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メキシコ対ポーランド後半

2023-01-22 21:23:14 | ワールドサッカー
メキシコ対ポーランドの後半戦の印象です。前半、相手にプレスを受けてピンチが続き、しかも1トップのレバンドフスキになかなかボールを入れられないポーランドは、自軍のピンチを悟ったようで、布陣を4-4-2に変更して、レバンドフスキのフォロー役にジエリニスキを1列上げて置きました。これで、ポーランドは前線にボールが入り始め、少しゲームの流れを変えます。

それでも、球回しの上手さではメキシコが若干上で、メキシコは長い距離のサイドチェンジからSBのガジャルドやサンチェスを上げて、サイドに拠点を作っての攻めを見せます。もっとも、メキシコは今回のメンバーにはFWにこれといった選手がいない弱みがあり、3トップの中央のマルティンはどこかで交代させてくる予想はできました。

そんな勝負の綾があった後半17分、ゲームの流れが変わりかけます。ボールを受けて単独突破を図ったレバンドフスキがゴール前で倒されたプレーでした。実況はレバンドフスキがなかなか倒れなかったことをほめていましたが、これはVARの結果、メキシコDFモレノがレバンドフスキのユニフォームを引っ張っておりファウルの判定となりPKがポーランドに宣告されます。

このPKはもちろんレバンドフスキが蹴ります。ポーランド代表では10度以上蹴って1度しかPKを失敗していないレバンドフスキの実績からゴールは間違いないところでしたが、メキシコGKのオチョアが相手PKを完璧に読み切って止め、このチャンスはノーゴールに終わりました。これでメキシコはチャンスと見て、ベンチに置いていたFWヒメネスをマルティンに代えて投入してきます。

もっとも、ヒメネスはイングランド・プレミアリーグのウルブスでレギュラーの実績こそありますが、大会直前の負傷でコンディションが不安視されていました。結果的に、今回のW杯はそういう、直前の負傷で不安というFWは結果を出せないで終わりました。それだけ、W杯というところが、誰もがここに合わせて調整してくる大会で、そういうトップコンディションの相手DFを打ち破れないと勝てないことを示しました。

結局、このゲームは0-0の引き分けに終わりました。サッカーで、よくつまらない試合の代表格に思える0-0ですが、今は交代枠が5つあることで何度か流れが変わるタイミングがあり、いろいろ楽しみ方はあります。まだビデオは残っているので、どこかで時間を確保できればまたこういう記事を書くことでしょう。

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