【難読漢字】
「市井」って読めますか?

「しい」は間違いです
気になる正解は❓
突然ですが
「市井」という漢字
読めますか?
人が多く集まっているところを指します。
正解は「しせい」でした!
わかりましたか?

現代ビジネス編集部
余談ですが
「市井」の読み方と意味とは?
「市井」の読み方は、「しせい」です。
意味は、人の家がたくさん集まっている場所、町、市街地、ちまた、庶民が生活をする場所などです。
「市井」の「市」は市(市場)のことで、「井」は井戸(水がある場所)のことです。

古代中国で生まれた言葉で、井戸(水)がある場所に人々が集まって、市が立ち、生活する場所ができることから、庶民が生活をする場所を「市井」と言うようになったといわれています。
また、市街地では道が「井」という字の形をしているから「市井」という言葉ができたという説もあります。
「市井」だけではなく「市井の人(しせいのひと)」という言葉になると、市民、市中に住む人、市中に住む庶民、という意味になります。また、「市井の臣(しせいのしん)」という言葉もあり、「臣」は一般市民のことで、意味は「市井の人」と同じです。
「市井の徒(しせいのと)」という言葉もあります。
「徒」は多くの人々のことで、市民や庶民のことを意味し、本来なら「市井の人」と同じ意味になるのですが、「市井の徒」という場合は「市井の無頼の徒」を指します。
「無頼(ぶらい)」はならずもののことで、「市井の徒」とは市中に住む素行の悪いならずもの、市中に住む悪いことをする人、という意味になります。