出ました。

高知マンドリンクラブは、来年40周年記念の演奏会を予定しているそうです。



同じ2階のCOMO SALON では、「大野洋平画展」が開かれて(11月16日まで)おりました。

会場には大野洋平さんもおられて、高知県生れの若さあふれる画家がスペインなどで頑張っていることを知りました。(11月10日は休館日)

HN:コウチャン