20代の頃、毎年四国の多度津へ行った。
仲間と車に乗り合わせて、名古屋港や神戸からフェリーで行くのも楽しかった。
四国の多度津にある本部で講習を受けるのが目的だ。
民宿に泊まりこんでの講習だが、隣町の丸亀にある“一鶴”へ行くのも目的のひとつである。
この店は少林寺の創始者である宗道臣先生が大好きな店であり、私たちも同席させていただいたことのある思い出深い場所だ。
骨付鳥とは鳥のもも肉を焼き上げたものであるが、“一鶴”のそれは他の店とは一味も二味も違う優れものだ。
にんにくをガンガン利かせた特製スパイスで表面パリパリに焼き上げた骨付鳥は、一度味わうと忘れられない。
そんな訳だから私たちの青春の味でもある“一鶴”の骨付鳥。
いまは四国へ行くこともなくなってしまったが、年に2回だけ四国の“一鶴”から骨付鳥を取り寄せる。
楽しみにしていたその骨付鳥が今日届いた。
怖いものがなにもなかったあの頃を思い出しながら・・・
若かったからこそ許された数々の失敗を思い出しながら・・・
骨付鳥の骨までかぶりついて我が青春の味を堪能した。
今日はいい1日でした、ありがとう。
明日もいい1日でありますように。
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