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Koba の庭~春夏秋冬

庭や鉢植えの樹木や草花を中心に、家庭菜園も楽しみ、四季の彩を写真で紹介します。

ハナイカダの花と実(2)~果実

2019-08-17 | 実物樹木

ハナイカダ」(花筏)は、太い幹にはならずに、
細枝を斜め横に伸ばし、樹高は70cm余りです。
 
幅5㎝、長さ10㎝前後の緑の葉に、
小さな緑の花を咲かせても、人目を惹きません。
むしろ花後の黒い果実が目立ちます。
 
5月中旬、雌株に、花後にできた緑実です。
 

 
5月下旬の緑の果実、
普通は葉の中央に1個ですが、中には2~3個付くものも、 
 

 

 

 
6月中旬の実成りです。 
 

 

 
7月上旬、果実が、緑色から茶色に、そして漆黒へと変わります。 
 

 

 

 

 

 
7月中旬、径1cm程の果実が、全て黒く変わりました。 
 

 

 

 
8月11日、朝陽を受ける花筏を、池の西側から撮り、 
 

 
北側からは、池を入れて撮ってみました。 
 

 
黒熟した果実は、甘みがあって食べられます。
普通はヒヨドリが食べるのですが、今夏は暑さが異常な為か?
鳥も食べない内に、萎びてきました。

 

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ハナイカダの花と実(1)~花

2019-08-17 | 実物樹木

ハナイカダ」(花筏)は、ミズキ科、又はハナイカダ科の
落葉低木で、
北海道南部以南の森林に自生します。
葉の真中に花や実を着けるので、花の載った葉を筏に見立てました。
 
雌雄異株なので、雄株と雌株を購入し、一緒に池脇に植えました。
樹高70cm程で、毎年開花結実しています。
 
まずは4月下旬の雄木、たくさん着いた雄花の蕾です。
葉と茎の基部から出る花茎が、葉の主脈に合着した結果、
葉の中央部で、開花します。
 

 

 
5月初めの、雄花の開花です。 
花の着く場所まで、主脈が太く、白っぽくなっています。
 

 

 
雄花は数個集まって咲き、1個4~5mm径の緑色で、
目立ちません。
 3~4本の雄しべが花粉を散らします。 


 
 
次は、5月初めの雌木です。
葉の中央に1個(中には2~3個の場合もある)の蕾を着け、 
 

 

 
開花した雌花です。 
 

 

 
雌しべの先は3裂し、たくさんの花粉を付着させます。 
 

 

 
中には3個の雌花を開き、3個の果実を着ける場合もあります。
雄木から雄しべが1本、飛び落ちてきました。 
 

 

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