ナサラ農法開発者の翡翠先生のブログ

農業が注目される今、本物の農業が必要です。安心安全で環境に優しい農業を推進します。美味しい・栄養価の高いものへと・・

お礼

2009-11-06 17:22:40 | 知恵袋
以前、人吉市で講演を行い、人吉市の職員の方から、感謝の御礼文が届きました。人吉市有機農業推進協議会様からです。
こちらこそ、素晴らしい町とその取り組みに感謝したいと思います。

町が少しでも良い農業をと考え、町全体で発展をしていこうと農業家と手を取り合いながら進めている体制は、素晴らしいものです。
別にナサラ農法を取り入れるから、良いという訳ではなく、農業を良くしていきながら町の発展を考え、様々な農法にチャレンジする姿勢が良いということです。

菌を使う農業、酵素を使う農業、ミネラルを使う農業、動物等と共生させる農業、自然と共存させる農業など様々な方法があります。
そこで、肝心なものは何か?
それは、バランスであると考えます。只一つに片寄らず、全てが必要なものです。
その絶妙なバランスこそが、最高なものを造り上げると考えます。なぜなら自然がそうだからです。山にある植物は、人に肥料を貰わなくても元気に育っています。
それは、ちゃんとした循環が出来ているからです。
片寄るからこそ、どこかで異常を起し、良いものが出来なくなる。そして、病害虫にやられてしまう。連作が出来ないのも片寄るからです。
いくら連作をしても片寄らず、バランスが取れているからこそ、連作障害がうまれません。

試験圃場も造るたびに良いものになります。
それは、土が出来上がってくるからですね。
畑に行けば行くほど楽しみがあり、また学びが有ります。
植物は、自分達を守るべく手段をとり、次世代に残そうとします。例えば、白菜やキャベツなどもそうですね。畝に同じ種類のものを育てていると1つや2つは小さく育ち、弱く育ちます。その弱く育ったものに虫が寄り、他の物に被害がおよばないようにしています。
正しく、大和の日本人の姿です。自分を犠牲にしてでも、皆を救おうとする精神、その白菜を見ると涙を浮べるほど感動します。
今の日本人が、こういった精神をどれだけの人がもっているのか・・?
毎日のように殺人事件や悲惨な事故のニュースが流れます。このような精神や皆さんのお陰と思う心があれば、悲惨な事件事故が、無くなる様に感じます。
農耕民族である日本人の本来の姿が、このような野菜たちから学んでいたのでしょう。
そして、お互いが助け合うことが、自然体であり、本来の姿だと農業をしているうちに気付きがあったように感じます。
21世紀は、心の自体と言われています。本当に心の時代を迎えるのであれば、根底に農業、自然の有難さを知らずして、心の時代は来ないように思います。
今、その変革の時が来た様に思います。



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