ナサラ農法開発者の翡翠先生のブログ

農業が注目される今、本物の農業が必要です。安心安全で環境に優しい農業を推進します。美味しい・栄養価の高いものへと・・

2月20日、京都の高速から

2009-02-20 23:32:23 | Weblog
朝、高速を走っていると窓から見える景色は、山が薄っすらと雪化粧になっていました。あちらこちらから、水蒸気が立ち上り秋に散った枯葉が発酵している最中だなー!と思いながら走らせていた。
この発酵して出来上がる腐植こそが、川を綺麗にし、海を綺麗にする元となるわけです。
よく、山を守ることが海を守ることになると言いますが、実際全国を講演しているとほとんどの方は、聞いたことがあるがどうしてか分からないと答えます。
この枯葉が発酵し、その熱で炭素が出来上がります。この炭素と微生物の働きにより、降った雨がイオン化し、山の中にあるミネラルを溶かし込み、ミネラル水を作り上げます。このミネラル水が山の硬い岩盤層をつたい、谷などから湧き出ます。これを伏流水といいこの水が川の浄化、海の浄化に繋がり、海を守ることと成るのです。
今、40年前の川や海と比べるとミネラル分が1/10以下になっています。
勿論、この水の中で住む生き物全てが、ミネラル不足といえます。
川の水を使い、農業をしている作物にも言える事です。
体が弱くなり病気や学力低下や切れる人などもこのミネラル不足が大きく関わっています。
我々の手で、森を守ることが川を守り、海を守り、地球全体を守ることになるのです。そして人を含め、生き物全てを守ることと成ります。
自然の中で生かされている我々だからこそ自然を守ることが人類を守ることになるのです。

明日の東京での講演もこのことを話すことにします。

帰りは雪がちらつく中走ってきました

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