お父さんの底力。

寅さんとか長島監督とかによく例えられるお父さん。ついに脳梗塞で倒れました。しかしマイペースさに変わりなし!

もう2度目の秋かー。

2021-09-20 23:06:37 | Weblog
お父さんが亡くなってから2回目の秋が来た。早いなー!最近単調な生活をしているせいもあるのか、夢のように日が過ぎていく気がする。
今日は敬老の日。そしてもうすぐ秋分の日だ。
ちょっと奮発して、オシャレな花束とおはぎを買ってきて、仏前に備えた。

お父さんの写真はいつも機嫌よく笑っていて、お菓子を備えるたび、
「おっ、これはうまそうだな!」
と、うれしそうだったお父さんを思い出す(⌒▽⌒)。

去年、やはり今頃の季節、家の前に一輪だけ彼岸花が咲いた。
それが唐突で不思議だった。
近くに彼岸花さいてるところがないのに。

まるでお父さんが様子を見に帰ってきたように思えて、
窓際でお茶とお菓子を2人分用意して、しみじみお茶を飲んだものだ。

その彼岸花が今年も咲いた。
秋分の日までには枯れてしまいそう。
去年もそうだった。

せっかちなお父さんが秋分の日まで待てずに様子を見にきて、
また、向こうに残してきた友人が気になってそそくさと帰る、というかんじ。
田舎と家とを行き来していたお父さんぽい(⌒▽⌒)。

秋晴れで日差しは強いんだけど空は高くて、風はさわやかな1日。
貴重な秋のいちにち。暑いのにどことなく寂しい雰囲気がただよう。

お父さん、おかえり。
一年本当にはやいねえ。
あっちに行ったら、宝くじ当ててくれるって言ったのどうなった?
よろしく頼むよ!
できたら一等!(煩悩のかたまり)(⌒▽⌒)










トイレの棚が、やっぱりかたづけられない。

2021-08-01 22:15:24 | Weblog
二箇所あるトイレのうち、あまり入らない方に入った。洗面台の横に、お父さんが旅館から持ち帰った歯ブラシが山ほどおいてある。長年使ってないから、もう包装しているビニール袋が埃っぽい。
ああ、元気な時はよくダンス仲間と激安旅行に行ってたなー。お前も一回くらい来ないか、なんて言ってたけど、なんて考えているうちに色々思い出した。

川で釣った魚を料理してもらうのが楽しみ、マグロの解体ショーとかやることもあるんだ、とか、老人仲間たちと温泉街のスナックに行ってばばあばっかで驚いた(自分の方がよっぽどじじい)、とか(⌒▽⌒)、同室のやつのいびきがひどくて参るよー(お父さんのいびきもそうとうなもん)、とか。
2泊3日、新宿からの送迎バスつきで1万円という信じられない安さ。
安い、ってことがまた何よりも喜びの種だったんだよね。
数年前まであんなに元気いっぱいだったのに、亡くなってしまったなんて本当に信じられない。いまだに。

お父さんのガラクタの山を捨てると、思い出す機会まで捨てるという気がする。
時とともにどんどんお父さんのことを忘れていく。
モノをみると思い出すんだよね。

ほんと、さっぱり片付いた家に住みたいのに、やっぱりなかなか片付けられない。
ぜんぶバッサリ、ってわけにはなかなかいかない。
棒倒しのように、少しづつ、少しづつ捨てている。
お父さんの気配がなくならないように。








やりたくないことはやらなきゃいいじゃん!について考えた。

2021-05-24 07:01:09 | Weblog
「やりたくないことはやらなきゃいいじゃん!」
と友達が言い放った。
何かと愚痴っぽくなった私に、聞き上手な友達もさすがにめんどくさくなったらしい😅
「やりたいからやる、って感じじゃないと、周りもなにか恩着せがましさを感じてうんざりするよ。」
むむ、厳しいお言葉。

友達は友達で、実家に帰るたび、専業主婦の母親の愚痴を聞かされ続けてうんざりしていたらしい。
友だちの母親は、良妻賢母の典型、という感じ。実家に帰るたび手の込んだ手料理を振舞ってくれ、もてなしてくれる。近くに住む妹は実家に入り浸り。父親は何にもせずいばっている。

私にしてみれば、健在な両親が程よい距離に住んでいて、いつでも帰れる、帰れば何もしなくていい、というのはものすごく羨ましかった。でも彼女にしてみれば、母親に愚痴を聞かされることが耐え難いらしい。
ひとの気持ちはわからない😜


考えてみれば、お父さんの介護がいくら自分の手にあまってもそれを続けていたのは、
「ほっとくわけにはいかない!」
と思ったから。というか選択肢はなかった。

それに対する選択肢は
「面倒をみない。放置。」
かな。
どちらを選びたいかと言われたとすると、やっぱり
「1人でも、できなそうでも、とにかく面倒をみる!」
だった。
で、本当に大変な時は、やりたいもやりたくないも、自分の気持ちを考える余裕なんてなかった。
ただやるのみ!
愚痴を言い出したのは、考える余裕ができてから 、愚痴を言う時間ができてから。
そう、最近のこと。
片付けのこととか、家族が誰も協力してくれなかったことを思い出しては、つい愚痴っぽくなる。
あれか、あれだな。
うつ病は治りかけが一番危ない、っていうのにちょっと似てるか?違うか😝 

「自分が望んだことなんだからぐちぐち文句言うな」
と言われるのは‥理屈的には「ごもっとも!」
と思うけど、なかなかそう割り切れないよね。

やりたいこととやりたくないことの線引きはいつもきっちり引けるわけじゃない。
やりたい60%やりたくない40%とか、日によって気持ちが変わったり。
何よりそういうのをこえて
「ほっとくわけにはいかない」
という状況は多い。

それも、
「ほっとくわけにはいかない、って思ったのは自分なんだから、つまり自分がやりたいって勝手にやったんだから文句言うな!」
ってことなのかな。
気になった方の負けか?😜 

まあでも人は機械じゃないんだから、勝手にやったとしても
「ありがとう、助かったよ」
の言葉は欲しいのだ。それが全然感じられない時、人は愚痴っぽくなる(名言!😝

多分、こんな私がお父さんの面倒を見られたのも、感謝の気持ちが感じられたからだし、
最近愚痴っぽくなっているのは、誰も感謝してくれないからだ😜
やって当たり前、アラが目について文句だけ言う。
そんな状況に身を置いていれば、自分がやりたいからやっていると言われりゃそうなんだけど、ついつい愚痴も言いたくなるさ。
専業主婦のお母さんも、そんな気持ちだと思う。

でも、愚痴を言ってもやっぱりいいことないな。
それに対する反応は
「感謝の押し売りするな!」
だもんね。

うーん、仏の心になりたい😊 。










植木鉢の受け皿が。

2021-05-23 18:22:04 | Weblog
一時お父さんが熱中していた、部屋の中の野菜畑😅、私はほとんど枯らしてしまった。
ごめんお父さん🙏。
少しづつ鉢を処分していたら、植木鉢の受け皿の代わりに、上を切ったウイスキーのペットボトルが。
何かしらの空き容器も活用されていた。
「これは小ネギだ。結構生えただろう😄!」
と言っていたコレ、ちょっと切って食べたけど、草の味がした。ネギじゃなかった。
お父さん、何コレ?😅




傷の手当てグッズを捨てた!

2021-05-23 17:33:57 | Weblog
長らく捨てられず、リビングにレジ袋に入れたまま置いてあった、お父さんの傷手当てセット。
洗った包帯、圧迫包帯、いろいろな種類の傷パッドに絆創膏。デイサービスや持ち歩き用に、それらを少しづつ入れた傷手当てセット。痒み止めや抗生物質の軟膏、抗真菌薬のクリームと爪用のやつ。

しばらくはみるだけで胸が締め付けられるようだった。それからだんだん、だんだん、胸がずきんと痛む、程度になっていった。
次から次へと手当てをした日々‥
今思うと、こんなにぼんやりした私がよくやってたなあ。えらいな〜私!😌 
(誰もほめないから、自分でほめる😜

最近までずっと捨てられなかったのは、このゴタゴタしたものの中にはやっぱり思い出があるからだ。
だんだん薄れていく思い出。物を捨てたらなおさら忘れてしまいそうで、どうしても捨てられなかった。
特に何にも世話しなかった兄弟には、何にもなかったみたいに忘れて欲しくなかった。
せめて、痕跡を残しておきたかった!

けれど、最近は片付けたい欲の方がだんだん強くなってきた。月日ってすごい。
だいたい、若い時に比べて思い出がぼんやりしてくるのが早い😅
お母さんが亡くなった後は、もっと長い間鮮明に苦しかった。ごめんお父さん😝


それでも、割り切れない思いはずっと続いている。
最後は自分を救うために入院させてしまったなあという後悔や、兄弟や兄嫁に対する絶望感はいつまでも記憶に残っていて苦しい。

だいたい家は弟のものになったんだし、私は出ていくつもりだから、片付ける義理もないんだけど!
お父さんのものに埋もれてろ!嫌なら自分で片付けな!
と、腹だたしくおもうけど、こういうのは気になった方が負けだと知り合いの主婦も言っていた😄
家にいると、少しきれいにしたくなってきたのだ。
片付くと気持ちいいし。

それで、傷の手当てセットは、未使用なものと、何回も洗った包帯と小さいお出かけセットだけ記念に少しだけ残して(全部捨てるのはできないー😭 )、足乗せスツールの中にしまった。
だんだんお父さんがいた頃の風景が変わっていく。
でも全部は捨てない!お父さんの面影は残す!

と気色ばって主張しなくても、まだまだ山ほど、うんざりするほどお父さんのモノはあるんだけどさ。
捨てても捨ててもー。😓 



家の周りの草木を伐採!

2021-05-15 21:36:38 | Weblog
うちの周りの草木がすごいことになっていた😱  。
木は伸び放題、その木の上まで巻き付いたジャスミン。
お父さんが3年前に切った木の枝が積み重なった上にモサモサ生えている蔦。
雑草だらけの自転車置き場。
家の正面に、目隠しで植えていた竹は、いつのまにか色々なところから生えている。
家の裏の方にも紫陽花とかやつでとか、いろいろ大きくなってきていて通り抜けできない。

裏にある物置にも屋根まで蔦だのブドウだのジャスミンだの、蔓性の植物がこんもりと生えて、トタンの屋根は歪んでいる。
よく見るとジャスミンはさらにお隣さんの何かしらの線を伝って2階の方まで伸びている😨
超近所迷惑!

自分の手の届く限りは刈り取ったけど、なんせ足は怪我してるし、草刈りバサミはたくさんあるけどみんな錆びてるし!😭 

もうどうしようもないので、植木屋さんに頼むことにした。いろいろ検討して、やってもらった植木屋さんは、さすがプロ!
あんなに手の付けようのなかったジャングルを、1日できれいに刈り取ってくれた。
ありがとう、植木屋さん!
自然対人間、いつも勝負に負けてたけど、ついに人間の勝利!😏 

あまりに綺麗に全部刈ってしまったので、逆にガラーンとしてさびしいくらい。
木は、お父さんが切った時よりもっとばっさりいかれた😅。
でも、自分1人ではどうせ手が回らないんだから、これでいいのだ!

今までは、毎日ようにうちの敷地に空き缶とかパンの袋とか紙とか捨てられててアタマ来てたけど、それ以来めっきりごみを捨てられなくなった😁
きれいってステキ〜。

しかし、家の裏には沢山のパイプだのトタンだのがまた姿を現したのだ。
そうだったそうだった。お父さんのコレクションがまだ山積み‥。
そして6、7本のシャベル(土方が使うような大きいやつ)が出てきた。
だからなんでこんなに本数がいるのよ!
草木と違ってこれ以上増えることはない、というのをせめてもの慰めにしよう‥。


【雑草と木の伐採を頼んだ方法】
いくつかのサイトで業者さんに見積もりした。
暮らしのマーケットで2件、草刈り110番ともう1つのサイト(名前忘れた)から各1件。
いずれもその会社の社員ってわけでなく(ダスキンみたいに)、小さい業者さんが沢山登録している中から選ぶって感じ。

暮らしののマーケットは、それぞれの業者さんに対する口コミも載っていて、自分で業者が選べるが、
他のサイトは向こうが勝手に業者を指定してくる。
暮らしのマーケットと草刈り110番は基本メールのやりとり。
もう一つのサイトは電話対応だった。
サイトから選ぶなら暮らしのマーケットがおすすめ。

結果、見積もりは10万〜50万までさまざま😱 
名前忘れたサイトで頼んだ業者が1番ひどかった。
これは少なくとも60万以上かかりますね、とか、あまり安く見積もりをしてくる業者は用心したほうがいい、とかさんざん他所の悪口言ってて、色々突っ込んだらめんどくさくなったらしく、その後見積もりも出してこなかった。
一方、1番安い見積もりを出したのは営業と称する人が来た(すごく感じはよかった)。
それはそれで、もしかしたら職人が実際来たらもっと費用がかかる、と言われてしまうかも‥と迷ってしまった。

結局、たまたま話した近所の方が「いい植木屋さん知ってるから!」と紹介してくれた。
なんと、5万円弱できれいに刈り取ってくれた。
結局、リアル口コミ最強!
こんな時代になっても、やっぱりご近所付き合いは大切だ、としみじみと思った。
ありがとう、ご近所さん〜😄。
何か業者さんに頼むって、ゼロからやるとほんと大変だ。


リビングの書棚(一列だけ)を片付ける。

2021-04-25 16:51:52 | Weblog
うちのリビングには大きな書棚がある。その書棚の左端がちょうど、食卓のお父さんの座っていた椅子のすぐ横にあるのだ。
晩年はよくその書棚に寄りかかって、うとうとしていた。

すぐ手がとどく書棚の左の列には、いつしかお父さんのワイングラスとかいろいろなものでいっぱいになっていた。
書棚を開けると、いっぱいに詰まっているグラスが落ちてくる始末。
きょうはそこに手をつけてしまい、衝撃な事実を知ることになる(>▽<)。

まず書棚の中身をテーブルに出して見る。
お母さんが使っていたと思われる、英語の類語辞典。挿絵がレトロでかわいい。
紙のケースにはいっている。
立派な昔の世界地図。まだソヴィエト連邦なんて書いてある。
そして、様々な形のグラス。ワイングラスも浅いのから深いのまで、大小さまざま。
丸い大きな氷を入れると似合いそうな大きな丸っぽいグラス。
どこで買ってきたのか、作りの荒い江戸切子の小さなコップと徳利。
景品でもらってきたらしい、箱に入ったコップ。
ステンレスの、カクテル作るやつ?とかいろいろな形の容器。
栓抜き。壊れたタイマー。錆びたマドラー。
リポビタンD。健康食品ぽい透明な丸い錠剤の入ったびん。
カロリーメイト。
梅をつけこんだ重いびん。
でてくるでてくる。

しかし、気になるのが、棚に落ちている細かい木屑のようなもの。
いちめんにざらざらしている。

「お父さんの気に入ってたグラスとちょっとよさそうなやつだけ残して、
あとは処分しよう。この江戸切子のコップ、作りはいまいちだけど気に入ってたよね。『きれいだろう』なんてごきげんで飲んでたな😊

と、コップを覗き込むと、中には数匹づつちっちゃな羽虫の死骸が!😱 
徳利の中にも!
よくみると、けっこうグラスの中には虫の死骸!

そして、
「お母さん、こういう本よくながめてたなー。なつかしい😊
と、ケースからとりだすと、何か糸を引いている!
ケースの奥には、なんか虫が孵った後のような茶色いかたまり!
本の周りにも虫の死骸が数匹ついていた。

思えばここ数年、夏には非常に羽虫が多かった。
どこからでてくるんだ!って台所の棚とかムキになって掃除したけど、あまり減らなかったんだよね!
ここが巣だったのか!
まだどこかに巣があるかも(きっとあるな)。

お父さんのものは捨てられないんだよね😭 。なんてくよくよしてたけど、
さすがにだいぶ捨てましたよ。
でも、江戸切子は洗ってきれいにして、棚に戻しといたからね、お父さん。
棚一列で半日かかった😓


<ガラスの食器の捨て方>
不燃ゴミにだす。
危ないので紙で包んで出すように、って自治体のHPには書いてあるんだけど、
大量だと時間がかかる。
私はある程度まとめて新聞紙に包んでだした。

同じように自宅の整理をしていて、大量に食器を捨てた知人は、
「そんなのやってられないから、直接ゴミ袋にいれて出す」
と言っていた。それも危ないよね。
ダンボール箱にまとめて入れたら、もっていってくれるかな?





お父さんの机(その1)の片付け。

2021-04-18 21:25:48 | Weblog
お父さんの机(その1)は久しぶりにその表面を現した。
いや、机の上にアイロン台が置いてある。そうじゃった。
アイロン台をどかすと、埃だらけのガラスの板。いろいろな小さな部品とか、紙袋とかが隠れていた。それを捨てて、ガラスを拭いて。ガラスの下には絨毯の切ったやつが敷いてある。多分下に敷く緑のやつがなかったから。絨毯の埃もコロコロでとって‥っと。ついでに机の端の方に並べてあるワンカップのびん(物入れとして多数あり)を中身ごと捨てて。大きな三角の定規とか、なつかしい〜。
あと、プラスチックの容器のカラとか、もろもろすてて‥。
おー、机らしくなったよ!スペースがあるって気持ちいい😁

考えてみれば、お父さんのこの部屋は一番日当たりが良くて、一番見晴らしが良くて、昼間は家の中で一番明るい場所だ。
さっそく、スペースのできた机に紅茶とクッキーを持ってきて、お茶した。

ふと下を見ると、大量のCDが大きな紙袋に入っている。なぜか封もあいていないやつも。ジャズがけっこうある。モンクとか。聴いてみたくなった。

お父さんの部屋には山ほどCDプレーヤやビデオデッキ類がある。どれどれ。
どれも大きい。一番小さいとみえた、本棚に乗っているものをひっぱりだすと、棚板が斜めにはずれて大惨事😓 デッキとともに棚の奥に置いてあった、小さな文箪笥や本、大量の書類、何かしらの部品の入った箱、などがくずれおちた。あーあ、そっとしておけばよかった‥。

どうにか棚をなおして、文箪笥だけを持ってきた。
なんと、お母さんの使っていたやつだった。あんな奥に入っていたから、気がつかなかった。
昔一緒に行ったいわさきちひろ美術館で買った絵葉書、たぶんお父さんと二人でいったんだろう美術館のチケットと絵葉書、富士山の絵葉書。
親戚のお姉さんからの手紙、古い(お母さんが赤ちゃんの時の)家族写真。
渋い切手。時空を超えて今、みてるよ。おかあさーん。

その絵葉書を親戚のお姉さんにだそう。
この間、やっぱり実家の片付けででてきた絵葉書で近況報告をしてきてくれた先輩にも😁
と、豊かな気持ちになったけど、
その後、もう一度、デッキのあった本棚のところにいったら、あまりにごちゃごちゃしてるので、ちょっとここだけ片付けよう‥。
とかやってたらとっぷりと日が暮れてしまった。

今日の片付け。
燃えないゴミ3袋。燃えるゴミ2袋。本1袋。
足が悪いので運ぶのがいっこいっこ。階段の上り下りがのろくて効率悪いことこの上なし。
でも誰も手伝ってくれないのでしようがない。

そのあと、1階の大きな本棚の中の本と食器、薬箱とキッチンの棚の中のものも少し捨てた。
ほとんど半日中整理してたけど、氷山の一角の一角くらい。
整理した本人はよく片付いた!って思うけど、他人が見たら、
「ちょっとは片付けたら」
って言われそう😑 。 
















服の片付け②

2021-04-11 22:37:12 | Weblog
お父さんの机(その1)の上に山のように積まれている洗濯物。机の上には斜めにポールが渡してあり、そこには洗濯したシャツやステテコが干してある。

友だちの経営してる会社の人で、おとなしいおじさんがいたそうだ。
ある時、その人の家を訪問すると洗濯物が干しっぱなしだったんだって。
それがやっぱり亡くなった奥さんの干したもので、もう何十年もそのまま。
片付けられないんだそうだ。

その気持ちはすごくわかる。
奥さんの気配を少しでも残しておきたいんだよね。
そして年月が経つほど、片付けられなくなる。
そう、年月が経つほど、どうしても捨てられなくなっていくのだ。

‥よし、捨てよう!

と思ったけど、やっぱり色々思い出す。
お父さんにあげて本人も気に入っていた、鮮やかな群青色の麻のワイシャツ。
ゴムが伸びてゆるゆるになっているのが、痒がりのお父さんにはちょうどよかった、黒のステテコ。
チェゲバラが好きだったから、ネットで探して買ってあげた、ゲバラ柄のtシャツとトレーナー。
これも喜んでたな😢
浮世絵が好きだったから、ユニクロで浮世絵tシャツでた時はやった!と思って誕生日のプレゼントにした🎁。でも、半袖ではすぐ腕を怪我してしまうのでそのままでは着れず、上から群青のシャツ羽織って
着てもらったりしてたな😢 

ツルツル冷たい感触の半袖下着。しばらくすると痒くなってきたから、綿のシャツも買ったな。
綿シャツだと暑いし、ツルツルだと痒くなるし、なかなか難しかった。
浮腫んだ時はLサイズ、ガリガリになった時にはSサイズ、中間の時はMサイズ。
結局各サイズそろうことになった。下着もTシャツもズボンも。

足はどんどん浮腫んできて、象の足みたいになってて、その上に圧迫包帯巻くもんだから、とても普通の靴下は履けなかった。よほど伸びるタイプでも無理。
でもスリッパを兼ねて靴下は必須!
やっとネットで、足先まで超伸びる靴下を手頃な値段で見つけた時は本当に嬉しかったなあ。

ああ、やっぱり思い出が張り付いて捨てられない。
きっと記憶は薄くなる。
ものをみることで思い出すのだ。
物を捨てることは思い出を捨てることと同じことなんだなあと思う。
特に、私のような記憶力の悪いひとにとっては。
物を捨てることは自分の大切なものを捨て去るような、心もとない気持ちになる。
そうやってゴミ屋敷になっていくのかも‥😅 

人一人生きてきただけでも、それはもう膨大な品物が残るんだなあと思った。
まあ、お父さんの場合は自分の品物だけじゃなく、みずからいろいろ拾い集めてきてものも多すぎ!














服の片付け①

2021-04-11 21:39:10 | Weblog
お父さんの部屋の洋服をさすがに少し片付けることにした。
背広(スーツというより背広、というかんじ)のかかった洋服掛けはかけすぎて斜めに倒れこんでるし、机の上も、最後の日々に着ていた服でいっぱい、机の上に斜めに渡したポールも、最後に洗濯した洋服がいまだかかったままだ。

まず、背広の洋服かけからとりかかる。かかりきらないほどかかっている。
サイズもすごい小さいものからだぶだぶなものまで。近所に古着屋がたくさんあるので、何かというと買ってきてたからなあ。

いいスーツも混ざっているのかもしれないけど、私にはよくわからない。
兄も弟も着ないだろうし、だいたい何かしらのシミがついているやつが多い。
よし捨てよう!

と思ったけれど、
「おしゃれだろう。いくらだったと思う?😄
と、得意げに着ていた姿や、社交ダンスの会に行くときにきていた姿を思い出して、
なかなか全部は思い切って捨てられない。

兄や弟は「じゃまだから、早く捨てて」
という感じだけど、なかなか思い切れない。
だいたい、いつも文句言うだけで、ちっとも手伝わないしー😑 

はっ。そういえば友達が
「ポケットにもしかしたら小銭とか入っているかもしれないから、捨てる時にちゃんとチェックするんだよ。」
って言ってた!
そうそう、それくらいのご褒美はあってもいいよね。
ポケットに手を入れると、なにか板のようなものが数枚入っている。
取り出そうとすると割れた。

‥クラッカーだった。
クラッカーポケットに直に入れてるってどーゆーことよ!
いつからだよ!
小さい虫が飛んでるわけだよ‥。

ポールにかかってた背広(の一部)だけでゴミ袋3袋。
疲れた。今日はこれくらいにしよう。
先は長い。長すぎる。😑