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クイズの正解(酒井友之)

2006-11-21 21:25:44 | 浦和レッズ
クイズです。現在日本代表の右サイドとして不動の位置を築いている加地をベンチに押しのけて、U-20代表時代に右アウトサイドのレギュラーとして全試合に出場していたレッズの選手は誰でしょう?

クイズの答えは、酒井友之選手です。当時は市原在籍だったので印象が薄かったのもあるでしょうが、ちょっと難しかったですね。酒井と言えば、1999年の浦和対市原の残留決戦で、相手チームの選手として出場していましたが、当時は相手の選手を見る余裕はなく、印象はありません。

むしろ、1999年のワールドユース準優勝に貢献したU-20代表でのプレーの方が印象的です。当時の酒井は、市原では常にボランチでした。トルシエ監督が、右アウトサイドにコンバートしたばかりでした。しかし、酒井はサイドを深くえぐるようなプレーは見せなかったものの、サイドでうまくバランスを取って裏を突かれにくい動きをしていました。

猛暑のナイジェリアで、厳しい大会日程でもコンディションが落ちないのも評価できました。五輪代表監督を兼任していたトルシエ監督が、このときのプレーを評価して、シドニー五輪でも酒井を起用しています。

当時サッカー専門誌で流行っていた言葉で、ポリバレント(複数のポジションをこなすこと)という言葉がありましたが、酒井はボランチと右アウトサイドをこなすため、この言葉にぴったりでした。トルシエ監督もそういう選手が好きだったようです。

しかし、A代表を狙うとなると、同じ特性を持つ一人の選手が壁として立ちふさがりました。それは、当時柏の明神です。皮肉なことに、この明神のこなすポジションもボランチと右アウトサイドだったのです。代表チームのように、登録できる選手に限りがある場合、同じタイプは二人は必要ないということになります。

そのため、A代表に定着して日韓W杯に出場した明神とは対照的に、酒井はA代表は1試合の出場にとどまっています。時は流れ、酒井は浦和に、明神はG大阪に移籍しました。今、優勝を争うチームです。仮に、最終戦のG大阪との直接対決で決まるという状況になったときに、酒井が明神に対してリベンジを果たしてくれると嬉しいなと思います。

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2 コメント

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シドニー (野ばら)
2006-11-21 20:04:29
答は酒井選手ですね。
実は私、シドニーオリンピックのサッカー
ブラジル戦と決勝トーナメントのアメリカ戦を、現地観戦しました。
ブラジル戦で右は三浦でしたが、アメリカ戦では酒井を起用。
しかしその酒井が、後半ロスタイムに不運なファウル(誤審?)をペナルティエリアで与えてしまい
延長→PK、そしてよもやの中田のPK失敗で敗退となったのを、ゴール裏で(ファウルもPKもこちらサイドでした)観ていました。
酒井って、確か高校生でJデビューだったんですよね。
もっともっと出番があってもいい選手だと、思っています。
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正解です (kobby)
2006-11-21 21:27:01
野ばらさん:
ちょっと難しい問題かなと思いましたが、正解者がいてくれてほっとしています。シドニー現地観戦ですか。外国でサッカーを見ると、何となく文化はどこでも同じような気分がして、ほっとするような気持ちになるのを感じます。私は日本代表を海外で見たことはないのですが、日本代表なら余計にそう思うでしょうね。
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