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初球打ち(浅村栄斗)

2014-04-01 19:39:01 | 他スポーツ
今の西武の課題は打線です。開幕3連戦で1試合平均1点ちょっとしか取れなくては3連敗スタートも仕方ありません。4番の予定だったおかわり君こと中村剛也が脇腹痛で二軍スタートとなり、今の西武でクリーンアップにふさわしい打者は浅村一人です。

そのため、今回は浅村をネタにします。浅村は大阪桐蔭高校からドラフト3位で西武に入団しますが、高校時代は一番打者でした。たぶんプロには1、2番を打つつもりで入ってきたでしょう。内野ならどこでもできる順応性が売り物で、一昨年に初めて一軍に定着したときは6番三塁でした。

当時の打率は2割6分、本塁打9本とレギュラーを保証される成績ではなく、昨年のキャンプの時点では、中島裕之がメジャーに移籍して空いた遊撃手を狙うつもりでいました。しかし、昨年はおかわり君が肘の手術の影響で二軍落ちし、4番を予定していたオーティズ、スピリーが打撃不振で役目を果たせませんでした。

代役の4番に抜擢したのは浅村でした。4番一塁という、チームの中心打者の位置は厳しいように思えましたが、初球から積極的に打って出る浅村は3割1分、27本の結果を残し、見事渡辺監督の期待に応えてみせます。

浅村はチャンスに強いのが売り物になり、一流打者の証の打点三桁を残して、打点王のタイトルを取ります。今季から就任した伊原監督にとって大きな切り札ですが、開幕前の構想で浅村の二塁コンバートを口にしたのは驚きでした。

確かに二塁のレギュラー片岡がFAで抜け、代役はどうしても必要でした。しかも浅村のコンバートが打力に影響する可能性もあります。それでも、日曜日の試合でも伊原監督は内野ならどこでもできる山崎を投入しながら、浅村を一塁に回さず「二塁浅村」をなんとしても成功させる覚悟を感じます。

もちろん、前任の片岡が名手だったので、厳しいゴロが飛ぶと「片岡なら捕れそう」と思ってしまいます。それでも、浅村本人にとってはまだ若いタイミングで二塁ができるようになっていれば、将来的に潰しが効くはずです。打てる二塁手と言えば、阪神の岡田彰布氏が印象的で、浅村もそうなって欲しいです。

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