「ハナイカダ」(花筏)は、太い幹にはならずに、
細枝を斜め横に伸ばし、樹高は70cm余りです。
幅5㎝、長さ10㎝前後の緑の葉に、
小さな緑の花を咲かせても、人目を惹きません。
むしろ花後の黒い果実が目立ちます。
5月中旬、雌株に、花後にできた緑実です。
5月下旬の緑の果実、
普通は葉の中央に1個ですが、中には2~3個付くものも、
6月中旬の実成りです。
7月上旬、果実が、緑色から茶色に、そして漆黒へと変わります。
7月中旬、径1cm程の果実が、全て黒く変わりました。
8月11日、朝陽を受ける花筏を、池の西側から撮り、
北側からは、池を入れて撮ってみました。
黒熟した果実は、甘みがあって食べられます。
普通はヒヨドリが食べるのですが、今夏は暑さが異常な為か?
鳥も食べない内に、萎びてきました。