毎朝の散歩が復活しました。
1月、2月の寒さの中での早朝散歩は、高血圧の私にとっていささかリスクが高かろうとストップが掛けられていました。
枕草子の冒頭にこんな句があります。
“春は曙。 やうやう白くなりゆく 山際すこし明かりて 紫だちたる雲の細くなびきたる”
いつもの散歩道、家を出るときはまだ薄暗いが、戻りにはほのぼのと夜が明けてきます。
まだ春と呼ぶにはすこし早く、春の朝とはちょっと違う不安定な朝です。
啓蟄(けいちつ)という言葉も“いま時”の季語です。
冬篭りを終えた地虫たちが地中の穴から這い出てきます。
まだ薄暗い朝ですから目を凝らしても何も見えませんが、なにやらの蠢きは自然のなかに感じられます。
家に帰ると200ccから180ccに減量された牛乳瓶を見ながら家族が感心しています。
値上げする代わりに減量したとのことですが、牛乳瓶は従来どおりでした。
キャップを覆っているシールで目隠ししてありますのでちょっと見ではわかりません。
地虫が出てくる前に、おかしなものが出てきそうですね。
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