ナサラ農法開発者の翡翠先生のブログ

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百日紅に黒いものが・・

2010-11-06 00:05:48 | 農業
百日紅(サルスベリ)の葉に茶色と黒いものが・・



葉が所々黒くなっています。
これは、スス病といわれるものです。
スス病は、直接寄生するものではなく、アブラムシや葉ダニやコナジラミなどが樹液を吸い、その排泄物を栄養にして繁殖するカビの一種が原因で発生します。
アブラムシや葉ダニなどがいるうちは、1年中この状態が続いてしまいます。
基本的にカビを退治することで、スス病から守ることができます。
この場合ナサラミネラル81を1000倍希釈して、散布すると触媒効果により殺菌され、樹木を弱らせること無く処理できます。




葉が黄色の中に焦げ茶色になっているところは、褐班病(かっぱんびょう)です。

褐班病は、菌による感染をしますので、気を付けないといけないのが、剪定です。
剪定する際に、褐班病にかかっているものに、はさみを入れ、その刃に菌が付き、どんどん感染させてしまいます。
躑躅(ツツジ)の剪定の際に、このような状況になることが多いですね。
病気になっていないものまで、感染してしまいます。

適度にトリマーや鋏にミネラル1000倍希釈水をスプレーにて散布しながらの剪定が必要です。
剪定した後に、刈り込んだ樹木にもミネラル1000倍を散布することで、感染を防ぐことが出来ます。

病気が発生したからといって、むやみに剪定をすると被害が広がりますので、注意しましょう。
まずは、どんな病気で、その病気がどのような性質を持っているかなどを調べてから対処することが重要ですね。





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