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大相撲11月場所総括

2020-11-23 21:28:32 | 他スポーツ
昨日が千秋楽だった大相撲11月場所は、写真の大関貴景勝の2回目の優勝に終わりました。千秋楽にドラマはあり、1敗でリードしていた貴景勝は本割で2敗で追う照ノ富士との直接対決が組まれていました。この相撲は、今場所好調だった貴景勝の押しが決まらず、残した照ノ富士が貴景勝の懐に入ってすくい投げを決めました。

これで優勝決定戦になりましたが、相撲で本割と決定戦で2度同じ相手が当たる場合、意外にも連勝することは少ないというデータがあります。追いつかれた方が、負けを反省して修正できるからと、追いついた側が本割で力を使い果たす可能性があります。そのデータ通り、決定戦は貴景勝の押しが機能して、貴景勝が大関として初めての優勝に輝きました。

貴景勝はインタビューで「大関になっていいことはあまりなかった」と、負傷、大関陥落、12勝で大関復帰、負け越し、カド番で8勝目を挙げて途中休場など、あまりにもいろんなことがあり過ぎました。それでも、今場所一人大関となり、最高番付になった実力を土俵で表現してくれました。来場所は連続優勝で横綱昇進がかかることになります。

また、決定戦こそ敗れたものの照ノ富士も健闘しました。今場所は持ち味の腕力を生かしてまわしを引き付けての勝利が多かった印象で、きめ出しや吊り出しなどの力技でも勝利しています。本人は「今後3場所が大事」と大関再昇進を意識していますが、今場所の13勝で、来場所12勝を挙げれば大関昇進の目安である3場所33勝に届くことになります。

三役争いは今場所は難しいです。東関脇の御嶽海は負け越したものの7勝8敗でこらえ、西小結の高安も8勝7敗で勝ち越しました。三役陥落という成績の力士がいないため、前頭2枚目で10勝5敗と好成績の大栄翔が、三役に上がれない可能性もあります。番付編成会議で、小結を3人にするような例外措置があるか、判断が注目されます。

残念なのは、前頭炎鵬の不振です。今場所は相手に見て相撲を取られたこともあって、彼の持っている変化をつけての潜る相撲が発揮できませんでした。今場所、前頭11枚目で3勝12敗となり、十両陥落は避けられません。この業師には多くのファンが期待しており、何とか幕内に戻ってきて欲しいものです。

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