「戯言の部屋」

セピアス、戯言を語るの間

むっしっし 発見!

2006-08-14 21:32:54 | Weblog
 夏なので。
 性懲りも無くホラーな物語を読んでいたら・・・見つけてしまった!!!

 蟲師エピソードで、間違いなく5本の指に入る大好きな話。
すがめうお
 これはギンコが、ヨキではなく蟲師としての“ギンコ”として誕生する物語。
 この話の中に、片目の魚が出てきます。
 
 銀蠱の光を浴び、白化が始まった魚は、こうして片目だけで池を泳ぐ。
 やがて白化が進むと、両目を失い常闇になる。
 それが、理。

 で、佐々木喜善の『遠野のザシキワラシとオシラサマ』という本に、以下のやうな記載がありました。

 鱒沢村字上鱒沢に、コスズという農家がある。
 この家には昔から、ザシキワラシがいるという言い伝えがあって、座敷には毎日、膳部を供えておくのが仕来りとなっていた。
 その膳部の物がうけられたうちは、家運隆盛で大した生計を立てておったが、受けられないようになってからは、次第に家計が傾いて来たという。
 この家のザシキワラシは、一人ばかりではなかったらしく、家の者が留守のような時には、奥の座敷に大層面白い拍子で、何か御神楽みたいな事をやっていたそうである。
 この家の屋敷の傍に、好い清水が湧いている。
 その小流れにいる目高魚めだか は皆片目である。
 他から入って来た魚であっても、この水に入ると片目になるという。


 がっはー!!
 逝って見たいと思うでせう!!!
 で・・・・鱒沢村っていずこ?
 と調べてみたら・・・・岡山県遠野市のことでした(合併に合併を重ねて遠野市になりました)。

 遠い orz

 ああ、でも。
 岩手は憧れの地です。
 奇奇怪怪、そして秘境と秘祭が眠る地(←間違ってる)
 血なまぐさい因習と、生暖かい哀しみを感じる地(←激しく勘違い)
 テンサラバサラが生きる地(←バカ)
 逝きたいですなああああああ。
 そこでもし、隠れ里を見つけたら、きっと戻ってこれないでせう。
 もしくは、まばゆい銀の光に片目を差し出し、いくつものニセモノの月を見つめながらも闇を彷徨い、すべての記憶を失った者となるか(ニヤリ☆)
 
 イカン・・・・妄想加速中(@∀@)~☆

 
 


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2 コメント

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ザシキワラシ・・・ (Masha)
2006-08-15 22:56:20
確かそこは青森行った帰りに行きました。

温泉入ったような?

ザシキワラシ・・・いたかな?んー見えなかったけど。(笑

それより恐山の方がおもしろいっス。
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チッチ (セピアス)
2006-08-16 20:53:45
 岩手、というところがいいのよん。

 なんつーか・・・妖しさを感じるのよん。



 でも恐山。

 名前だけで恐れてしまう。

 でも逝ってみたいとも思ふ。

 

 樹海と同じ。

 

 ちょびっつ見てみたい☆



 嗚呼、東北に誰か連れていって~~~!!
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