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W杯決勝戦プレビュー(フランス対クロアチア)

2018-07-15 15:31:03 | ワールドサッカー
いよいよ、日本時間の深夜に、W杯の決勝戦のフランス対クロアチアが行われます。その試合前の情報です。ここまでの勝ち上がりを見ていると、全試合90分で勝っているフランスに対し、全試合延長戦の120分を戦いしかもPK戦が2回あるクロアチアは内容でも劣り、体力的にも厳しいので、フランス有利という予想をされるのは仕方ないでしょう。

フランスは、4-2-3-1の布陣が基本形です。フランスといえば、スピードスターで新しいヒーローに名乗りを挙げた19歳のキリアン・エムバッペが有名ですが、フランスは決してエムバッペ一人に頼り切ったチームではありません。エムバッペのスピードも強力な武器ですが、あくまでオプションの一つで、FWジルーのポストプレーやグリーズマンの遠目からのシュートなど、多彩な攻撃パターンを持っているチームです。

メッシのいるアルゼンチン相手に3失点こそしましたが、CBのバラン、ウンティティのパワーも強く、単純なセットプレーでは失点しない守備力は十分持っています。どちらかといえば、攻撃と守備を分けており、ボランチの位置で鋭いダッシュ力で守るカンテなどの守備で、守ってから縦パスでつなぐ攻めの多いチームです。

これに対し、クロアチアはボール支配率の高いサッカーを志向しています。準決勝で見せた、ブロゾビッチをアンカーに置いて、売り物のラキティッチ、モドリッチの攻撃力を少し前で生かそうとするサッカーで、ボールを回すサッカーをフランス相手にやりたいと思われます。ウイングのレビッチとペリシッチが前からハードワークして、回収してからの速い攻めを見せたいところです。

1トップのマンジュキッチもジルーと同じようなポストプレーヤーですが、マンジュキッチはサイドに流れたりクロスを上げたりと、MFの仕事もできるという強みがあります。マンジュキッチをうまく生かしながらマイナスのクロスをラキティッチかモドリッチが合わせる形を、クロアチアとしては作りたいでしょう。

フランスがリードすれば、エムバッペのスピードをうまく使いながらカウンターで時間を使う攻めが可能になるので、面白くなるとすればクロアチアが先制したときでしょう。フランスが逆転できるオプションを持っているか、それが試される展開になれば、この決勝戦は最高に楽しかったと思えるでしょう。

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