中国原産の「ナンテン」(南天)はメギ科の常緑低木で、西日本では野生化しているようです。
玄関右側の軒下に植え、2m程の株立ちとなっています。
音から「難を転ずる」の意味で、縁起の良い木とされています。 (まだ我家の福寿草は芽が
少し出た状態ですが、ナンテンとセットで「災い転じて福となす」として正月飾りにされます)
元旦を迎えたナンテンです。
竹縛りで雪囲いされていますが、今年は積雪が無く、赤い実と紅葉が陽を受けています。
花は6月中旬に咲きました。
花の時期の一瞬、アップで見ると、白い花弁に黄色いシベが美しい!
花後の緑実が、9月になると褐色になり、
11月初め、果実は真紅に色変わりし、葉の一部も紅葉して来ました。
11月中旬から下旬(右下写真)の姿です。
ナンテンの果実は薬用成分もありますが、毒性があり、そのためか庭や鉢の実の中で
一番最後に鳥が食べます。 (従って長く観賞は出来ます。)
(オマケですが、生命力が強い木です)
通路脇の庭石の隙間から芽生えた苗が、雪囲いされることもなく30cm余りに成長し、
実をつけています。
同じく鳥が運んできたと思われる白実ナンテンが、家のナンテンの脇で芽生えました。
これも雪囲い無しで成長し、昨年実を着け、今年は実は無く2本立ちに増殖しています。