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相手の策にはまる(12/7浦和対G大阪)

2019-12-07 23:04:38 | 浦和レッズ
今日の浦和の最終戦、G大阪戦は2-3と浦和の敗戦に終わりました。スコアは1点差なので見た目は惜敗ですが、実際はスコア以上の内容の差があった試合でした。理由は序盤の出方があります。G大阪のカウンター狙いに対し、浦和は注文通りにミスをしてしまって何度も走られました。相手の宇佐美、アデミウソンの2トップの連動性も取れていました。

その展開を生んだ理由として、この日の1トップがマルティノスだったことも挙げられます。不動の1トップの興梠が、実父の急死で欠場することになったための起用ですが、マルティノスはボールのないところでの動きに課題があり、相手DFが持っているときはほとんど守備をせず簡単にボールをさばかれてしまいました。

相手のG大阪は、3-5-2で中盤を逆三角形にして、アンカーの遠藤保仁のところで落ち着かせてさばく攻撃も狙いでした。マルティノスが守備をしなかったことで、遠藤保仁に簡単にパスが通ったことで、遠藤保仁の華麗なゲームメイクを許してしまったのも、前半の浦和苦戦の大きな理由でした。

戦術的には、相手の前目の中盤、倉田、矢島と浦和のダブルボランチの柴戸、青木がちょうどミラーゲームになり、この対決に勝てば攻めに行けるというG大阪の狙いもありました。前半9分でアデミウソンのカウンターから宇佐美に決められてあっさりと失点した浦和は、その後も遠藤保仁に自在にボールをさばかれてピンチの連続になってしまいました。

さすがにこのままではいけないと、浦和の選手たちは危機感を持ったようです。長澤や槙野が、マルティノスを呼んで何やら指示を出した様子でした。これを聞いてマルティノスも思い出したように守備に行くようになりました。マルティノスはヘディングが弱いのでクロスを上げても合いにくいという問題点もありますが、これで一方的な劣勢はある程度落ち着きました。

この試合は、浦和は9点差以内の敗戦なら残留決定という、ほぼ残留は決まった条件の試合でした。それでも、サポーター的には少しでも可能性があるのは嫌なもので、とりあえずこれだけ内容が悪くても、まだ1点しか負けていない、10点差はなさそうだと気持ちを切り替えるのが精一杯でした。ハーフタイムにはサポーターもブーイングでした。後半については明日以降にマニアック分析で補足します。
























































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