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スコア以上の内容の差(2/16ゼロックス浦和対川崎)

2019-02-16 22:42:51 | 浦和レッズ
今日のゼロックス杯、浦和対川崎はテレビ観戦でした。結果は日テレで生中継だったので皆さんご存知だと思うので書きますが、0-1で浦和の敗戦に終わりました。もっとも、スコアだけ見ると惜敗のように見えますが、実際はスコア以上の内容の差を感じざるを得ない試合でした。相手のオフサイドと、GK西川のファインセーブがなければもっと差がついた試合です。

そうなった理由で、大きいのは選手の組み合わせの問題ではと思います。まずは青木が負傷で出遅れているアンカーのポジションで起用された新外国人のエベルトンです。初めて見る選手なので特徴から探りましたが、パスを出すのが得意な選手のようです。日本人選手とパスのリズムが違うので、後ろからゲームを作れれば面白いのではと思っていました。

しかし、この川崎戦を見る限りでは、アンカーにはあまり向いていない選手のように見えます。理由は小柄なので、相手に集中的にプレスに来られると弱さを見せることがあるからです。実際、相手に仕掛けられて抜かれて、GK西川が止めたものの決定的なシュートを打たれた場面もありました。後半頭で阿部勇樹と交代させたのは、その弱さを感じたからでしょう。

また、FWに入った杉本健勇も持ち味が出ていませんでした。彼も、味方としては初めて見るので、特徴を見ましたが、どちらかと言えば「待ち」のFWのように見えます。彼をFWに入れると、どうしても興梠の動きが引き気味になってしまいます。興梠は運動量が多く、引いて受けることも可能ですが、ゲームメーカーとしてはあまり魅力がないことは否定できません。

興梠の周りを動いて、興梠に点を取らせることのできる選手が2トップの相棒には最適ですが、後半出てきたナバウトはその役割を果たせませんでした。ナバウトは豪州代表に呼ばれていてアジアカップでもプレーしていたことで、チームで合わせる練習があまりできていないデメリットが出たようです。ナバウトのところで相手に奪われて逆襲を食らう場面もありました。

この日の浦和は、興梠と杉本健勇に、無理して相手のDFにプレスに行かせない戦い方でした。個人技のある川崎に対し、ブロックを作って後ろに人数を確保したかったようですが、それは前への推進力を失わせる結果になりました。浦和は5-3-2気味に下げされられ、サイドの橋岡や宇賀神に回す以外に、可能性のある場面を作れなかった印象を受けます。

続きは書く元気があれば、マニアック分析で補足します。

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