南町の独り言

様々な旅人たちが、日ごと行きかふ南町。
月日は百代の過客、今日もまた旅人が…。

嬉しい話“2題”

2011-08-14 18:12:14 | Weblog
子ども時代のことですが、毎年夏休みになると“いとこ”達が、実家である我が家に遊びに来ました。
男の子ばかり5人が何日も泊りがけで遊んでいきましたから、お袋の苦労は並大抵ではなかったと思います。
裏山のほとりにあった池は豊かな湧き水で、飛び込みもできるほどの恰好の遊び場でした。
透き通った冷たい水に飛び込んでは震え上がり、甲羅干しをしたり、焚き火でトウモロコシを焼いたりと、みんなでずいぶん腕白をしたものです。
その池も今では干上がってしまい跡形もありませんが、思い出だけはいつまでも残っています。
残ったのは思い出だけではありませんでした。
兄弟のように育った“いとこ”達と、毎年お盆の時期に集まり始めてから10年近く経ちます。
それぞれの伴侶を伴っての「いとこ会」が開けるのも、その頃つくられた貴重な財産ですね。
最近になってそのことがようやく判り始めました。
貧乏だったけれども豊かな時代を語らいながら、昨夜は楽しいひと時を過ごしました。

9月で定年退職をするという友人から突然手紙をいただきました。
丁寧にもお母さんからのお手紙も別封筒に入っておりました。
20年ほど前の関わりがあって、無事に定年まで勤め上げることができたという喜びの便りでした。
私が委員長時代のなにかの関わりだと思いますが、そのなにかを残念ながら私は覚えていません。
おそらく会社を辞めたいという彼に対して何らかの助言をしたのだとは思いますが…。
しかしそのことを彼は母親に話すとともに、ずっと心のどこかに留めて、歯を食いしばってがんばってきたのだと思います。
早速、彼に電話をして「よくがんばったね、お疲れ様でした」と伝えました。
お母さんとも話をさせていただきましたが、お盆休みの最後の日に、もの凄く温かいプレゼントをいただいたような気持ちになりました。

いい1日でした。
いい夏休みでした。
幸せです、感謝します、ありがとう。
明日もいい日でありますように。


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2 コメント

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先日も (川村)
2011-08-16 11:29:17
小塚さん、青木さんも定年ということで挨拶にきておりました。つらかったけど楽しかった、時代も移り変わるのですね。
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久しいですね (管理人)
2011-08-16 19:38:09
あの川村くんですか?
そうだとしたら久しぶりです。
お元気ですか。
いろいろありますけど、あっという間に時は過ぎますね。
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