NYダウ 24,578.99 前日比 +727.97 現地時刻 : 15:15）ドル円が１０５円台を回復

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共同通信
　【ニューヨーク共同】10日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は大幅反発し、前日からの上げ幅は一時940ドルを超えた。トランプ米大統領が減税などの景気対策の検討を表明したことが好感され、買いが先行した。

米株式〕NYダウ、急反発＝一時900ドル超の上げ（10日午前）
3月10日（火）23時25分配信 時事通信

　【ニューヨーク時事】10日午前のニューヨーク株式相場は、トランプ米大統領が大規模な景気対策の検討を表明したことを好感し、急反発している。優良株で構成するダウ工業株30種平均は終値で2013．76ドル安と過去最大の下げ幅を記録した前日から一転、この日は寄り付き直後に一時前日終値比900ドル超高となった。午前10時現在は696．47ドル高の2万4547．49ドル。ハイテク株中心のナスダック総合指数は229．46ポイント高の8180．14となっている。
　トランプ米大統領は9日、新型コロナウイルスの感染拡大で打撃を受けた業種を対象とする給与税減税や所得補償など「大規模な」景気対策の実現を与党共和党に働き掛けると表明した。財政出動で景気下支えに乗り出すもので、深刻な影響を受けている航空、クルーズ、ホテル業界と調整しているという。これを受けて、投資家心理が幾分改善し、対象となる業種の銘柄を中心に買いが広がっている。
　ただ、買い一巡後は利益確定の売りに一部上値を削り、伸び悩む展開。トランプ氏はこの日に共和党執行部と景気対策の規模について協議すると強調しており、具体的な内容を見極めたいとの思惑も広がっているもようだ。
　個別銘柄では、原油相場急落を受けて前日大幅安となったシェブロンのほか、ゴールドマン・サックス、アップルがいずれも4％超高となり、ダウの反発を先導。アメリカン航空グループは6．6％高、デルタ航空は3．4％高。クルーズ運航大手カーニバル、ホテルチェーン大手マリオット・インターナショナルはともに4．2％高で推移している。（了）

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ドル円が１０５円台を回復　ストップ巻き込んで東京時間の高値突破＝ＮＹ為替速報
4時01分配信 

　ＮＹ時間の終盤に入って再び、ドル円に買い戻しが強まっており、１０５円台を回復している。トランプ大統領が共和党議員らに、給与税は選挙まで免除が望ましいと打診したと伝わっており、戻り売りに押されていた米株が息を吹き返し、ダウ平均の上げ幅が再び７００ドルを超える中、ドル円も買い戻しを強めている模様。ストップを巻き込んで１０５．２０円近辺まで上昇しており、東京時間の高値を突破している。

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