プレイバックシーン
●2018.7.19. am 11:59
エアバス A380 タイ国際航空
90秒ルールとは?
何気なしに機体を見ているが、非常口を意識した事はない。
しかし、よく見ると確かにドアはよく判る。
しかし 業務用ドアではないので開いたところを目にする事もない。
搭乗すればこれは話は別になリ、安全の栞などに目を通し最寄りの非常口は確認するだろう。
非常口のタイプと数により座席数が制限される事のルールが決められているが、
素人の小生、全く知らなかった。
脱出時、片側の非常口で90秒で脱出できる条件がクリア出来なければならない。
そんな事も意識してレンズを覗く・・・とボディを見る目も変わるだろう。
✳️チョット エアバス A380 タイ国際航空 の機体の非常口を見てみた
片側の
★メインデッキ 5カ所
★アッパーデッキに 3カ所
わかりますか?
向きにより確認できますね〜この数が座席数と係わる。(下記)
●2018.7.19. am 11:59 ブッシュバック開始
主翼・尾翼 全て作動チェック 全機やってますね!
確かに、非常口はよくわかる。
バンコックへ
タイ国際航空 座席 全座席数 507席
★アッパーデッキ
ファーストクラス 12席
ロイヤルクラス 60席
エコノミークラス メインデッキと合わせて 合計 435 席
★1階 メインデッキ エコノミークラス
✳️非常口について、ある本から抜粋してみた
90秒で乗客全員が脱出出来なくてはならないルール
旅客機のドアについて
非常口の数に左右される客室定員
旅客機には、半分の非常口が使えなくても乗客全員が90秒以内に脱出出来なくてはならないルールがある。
それを可能にするように非常口が設置される。
非常口1カ所あたり、どの位の座席を装備できるかは、非常口のサイズや形状によって決められている。
例えば、ワイドボディ旅客機で一般的なタイプA非常口(幅1m以上×高さ1.8m以上)の場合は、
非常口1カ所あたり110席まで認められている。
メインデッキに5ヶ所、アッパーデッキに片側3カ所、
合計8カ所のタイプA非常口を備えたエアバスA380の最大座席数が880席とされるのは、
こうした非常口のキャパシティ(ドア1カ所あたり110席×8カ所)によるものだ。
又、ボーイング737やエアバスA320の
主翼付近に設けられている小さなタイプⅢ非常口(幅50㎝以上、高さ65㎝以上)で
認められている座席数は9席に過ぎない。
もちろん、非常口の大きさでけでなく、位置も重要になる。
極端に言えば、前方に非常口を集中して配置して、
後方に殆ど設けないということでは全員が安全に脱出する事が出来ないであろう。
そこで新しい飛行機が作られた時は、実際に90秒で脱出できるかどうかも試験される。
★1インチ=2.54センチメートル
✳️機種によっての非常口は当然異なるが、A320➡︎A321 胴延長型機はタイプA 4カ所となる
エアバス A320. 主翼の上に小さな扉が2カ所ある。大きのは前後に2カ所
⬇︎
エアバス A321 4カ所となる
ジャンボ機 5カ所となる
787-8 4カ所となる。搭乗口も非常口となる。
このように見てみるとなる程と思う。
以上