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F1相撲(琴錦)

2017-11-23 10:32:19 | 他スポーツ
今日はネタがないので、困ったときは昔の力士を思い出すことにして、元関脇琴錦の思い出です。琴錦は群馬県の箕郷町の出身で、子供の頃は柔道をやっていましたが、当時を知る隣町の先生は「琴錦は悪ガキだった」とエピソードを語っていました。そんなやんちゃ坊主が入門した相撲界で、幕下時代に先代の佐渡ヶ嶽親方が現役時代につけていた「琴錦」の四股名を受け継ぐ活躍を見せます。

彼の相撲は、差してからの速攻で、当時「F1相撲」と呼ばれていました。はまったときの威力は絶大で、序盤に7勝1敗くらいのハイペースで勝ちこむことはざらにありました。スタミナに課題があり、後半に負けが込むことが多かったイメージですが、一時は大関候補になるなど、活躍した関脇でした。

もっとも、そんな彼の相撲人生には大きな危機がありました。関脇で好成績を残し、大関挑戦の場所と言われた大事な時期に女性問題を起こし、連日マスコミで騒がれて親方衆からも廃業せよという意見も出たほどです。佐渡ヶ嶽親方(元琴桜)が「あいつは燃えるいいものを持っている」とかばってくれたので、けん責処分で済み、何とか現役を続けることはできました。

その大関挑戦は、失敗に終わりましたが、それでも琴錦は強かった関脇でした。今でも「史上最強の関脇」と言われることもあり、平幕優勝を2度達成した唯一の力士です。最初の平幕優勝のときに、琴錦と千秋楽で対戦した舞の海が、イメージしていたより力が強かったと証言しており、実力者と常に言われる存在でした。

最後は怪我で十両に下がり、一場所での復帰を目指して土俵に上がったものの成績が上がらなかったことで引退を決め、今は佐渡ヶ嶽部屋の部屋付き親方です。はきはきとしゃべるタイプで、解説にも何度か登場しています。思い切ったことを言うので、ちょっと危ないかなと思うこともありますが、親方としての活躍を期待したいです。

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