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刺客の一撃(4/2浦和対大宮)

2014-04-03 18:18:21 | 浦和レッズ
昨日のナビスコ杯大宮戦はテレビ観戦でした。平日なので満員という訳にはいきませんが、ゴール裏を埋める赤い集団が戻ってきたのは嬉しいです。試合は大宮が5バックで引いて、浦和の4-1-5に対して数的同数を保つ戦術で来ました。

浦和のミスを突いてカウンターを狙った大宮に対して、浦和はボール支配率では圧倒したものの、李忠成の先制点のあとはなかなか点が取れず苦しみました。大宮がFWラドンチッチをベンチスタートにして、運動量の多い長谷川を1トップで起用したのも理由でした。

長谷川は山形時代に引いて守る当時の小林監督(現徳島監督)の戦術のキーマンだったFWで、時と場合によっては自陣で守備をすることもいとわなかった選手です。この長谷川に前から追いかけさせて、ミスをすれば即カウンターを狙った大宮の前に、浦和はバックパスが増えて苦しみました。

その結果、橋本の芸術的FKで同点に追い付かれた浦和は、高い位置をキープするポゼッションサッカーのきつさで次第に消耗してきました。この試合は早めに選手を替えないといけないと思っていると、ミシャの判断もその通りで、興梠を下げて矢島、関根を下げて宇賀神という交代を早めに打ちました。

関根は瞬間的なスピードがあり、大宮の右SB今井に対して十分勝っていましたが、まだ90分トップレベルのサッカーができるスタミナはないというミシャの判断でしょう。無観客試合の清水戦で大きくアピールした関根は、この試合でも存在感を見せました。

試合は1-1の同点で終盤まで推移します。ミシャは最後の交代枠で阿部勇樹を下げて青木をボランチに投入します。この交代はギャンブルで、ボランチが攻撃的なタイプが柏木と二枚並ぶのは、どうしても守備面を犠牲にします。

しかし、その青木がやってくれました。大宮から移籍の青木は得点力の高さが武器で、ボランチでありながら年間3点ほどは安定して取っています。得点シーンは青木得意のバイタルエリアからのミドルでなく、最終ラインの裏へ抜け出したものですが、得点が取れる長所を大きくアピールしました。

この結果、浦和はナビスコ杯予選は1勝1敗という成績になりました。リーグ突破には6試合で最低11、できれば12の勝ち点が欲しいですが、この勝利はリーグ突破に望みをつなぐ、大きな勝利でした。

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