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大相撲初場所中盤戦

2020-01-19 21:46:06 | 他スポーツ
大相撲初場所は中日(8日目)を終えて、写真の貴景勝と平幕徳勝龍、正代が1敗でトップで並んでいます。今場所は横綱白鵬と鶴竜が序盤戦で大きく星を落とし途中休場に追い込まれたので、優勝争いの予想がしにくい場所ですが、この展開なら貴景勝が先頭で引っ張ってもらわないと困りますしその通りの展開になっています。

もっとも、貴景勝もそんなに万全の内容では勝っていません。今日の隠岐の海戦も、一旦相手を土俵際まで押し込みながら逆襲を食らい、すくい投げで辛くも拾った勝利です。先頭で並んでいるのは、下位の徳勝龍はともかく実力のある正代なのは多少不気味で、明日貴景勝と正代の直接対決が組まれており、正代が勝つようなことがあれば優勝争いはまったくわからなくなります。

カド番の大関豪栄道は大きな崖っぷちに立たされています。3勝4敗で迎えた今日の土俵で、勝って五分に戻したかったでしょうが、土俵際で阿炎を押し切れず土俵に落ちる逆転負けを喫しました。カド番脱出には残り7日間で5勝2敗が必要という、相当の苦境ですが、過去にはカド番の5勝7敗から3連勝して大関に残ったこともあり精神力はあると思います。

大関を陥落し、10勝での大関復帰を目指す関脇高安は、今日5敗目を喫して後がなくなりました。こちらは貴景勝、豪栄道、朝乃山戦を残しており状況は相当厳しく、関脇に残るのが手一杯かもしれません。まだ29歳で年齢的には相撲を十分取れると思いますが、今後どれだけの気力を保てるか次第でしょう。

下位では、小兵力士の頑張りが目につきます。今場所前頭5枚目に上がってきた炎鵬は、今日同郷の先輩遠藤に勝って4勝目を挙げました。こういうタイプとの相撲は、相手にとって「練習ができない」のが最大の強みで、本場所で出す技の多くは自分の部屋だけで見せて温めておくのでしょう。また、小兵ながら力の強さが武器の照強も6勝2敗と元気です。

三賞争いは2横綱に勝っている遠藤と、1横綱2大関に勝っている北勝富士が有力ですが、終盤の展開次第では変わります。平幕優勝が出るようなことがあればその力士が三賞を独占する可能性もあり、まだこれから何とも言えません。

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