
サッカーW杯南米予選の、エクアドル対ベネズエラのビデオを見ました。エクアドルの首都キトは2600mの高地にあり、ブラジルやアルゼンチンといった強豪が毎回苦しむ環境です。エクアドルはそれを利用して、アウェイ戦では1勝もできなくても、ホームで全勝に近い成績を収めて10か国総当たりの南米予選では、4位以内に入って何度かW杯出場を果たしています。
そういう環境に放り込まれた、南米では過去には弱小チームと言われてきたベネズエラが、どういう戦い方をしたかがこのゲームの最大の興味でした。もっとも、最近のベネズエラはかつてイングランドのニューカッスルでプレーしていたロンドンが1トップに定着しており、彼の得点力で南米選手権では1次リーグを通過できるようになっています。
そのロンドンをどう生かしているかがポイントでしたが、ベネズエラは4-5-1で、MFの5人がDFラインの前に均等に並び、エクアドルに攻め込むスペースを与えない戦い方を選択しました。この戦い方では、1トップのロンドンは孤立してしまいますが、孤立してもなお、ロングボールを頭で合わせる能力を持っているのでそれでも良いという選択でしょう。
これに対し、エクアドルはかつてはLDUキトの監督が来日した際に「エクアドルにスターはいない(ので組織的な戦いをする)」とコメントしていました。実際、以前のエクアドルは個人が目立つチームではなかったですが、今はイングランドのチェルシーに高額の移籍金で加入したボランチのカイセドという、スター候補が現れています。
この試合は、エクアドルが前半のボール支配率81%という、圧倒的なボール支配を見せましたが、なかなかベネズエラのブロックの中にボールを入れられない、じりじりする展開になります。ベネズエラは引き分けも視野に入れて、それでも良いとしていましたが、ホームでの勝利がW杯出場には絶対条件のエクアドルは何とかしてこじ開けないといけない試合です。
前半35分にようやく、エースのエネル・バレンシアにゴールが生まれ、後半開始直後にベネズエラのバックパスのミスをエネル・バレンシアが拾って2点目を決めて、この試合は2-1でエクアドルの勝利に終わりました。高地で苦しむことを計算に入れていたベネズエラの戦い方は理解できましたが、どうやら「エクアドルにスターが現れ始めている」試合になったと、このビデオ観戦では感じられました。
そういう環境に放り込まれた、南米では過去には弱小チームと言われてきたベネズエラが、どういう戦い方をしたかがこのゲームの最大の興味でした。もっとも、最近のベネズエラはかつてイングランドのニューカッスルでプレーしていたロンドンが1トップに定着しており、彼の得点力で南米選手権では1次リーグを通過できるようになっています。
そのロンドンをどう生かしているかがポイントでしたが、ベネズエラは4-5-1で、MFの5人がDFラインの前に均等に並び、エクアドルに攻め込むスペースを与えない戦い方を選択しました。この戦い方では、1トップのロンドンは孤立してしまいますが、孤立してもなお、ロングボールを頭で合わせる能力を持っているのでそれでも良いという選択でしょう。
これに対し、エクアドルはかつてはLDUキトの監督が来日した際に「エクアドルにスターはいない(ので組織的な戦いをする)」とコメントしていました。実際、以前のエクアドルは個人が目立つチームではなかったですが、今はイングランドのチェルシーに高額の移籍金で加入したボランチのカイセドという、スター候補が現れています。
この試合は、エクアドルが前半のボール支配率81%という、圧倒的なボール支配を見せましたが、なかなかベネズエラのブロックの中にボールを入れられない、じりじりする展開になります。ベネズエラは引き分けも視野に入れて、それでも良いとしていましたが、ホームでの勝利がW杯出場には絶対条件のエクアドルは何とかしてこじ開けないといけない試合です。
前半35分にようやく、エースのエネル・バレンシアにゴールが生まれ、後半開始直後にベネズエラのバックパスのミスをエネル・バレンシアが拾って2点目を決めて、この試合は2-1でエクアドルの勝利に終わりました。高地で苦しむことを計算に入れていたベネズエラの戦い方は理解できましたが、どうやら「エクアドルにスターが現れ始めている」試合になったと、このビデオ観戦では感じられました。
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