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日本シリーズ第3戦(ソフトバンク対巨人)

2020-11-24 21:48:56 | 他スポーツ
今日は日本シリーズ第3戦のソフトバンク対巨人の映像を見ていました。ソフトバンクがムーア、巨人がサンチェスの先発でしたが、序盤からこの両投手の投げ合いでした。ムーアは左腕から繰り出す150km超のストレートがうまく決まっており、たまに投げるカーブで巨人打線はタイミングが合いませんでした。もっとも、ストレートが高めに抜ける球もあり、それを巨人打線がどう捕らえるか次第でした。

巨人先発のサンチェスも絶好調でした。外角に投げるカットボールが切れており、ストレートも151kmがしっかり決まっていました。猛打のソフトバンク打線が三振の山を築くほどでした。好ゲームを予感しましたが、ほんのちょっとした綻びから試合は動きます。周東が内野安打で出塁して悪送球で2塁に進んだチャンスに、たった一球、サンチェスのフォークが落ちなかった球を中村晃がライトスタンドに運び、ソフトバンクが2点を先制します。

それでも、巨人はその2点で必死の思いで食い止めます。打たれたとはいえサンチェスの調子は良く、ソフトバンクはなかなか追加点を得られずに中盤のイニングが過ぎます。試合が動きそうだったのは6回表の巨人の攻撃でした。ムーアのストレートが浮き始め、先頭の大城がムーアのグラブをはじく失策で出塁すると、1番吉川尚樹、2番松原がムーアのストレートを捕らえました。結果は二人ともセンター正面のフライでしたが、次の打者は坂本なので彼次第ではと思える場面です。

この場面は重要と見て、ソフトバンクベンチは森山コーチをマウンドに送っています。その間の取り方もソフトバンクの勝因になりました。坂本に対し、2球で追い込んだムーアは、チェンジアップを低めに投げて空振り三振を取り、巨人にゲームの流れを渡さないことに成功しました。巨人はこの場面だけでなく、坂本、岡本、丸のクリーンアップが打てず苦しみました。

その結果、その裏の無死1,3塁のピンチはサンチェスの頑張りでしのいだものの、次の回にも松田宣浩のヒットからピンチを招くと、甲斐が送り、リリーフの高梨が絶対にアウトにしなければならない周東に死球を与えてしまい、続く中村晃にタイムリーを打たれて勝負は決しました。巨人打線が打てないのが直接の原因ですが、先発サンチェスも良く、相手失策とはいえチャンスはあったので、そこでたたみ掛けられなかったちょっとした差でした。日本シリーズらしい、締まった好ゲームでしたが、勝負の分かれ目はあるものです。

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