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スピードスケート

2022-01-29 20:43:03 | 他スポーツ
五輪では昔から続く競技である、氷上のスプリント勝負のスピードスケートを取り上げます。よく、私がやる遊びで、距離とタイムからどのくらいのスピード感があるか計算してみると、500mを33秒ほどで滑るスピードスケートは時速60kmほどで、例えるならば競馬の馬くらいのスピードが出ます。人間が、自分の体だけで、これだけのスピードが出せるのは現地(長野五輪)で見たことのある私には驚きでした。

もっとも、スピードスケートがもしまっすぐに500mを滑る競技だったら、パワーで劣る日本勢は欧州勢に勝てないでしょう。スピードスケートがメダル候補まで登って来られる理由は、スピードスケートは陸上トラックくらいの曲率をコーナリングして回るからです。もちろん、競馬の馬並みのスピードで遠心力で外側に振られるので、相当の下半身の力で遠心力に打ち勝つトレーニングがなされています。

今回は、女子500mの前回金メダルの小平奈緒選手が、35歳になった今回も出場してきます。松本の相澤病院がスポンサーで、信州大学を練習拠点にしている彼女にとっては、今回の五輪は集大成になる可能性があります。伊那西高校、信州大学、相澤病院と長野県内でのキャリアで、長野県を代表して世界と戦うようなもので、今回も楽しみです。

また、前回金メダルの女子団体追い抜き(パシュート)も高木姉妹、佐藤綾乃が前回から残っており、今回も期待できます。1年の多くの時期を一緒に過ごす、チームワークを重視した強化方針は、果たして今回も結果を出せるか楽しみです。前回大会から導入された、スピードスケートでは珍しい駆け引きの競技である「マススタート」も、前回高木菜那が金メダルを取っており有望種目です。

オールラウンダーの高木美帆は、今回多くの距離で代表権を取って、元東京五輪組織委員長の橋本聖子さんを思い出すほどの活躍が期待されています。狙いはもちろん複数メダルのはずで、前回平昌五輪で金銀銅の三色を持っていますが、今回もそれに近い活躍が期待されています。二人で競う競技のため隣の転倒に巻き込まれるリスクもあるスポーツですが、何とかアクシデントなく、無事に競技を終えて欲しいと願っています。

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